416.「サド侯爵夫人」

主なキャスト:蒼井優・美波・神野三鈴・町田マリー・麻実れい・白石加代子
作:三島由紀夫 演出:野村萬斎 舞台監督:澁谷壽久
公演記録:2012.3.24〜25@シアター・ドラマシティ(大阪)
あらすじ>>一七七二年、九月。サン・フォン伯爵夫人とシミアーヌ男爵夫人が、招きに応じモントルイユ夫人の屋敷を訪ねて来る。夫人を待つ間、二人の間で交わされる会話は、夫人の娘ルネの夫・サド侯爵の犯罪と逃亡にまつわる醜聞について。サン・フォンはサドの悪徳に酔うように語り続け、シミアーヌは幼馴染であるサドをかばう。
ようやく姿を見せた夫人はサドの窮地を救うための招きと切り出し、二人の貴婦人が持つ人脈を駆使するよう依頼するのだった。だが、夫人の願いを引き受けた貴婦人たちが辞去する間際、ルネが現れる。ついで妹アンヌも現れ、サドの行方と姉妹に対する「ある事実」を告げ、夫人を激昂させる。

一七七八年、九月。サドが逮捕されてから六年が経った。ルネはこの間、夫の脱獄を手引きするなど大胆な行動も起こしたが不首尾に終わっている。この日、モントルイユ夫人の尽力によりエックス・アン・プロヴァンス高等法院からサドの赦免の知らせが届き、母娘は和解したかに見えた。
ところが屋敷に立ち寄ったサン・フォンは、自身の驚くべき悪徳の経験を告白すると共に、モントルイユ夫人がサドとルネの間を引き裂くべく巡らせた「計略」を告発する。

一七九〇年、四月。サド侯爵が再逮捕されてから十三年が経ち、パリの巷は九ヵ月前に起こった革命のため、いまだ熱く沸き立っている。民衆に解放された議会は王の命令による逮捕を無効にし、サドの釈放も時間の問題だった。王侯貴族を廃する世の流れを見越し、アンヌは夫と共にヴェニスへ亡命を計画。母モントルイユにも同行を勧めるが、「王のいる限りは」と断られる。
激烈な転換を遂げようとする時代。ところが革命の熱いうねりも、長年待ち望んだはずの夫の釈放にも、ルネは関心を向けてはいなかった。
そこへ、メイドのシャルロットが「サド侯爵の帰還」を伝えるが……。

今まで2回観て2回ともがオールメールキャストだったので今回初めて女優陣での「サド」っすおっ!(きらーん)しかも実力派揃いの錚々たる面子なので楽しみすぐるっ!…と待ち構えておったのですがー…。そうだったよ…。これって時間が長いんだったよ…。(黙)土曜日の夜公演で取っちゃってたもんだから昼公演に交換して貰えないか(病気休職ちうだったのでー…。苦笑)探してたんだけど結局見つからず…。(滅)…ま、そんなもんですよね。チケットは劇場先行の2次受付だったかで取ったから12列 19番ってので悪くなかったし交換してもっと後ろの席とかになるぐらいだったらこれでよかったのやも??(え)同等席とかって結構難しいしね…。(苦笑)話の内容はぜぇーんぶ頭に入ってるから今更戯曲も読まなくていいし。(おい)前2回の演出に比べたら今回のはシンプルすぐるぐらいにシンプルでー。無駄が極力排除されてるって感じ??1幕、2幕とメイドさん(町田マリーさんの役どころ)が一生懸命シャンデリアをロープで引き摺り上げる(3幕目は転がったままだた…)シーンが差し挟まれておったんだけども。アレって今回オリジナルの演出ですよねぇ??(おぶおぶ)これまで観たことなかったシーンだったと思うんだけどー…??最初観た時はあんまよく分かってなかったんだけどたーぶーんこう女性性ってことでいろんなしがらみにがんじがらめにされてるとかそういう意味での演出…なのかな??(え?)家だったりメイドさんだったらご主人様だったりこういろいろ簡単には外には出て行けない時代背景みたいなのとかそういうのを表現してるのかなー、と。3幕目は革命が起きたりしてメイドさんもその運動に加わって行動を起こしたりしててご主人様との関係性とかも変わってしまってるみたいだしルネ(蒼井優さんの役どころ)もサドが釈放されて戻って来たってのに自分は早々に出家して尼僧になるとか決心しておったりして家から解放されたりしてるしそういう軛みたいなのが無くなったってことでシャンデリアはそういう役割を果たしておるのかしらん??なぞ。あと炎の演出が目立ったかな。サドの肖像画が業火に焼かれるとこなんかもわざわざ家の中まで火に包まれてるみたいな演出になっておったりなんかしてたし他にも革命が起きてるとこでも炎に埋め尽くされてる演出になってましたもんね。これって何だろ??地獄の業火に焼かれるとかそういう感じの演出なのかしらん??(おぶおぶ)今までそういう感じの演出で観たことがなかったからいまいち捉え方がよく分かんなかったんですけどもー。(苦笑)サドに対して相反するキリスト教的思想とかそういうのを持ち出すための伏線??(おぶおぶ)ま、今回女優陣ってことで女の業みたいなのが全面に押し出されてる印象が強かったかなー。やぱーり女の人の役は女の人が演じてる方がしっくり来るっつか。(えー…)いやまぁオールメールはオールメールでそれぞれそのよさっつか演じてる人たちもベテラン揃いだったりしたし演技の上手い人たちばっかりで観れたのでそれはそれで悪くなかったとは思うけれども。でもまぁ細かい感情の起伏っつか情感の機微みたいなのは女の人が演じてる方が分かりやすいっちゃぁ分かりやすいっつかしっくり来ると思うのー。(え)

今回は特に蒼井優ちゃんが主役ってこともあるけど気迫がものすんげぇ半端なくてすっごくよかったのすーvv見た目は変わらないんだけど演技力??で段々年老いてく感じっつかもう3幕なんか疲れ切った老婆みたく見えたもんねっ!!!(驚)ルネ自身にそんなつもりは毛頭ないしサドの前では絶対的に美しく年老いたりしないやうに努力に努力を重ねて昔と変わらない姿でいようとしてるんだろうけどいくら頑張ったところで年齢は誤魔化せないし今みたくいろーんな技術があるわけじゃないから(苦笑)「おまいは魔女かっ?!」みたいなことにはならないわけでそ??(爆)声なんか確実に低くなって来るし皺だって深く刻まれて来るし。サドにほぼ半生を狂わされて犠牲にしたり失ったモノも多かったはずだしその分苦労がもろに肉体的にも精神的にも跳ね返って来て当然だと思うし…。そうなると見た目だけでも若いままっ!なーんて奇跡に近いと思うよ??そんなの無理無理無理無理っ!!!(爆)…っていきなり結論からで申し訳ないけど。(苦笑)衣裳も今回はドレスドレスしてないっつか結構現代風なテイストだったんじゃないかと。(え?)前2回はロココ調っつかごてごてしたドレス姿で演じておられたと思うんだけど今回はキャストの性格に合わせたっつか全員黒が基調にはなってるんだけど衣裳だけは軽やかないめいじだったかなー、と。…あ。でも蒼井ちゃんの衣裳はちょっと特別だったか。(え)…ま、主役だから特別っちゃぁ特別なんだと思うんだけど一番ドレスっぽかったし。見た目上品っつかさ。(は?)特に貞淑でがぶり寄ってくとこなんかはそんな感じだったし。(何だ、それは??←)でも衣裳だけ着飾ってみても段々仮面が剥がされて化けの皮が向けちゃうとこなんかは秀逸vv(え)もしかしたらルネってのは根っからのMっ気のある性格だったのやも??(おぶおぶ)みたいに思わせちゃう。(えー…)それだからサドに対抗出来るっつか。んー…対抗…ってのとはまた違うな。なーんて言うんだろ??今までいい子、いい子で育てられて来て周りにそういう反面教師的な人物像みたいなのがいなくて。父親も裁判官でお堅い人で当然母親ってのも同じく堅物で家柄だとかそういうのを重んじててサドとの結婚にしたって玉の輿っつか自分の家からしたら格段に格上の家柄だから娘をやることに決めたみたいなとこがあったりするんでそ??それだからけこんしてからサドのそういう破滅的なっつか刹那的な生き方みたいなのに触れて開眼しちゃったんだろねー…。(苦笑)「サドは私なんですっ!」って訴えかけるとこなんかもうサドに対する恋心とか愛情とかそういうモノなんかよりもまず憧れみたいなそういう高みに昇ってみたいっ!っつー感情が抑え切れなくて溢れ出しちゃってる感じ??(え)思いっきりくらーい感情に裏打ちされてるっぽいのに目だけはぎらぎらと輝いてるvvサドを理解したいとかそういうのよりもサド自身になりたいっ!って感じかな。それで世の中の全てを手に入れられるとでも思ったのかもしれない。サドの逃亡を企てたのだって元々はルネ自身がそういう風に仕向けたって感じだし。アンヌ(美波さんの役どころ)は納得しないだろうしあの時サドははっきりとルネよりもあたしのことを選んだのよ!って主張すると思うけどそれだってルネからしてみれば「アンヌと一緒にのんびり旅行でもしてらっしゃいなvv」みたくサドに吹聴したのかもしれないし。それだからアンヌに「お使い」発言なんかも出ちゃったんだろね。(苦笑)自分がサドと一緒に旅行になんか出たら目立ち過ぎるからアンヌとだったらまぁ安心vvとかな。(爆)どうせ商売女とただならぬ関係になってぐちゃまらになってるのは分かってるわけだからアンヌとそういう関係になったとしてもそれは浮気ですらないみたいに考えてたのかもしれない。それにアンヌとの関係は健全性があるけど自分とサドはクリスマスの夜の背徳関係で強く強く結ばれておってそういう共犯者めいた関係性っつかそういう秘密があるからかろうじて立ってられるみたいなとこがあったのやも??結局どこまで行っても暗いんだけどねー…。(苦笑)女性性に縛られてはいるもののそういうとこだけは革新的っつーのかな。進歩した女性みたいなのを感じさせるいめいじになってたり。特に麻実れいさんの衣裳なんかはそんな感じ。1幕の乗馬服もだし2幕のボンテージワンピースも超かっけぇくて随分とお似合いで御座いましたことよvv今までサン・フォン(麻実れいさんの役どころ)ってどことなく蓮っ葉なこの時代にしたらアウトロー??…ま、簡単に言えば不良少女(そんな簡単なもんじゃないけど。苦笑)ってな具合だと思っておったんだけれども今回はもっと妖艶ないめいじになっておったかなー。特に2幕の黒ミサでも自身の行為について滔々と語るとこなんかエロすっwww今までも麻実さんが出ておられる舞台は何回かお目にかかってるはずなんだけどどっちかっつーとお堅い役っつかあーんまり羽目を外してる役ってのを観たことがなくて…。(苦笑)確かにかっこよくて気品が感じられていいとは思うんだけどそこまで面白みがないっつか。(爆)賢くまとまった演技をされる方なんだなっつー印象が強くてそこまで思い入れがあったわけじゃないんだけど。(おい)今回はきっと演じてて楽しかったんじゃないのかなー??と思うぐらいに役の印象とぴったりvvって感じで。あと出て行ったメイドに対してかなーりベタベタするシーンがあったりしてこの人ってばどっちもイケる口??とかとか。(爆)クビにしたっつーよりかはメイドの方が勝手に嫌気がさして出て行った方が正解??(え)

白石(加代子)さんは口調が口調だけにどんな役を演じておられても「ザ・白石加代子で御座いますぅ〜!」(は?)って感じなんだけど。(苦笑)どんな台詞を喋ってても基本「百物語」(…実際観たことないんだけど。爆)ないめいじなんだけど観てる間に段々違和感なくしっくり馴染んで来ちゃうっつか…。(苦笑)今回の衣裳はチャイナ風??ちょっとだけ日本風??帯の代わりに錦糸の紐で腰元を結わえてあるのが特徴的。娘を説得しようとしてるのにあの口調ですっ呆けられるとどうにも笑えるvv(えー…)今まで「サド」観てても笑えるシーンってのはそーんなにまでなかったと思うんだけど今回白石さんのおかげで(?)結構笑いに昇華されちゃってるシーンが多かったやうなー??…ま、ゆるーくだけどねvそれにしたって女が女を演じるとここまで打算的っつかいやらすぃー感じになるかな??ぐらいに母親として嫌味ないめいじが強かったのも今回初めてかもしれない。(え?)娘が不憫で…ってのも何割かはあるのかもしれないけどそれよりもまず保身に走ってもがいてるのが見え見えだったりとか…。(苦笑)口に出して説明すればするほど虚しく空回りしてくことよ…。(黙)あんなに延々とルネに「サドと別れろ、別れろ」って言ってたくせに心を入れ替えて戻って来るならそれはそれでサドを受け入れてもいいとか言っちゃうぐらいに結局はサドの家柄にすがってでも自分の家の再建だとかそういうことに拘ろうとするとこなんかがもうちっさっ!って感じで。(苦笑)見た目はねぇ…おっきいのにねぇ…。(爆)いつもの白石さんの役だったら「どーんっ!と来いっ!」っつってなーんでも受け止めてくれそうな肝っ玉母さん的ないめいじが強いんですけれど。(苦笑)今回はそれとは反対っつか小市民的役柄っぽかったかなー、と。結局この母親もルネに負けちゃうんだよね…。(黙)ま、ルネの方が主役だからっつーのもあるんだろうけどルネの方が一回りも二回りも上手っつか怪物でしかなかったから。理解の範疇を越えたとこで存在してたから。貞淑の仮面を被った正真正銘の化け物だったのはぢつは自分の娘だったっつーね。(苦笑)サドの方がまだ単純で理解出来たかもしれない。この母親にとったらばー。でも自分の娘なのに理解出来ないってことはものすんげぇ怖いことだと思うのー。ルネも別に今更母親に理解して貰おうだとかそういうことは考えてなくて自分とサドとで完成された世界に思いを馳せちゃってるわけだからしてそこに母親の介在する隙間はこれっぽっちも存在してなくて…。母親を嫌っておったのかどうかは分かんないけどこの人の一方的過ぎる愛情っつかそれはそれでちょっと間違った方向からだったりして分かり合えてたとは思えないしなー、と。…ま、難しいですよね。べみょうな関係だし。(黙)シミアーヌ夫人(神野三鈴さんの役どころ)は前2回に比べてかなーり幼いいめいじになってたかな、と。そういう演出になってたのかもしれないんだけど石井(正則)さんが演じてた時はただ単なる噂好きっつかゴシップ好きなおばさん(爆)って感じで耳に入れないフリをしながらどうやったって聞き耳立てちゃうのが止められないっ!(…ま、そういう仕草は今回もあるんだけど。苦笑)ってのがどんどん前面に押し出されちゃう感じだったりして。大石(継太)さんの時はー…聖女そのものズバリっ!っつかサン・フォンと対極にある人物像を確立させるためにぴしーっ!っとしたいめいじだったりしたんだけど今回はそれよりももっと…まだまだお花畑でらりらり〜♪と花冠作りだのに興じてるちょっと精神年齢の低そうないめいじっつか。(え)サドの幼馴染ってことで必死になってサドは子供の頃はこーんなに優しくて可愛らしかったvvみたいなことをサン・フォンに語るとこがあるんだけど。きっとそのままの時に閉じ込められちゃってて成長しないままここまで来ちゃった人って感じ??(えー…)3幕以降のいめいじもそーんなには変わってなくて出家しても無邪気さと天真爛漫さは失われてないっつか。ルネの心変わり??をしんっけんに真に受けてキリストの教えを受け入れようとするのを褒め称えるんだけどー…。(苦笑)ルネ自身にはそのつもりはないっつかサドに対するすーっかり諦めの境地が出家に向かわせたってだけでそれ以上でも以下でもないと思うんだよねー…。(黙)その辺りは前2回観た時の感想とそーんなにまでは変わらないんだけどサドの見た目がちやほやされなくなってしまったことで百年の恋も冷めたっつかさー。(苦笑)そういう単純なモノじゃないにしてもお耽美だったり刹那的だったりそういうとこからとおーいところに行っちゃったサドに幻滅したってのはあると思うんだよね…。こんなもののために自分は憧れてたのか…みたいなさ。(黙)同窓会でびうとは逆パターンっすよね??(え?)ものすんごい好きだった男の子が禿げ散らかしてすーっかりおっさんめいた体型で現れたりした日にゃぁ…ってヤツですよね??(滅←三島に対して失礼すぐる発言。爆)キリストにすがりたい…っ!っつーよりかはもうどうでもいい気持ち??いろーんなしがらみから離れられる場所としてこの時代そこしかなかったっつーだけでさ。他にもっといろんな選択があればルネだってもっと楽しげなところに行ったと思うんだけどー??でもサドといることでありとあらゆる快楽を得られて来たってルネが考えてるんであればサドがいらなくなった今そういう快楽めいたことはぜぇーんぶ捨ててストイックな生活に入る意味で出家って結末になったのかな、と。アンヌはー…ルネとは対照的にどんどん若返って行ってる人って感じで。(苦笑)ルネがくらーく輝けば輝くほどにどんどん明るくなって行ってる感じ??ドレスってほどのドレスでもないけれどもスカート丈がどんどん短くなってってるしvv(おい)刺し色のオレンジが眩しくてvvアンヌはルネに対するコンプレックスっつかどことなーく動物的直感でもって怖がってるとこがあるのかな、と。アンヌもサドに対する憧れはあると思うんだけどそれは数々の所業(おい)に対する憧れっつーよりかはルネの持ってるモノだから欲しいっ!っつーふっつーのぢょしの感覚を持ってる健全な女の子って感じかな。ヴェニスの話をするのだってどこか自慢げで嬉しそうだし。でも結局ルネに利用されてるだけなんだけどねー…。(苦笑)ま、最終的にサドうんぬんも忘れて幸せな(?)けこんも出来てるみたいだしアンヌはアンヌで身の丈にあった幸せがそこにあれば充分なんじゃないのかな。んー…ヒガシ(東山紀之)×(生田)斗真くんの時は姉妹のばっちばちのライバル関係みたいなのが押し出されてたと思うんだけど今回はそこまでの確執っぽいのはなかった…かな??(え)いやまぁどっちかっつーとアンヌの一方的な思い込みっつか確執っつかそういうのはあると思うんだけどルネが相手にしてないからなー…。(苦笑)さらっと受け流されて終わり、みたいな??(えー…)でも結局逃亡先がヴェニスだったりで口では「関係ないわ」とか言ってるけどやぱーりちょっとは未練もあったりなんかして??(苦笑)でもまぁ今のサドを目にしたとしてもきっとルネほどには幻滅しないと思うな。ま、それはそれで仕方ないよね??みたいなさ。サドにとってみればルネとアンヌのどっちがよかったかちょっと聞いてみたいけど。(は?)シャルロット(町田マリーさんの役どころ)はそこまでの出番はないからアレだけどそれなりの主張は持ってる人って感じかな。町田(マリー)さんの演技って結構好きなもんでもそっと観たかったんだけどなー…。残念。(黙)

カテコは3回ぐらいあったんだけどー…。蒼井ちゃんが役から解放されてちょっと放心状態っつか最初出て来た時に客席見渡しながら「…え??今ここどこ??」みたいな不安定な表情に見えたりなんかしててそれがすごく印象的ですたvvものすっごい憑き物が取れたみたいな感じで「うっわっ?!この人、北島マヤみたいっ!(きらーん)」とか思っちゃったも。(え)でもさすがに長いよねー…。(黙)結局ぜぇーんぶ終わったのが9時40分とかだったし。(滅)せっかく6時開演だったのにやぱーり3時間半コースだよ…。(苦笑)分かってたけどさー。ま、それでも長いなー…とか退屈だなー…とか感じるお芝居ではないし(3幕構成ってのがちょうどいい??おぶおぶ)3回観て3回とも鑑賞に堪えうるのでいいんじゃないかと。(偉そう←)キャスト次第ではまた観れる…かな??(え)いっそ松尾(スズキ)ちゃんあたりにめたくた不幸な「サド」とか演出して貰ったら面白くなるやも??(は?)…と言い逃げ気分でさようなら。(爆)