1246.「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-」
主なキャスト:稲垣吾郎・大鶴佐助・崎山つばさ・佐藤寛太・落合モトキ・池岡亮介・清水葉月・智順・春海四方・有川マコト・松澤一之・田山涼成・榎木孝明 原作:安達正勝 脚本:中島かずき 演出:白井晃 舞台監督:宇佐美雅人 公演記録:2023.5.12~14@オリックス劇場(大阪) |
あらすじ>>1766年フランス。パリの高等法院法廷に、熱弁をふるう一人の男の姿があった。 彼の名はシャルル=アンリ・サンソン。パリで唯一の死刑執行人で、国の裁きの代行者"ムッシュ・ド・パリ"と呼ばれる誇り高い男だ。さる貴婦人から、市中で最も忌むべき死刑執行人と知らずに、騙され、食事を共にした――と訴えられた裁判で、彼はこの職業の意義を自ら裁判長や判事、聴衆に説き、勝利を収める。 シャルルは、病に倒れた父・バチストに代わり、若くして処刑人の任を負い、経験を重ねてきた。しかし、父の旧友トランダル将軍の処刑では、大剣を用いた斬首に失敗。バチストが代わって執行、事なきをえたものの、シャルルにとってこの出来事は、斬首の困難さについて、囚人の尊厳について、思いをめぐらせるきっかけとなるのだった。 1774年、ルイ15世が死去。 新王ルイ16世は博学で、改革の必要性も理解する進歩的な人物だったが、国家財政の破綻に加え、おりからの啓蒙主義の台頭により、盤石と思われていた絶対王政に綻びが見え始める。一方、シャルルは、見せしめのための残酷な刑罰、身分によって異なる刑罰のあり方に内心葛藤を覚えていたこともあり、人道的立場から拷問を廃止する王令を発したルイ16世に対する敬愛の念を深めていく。 1788年。シャルルは、父親殺しの罪を着せられ、車裂きの刑を宣告された青年ジャン=ルイが市民によって処刑場から連れ去られる「ヴェルサイユ死刑囚解放事件」に遭遇する。国家権力の行使を市民が阻み、無益な苦痛、死を退けたこの事件は、シャルルにとって新たな時代の訪れを予感させるものとなる。 若きナポレオン、共に断頭台の製作に携わるkとになるギヨタンら、新時代のキーマンとなる人物たちとの出会いも経て、いよいよ時代の渦に巻き込まれていくシャルル。革命の名のもと、おびただしい死に立ち合いながら、彼がたどりつく境地とは――。 |
確かー…前回公演は東京公演のみか何かで大阪公演は飛んだんだったっけか??(え)どっちにしてもまだチケットも手に入れられてなかったかで(黙)配信もアーカイブなしの1日限りとかだったのですけじうるが合わず(滅)結局観れてなかったんだよねー…。(遠い目)それがキャスト半分ぐらい入れ替わり??でもって再演ってなことで。今回はキョードー大阪抽選先行でサクッとチケットが取れたんだけれども1階 7列 53番って………!!!(どーんっ!)そこまで気合いの入った席が取れると思ってなかったよ。(苦笑)死刑執行人は一子相伝…っつか国歌御用達(え)の仕事っつったらば聞こえはいいけれども結局は日本で言うところのと殺業ってか他の人たちから忌み嫌われてる仕事だからまぁその家の者でしか扱えないみたく「隔離」されてるってことなんでそ??…や、まぁ人の命とブタやら牛やらのと殺と一緒にしたらダメなんだけどもさ。(黙)でもまぁ国から委託されて嫌々ながらも「私しか出来ない…!」つて胸を張って??堂々と振る舞ってないとすぐにでも心折れそうっつか実際問題日本でもどのボタンを押したらば足元の床がパカッと開いて首括り(おい)装置に繋がってるかはだーれも分からないのだけれどもそのボタンを押す執行人の人たちもそうっとうなストレスでもってなり手がいないっつかやりたくないっつってる人たちが大多数だったりするわけじゃないですか??いっくら極悪非道な死刑囚だったとして人を殺すのに迂遠ながらも関わってしまってるっつーそのこと自体がストレスっつか何っつーか…。(黙)だからこの時代のサンソン(稲垣吾郎さんの役どころ)みたく1対1で対峙して絶対的にその人を殺さないといけないっつかでっかい斧でもって首をぶった切るとかそーんな荒技みたいなことをやってのけておったんだ??それで何らかのストレスに陥らなかったらその人の精神状態を疑うだろ??(おぶおぶ)ぐらいの??(え)いっやぁー…まっぢでその人が死刑に値するのかどうなのか??とかちょっとでも疑いを持ち始めたらやってらんねぇ…!!!ってなるわ、ふっつーに。(黙)あー…でも江戸時代ぐらいの切腹の介錯人??みたいな人たちだったって絶対的に目の前で死んでく人たちを相手にしなくちゃいけないわけだしある意味死刑執行人っつかまぁそゆ役目だったりはするわけですよねぇ??(おぶおぶ)でもある程度は自分で腹切って死に掛けてるっつったらば何だけれども(黙)ほぼほぼ9割方死んでる(おい)人に対しての施し??っつかその苦しみを少しでもラクにしてやるっつかまぁ三途の川への道崎案内人…っつったらばカッコよく聞こえ過ぎか。(苦笑)でも采配次第ではその苦しみが長引くことだったってあるわけだしそこんところの匙加減っつか何っつーか…相手が「ギブ…!ギブ…!」っつってるのにわざと放置ぷれいでもってじわじわと虐め倒すことだったって出来るわけでそ??(えー)したらばまだ死刑執行人の方がまだ潔いか。(え)でも死刑執行人だっつーことをわざわざ紹介されなかった…!ってので「騙された…!」みたいなことで訴える方も訴える方だと思うんだけども。(黙)…ってか聞かれなかったから言わなかったってヤツでそ??まぁ「ご職業は??」つて聞かれたらばキッパリと「死刑執行人をしております」つて答えることだろうけども。(え)んー…だからそれって人殺しと一緒に食事の席に座らされた…!みたいな被害妄想的なことじゃないですか??職業差別っつかまぁそゆことですよねぇ??(おぶおぶ)自分は高みの見物っつか怖いもの見たさで??遠巻きには死刑執行現場を見に行くことはあるかもしれないけれども本気でその渦中に放り込まれるっつか関わり合いにはなりたくないっつかその執行人と顔を合わせるなんてまっぴらごめん…!ってヤツなんでそ??お高く止まってるよねー…つて言われてもしょうがない案件ですねい。(滅)まぁでもとりあえずは死刑執行のルーティンがどれぐらいのペースで行われるか??はわっかんないけれどもまいっかいまいっかいそーんな力仕事でもってしかも1日に何人も…ってなことになったらばおおいに体を壊すぞ??ってか執行人1人に対して割り振られる仕事が多過ぎやしないか??(おぶおぶ)満遍なく…ってか何人かでローテーション組んで次は誰とかなってたらよかったのに。(え)でもそーんな持ち回り制(え)だったらばアレか。(何)揉めるか??(え)でもサンソンはまだ若いからいいけどこれでどんどん年取ってくばっかりでしかも後を継ぐ人がいないー…ってかサンソンってば独り身でしょ??(え)んー…ま、サンソンが好きな相手が出来たとしてその人もサンソンのことを好いてくれるとは限らないしましてや子供ってなことになったらば躊躇するっつか虐められやしないか??とか何とかー…ま、そうでなくても何人もの人を殺した手で抱き上げられたところで…みたいな??(え)しかもその子供がもしも男の子だったらば間違いなく次の死刑執行人として自動的にけていするわけでそ??サンソンはよくても母親としてはちょっとー…何っつーか…手放しでは喜べない状況ではあるよねぇ??…となるとなかなかけこんに踏み切るとかも難しそうだしだったらば独りでいる方がラク…ってかサンソンのお母さんはどうだったんだろ??まさかのサンソンが貰われっ子ってことはないだろうしさ。(え)父親の存在は語られるってかバチスト(榎木孝明さんの役どころ)健在ではあるわけだけれども病気がち??ってか年取って来たら早々に引退しないと体持たないよねぇ??(おぶおぶ)そう考えたらば断頭台は画期的っつか合理的だったのかもしれない。でもその断頭台でマリーアントワネットも処刑されるわけだからして皮肉過ぎるけども。でも王様…ってかルイ16世(大鶴佐助さんの役どころ)から認められてる…!(きらーん)ってのが唯一の心の拠り所っつかそれがあるから仕事頑張れる…!みたいなところだったのかもしれないし。(え)「きったねぇから城の中とか入って来んじゃねぇよ!(えー)」ぐらいに嫌われておったらば遣り切れないじゃないですか??(黙)国王から認められてる、対等に扱われてる…!ってのが心の支えっつかそれだから仕事続けてられるってか「王様、神…!」ぐらいに奉ってないと正直無理な仕事ではあるよねー…。(滅)有川(マコト)さんが出演してらっさるってのはキャストに名前を連ねておられたので知ってはいたんですけどもまさかのサンソンの助手役??だったとは…!(驚)黒い衣装でフードをすっぽり被っておったんだっけか??タロットカードの死神を地で行くやうな…とは勝手ないめいじでぢつは顔出ししておったかもしれないけれども(苦笑)ぜんっぜんっ!気付かなかった…。(黙)…ってか助手のグロってぜんっぜんっ!喋るシーンとかなかった…よねぇ??(おぶおぶ)サンソンの仕事の裏方??としてずーっとそばに付き従ってる執事兼従者ってな感じでもってアレはアレで必要な仕事っつかいてくれないと困る…!ってなところか。(え) フランス革命もサラっと名前ぐらいは聞いたことあるけどー…??な状況がいまいちよく分かってない。(黙)「レ・ミゼラブル」もフランス革命関係あるんだったっけか??(え)なーんとなくそれっぽいシーンがあったりして「これってー…??」と思ったり。そうして「効率化」の名の下に採用されたギロチンもとい断頭台。サンソン自身は死刑推進派ではなかったし出来るならば死刑で殺される人を少しでも減らしたいと思ってた方の人物ではある。それはまぁ自分の仕事がちょっとでも減らせれば…とかそゆ「ラク」を考えてのことではなくほんっとに死刑になるべき人を少しでも減らすためにちょっとでも何か手助けが出来れば…ってなところだったんだけども。それだけ死刑についてしんっけんに考えて悩んで悩んで頭が禿げるほどに…!(おい)ではないけれども(苦笑)まぁサンソンとしては自分が渦中に放り込まれておるが故にずーっと考えなくちゃいけないことだったし頭から離れないいっちばんの悩みだったんでしょうねい。それを断頭台を作ったのがギヨタン(田山涼成さんの役どころ)っつー自分の名前をもじって??「ギロチン」つて名付けられてそれが未来永劫使われ続けるってなった時の博士の嘆きっぷりっつか何っつーか…情けない…!(おい)…いやいやいやいや、まぁ確かに自分の名前が殺しの道具に使われてそれを後世に渡ってもずーっと使われ続けて…ってなるのは嫌だ…!ってなる気持ちは分からないでもないけれどもだったらサンソンの気持ちはどうなのよ??って話じゃないですか??たまったままぁ博士は解剖学の権威として??この断頭台作成プロジェクトに関わり合いになってそれでブレーンとして口を出し手を出し…ってことまではしてないのか。(苦笑)とりあえずは断頭台設計図作成なんかに関わってそれで形になるのをそばで見て来たってのがあるわけだけれども名前を使われるぐらいどうした??って話じゃないですか??サンソンなんかそれをずーっと仕事にして来たわけですよ。そうしてそのことが原因で嫌われて…っつかわっかりやすく嫌われてるってことはないんだろうけれどもなーんとなくみんなから避けて通られて腫れ物に触るかのやうにして当たらず触らず…的な??(え)積極的には関わり合いになりたくない人物として遠巻きに見られて来た経緯があるわけじゃないですか??それに比べたらばちょっと名前を使われるぐらい…!…ってか大体がこの舞台になるまでサンソンの名前自体聞いたことなかったけども。(おい)…ま、そもそも世界史が超超超苦手…どころか日本史ですらも苦手だったので(滅)人の名前が覚えられない致命的な勉強がはかどらない原因??…と勝手に言い訳してみる。(苦笑)なーのーでフランス革命も詳しいところは分かってない。(滅)まぁでもルイ16世もそれまでの皺寄せ??みたいなところである意味被害者なわけじゃないですか??この人一代で政治がおかしくなったわけでもないし(死)ましてやこの人が散財したからお金がすっからかんになったわけでもない。元々この人に行き着くまでの間に使い放題、遣りたい放題、前の王たちがやって来たから不満が溜まりに溜まって今ここで大爆発してるわけじゃないですか??だからって吐き出せるお金もないし「これで何とか…!」つて何とか出来るだけの政策??みたいなのもパッとはあるはずもなく。(黙)サンソンとしてはルイ16世のことだけは助けたかったしそれこそもう恥を忍んで??ナポレオン(落合モトキさんの役どころ)に密かに手紙を送って「王を助けてやっては貰えないだろうか??」つて頼み込むぐらいには必死だったわけだけれども結局助けは来なかった。(滅)…や、まぁナポレオンもそこまでお人好しじゃないっつか王政がどうなろうが知ったこっちゃないwwwってところだったんだろうしさ。(黙)…知らんけど。(おい)そうしてジャン(佐藤寛太さんの役どころ)は一度は死刑台??に送られてまぁ昔の仲間たちっつか寄って集ってボコられて殺されかけておったところをサンソンに助けられて??断頭台製作プロジェクトに取り込まれてくわけだけども。その時昔の仲間たちの側だったサン=ジュスト(池岡亮介さんの役どころ)が今度は一瞬で手の平返しされた民衆たちによって死刑台に登らされて首を落とされることになったりなんかして。(滅)ほんっつ人生って何があるかわっかんないもんですねい。(えー)まぁでもジャンも何がそんなにまでギロチンの刃の切り出し??にこだわるのか??(おぶおぶ)ってなぐらいに夜を徹して取り組むわけだけども。いっやぁー…そりゃカノジョ(清水葉月さんの役どころ)も心配するっつか「何でそこまで…??(おぶおぶ)」ってなるわな。だってそれって人殺しの道具になるわけじゃないですか??サンソンの考えとしてはこれで見せしめ??になって死刑台に送り込まれる人が1人でも減る結果になれば…ってので断頭台を作ろう!ってことになっておるわけでこれで効率よく人が捌ける…!とは思ってないわけだけれどもでも人が死ぬことには変わりないわけじゃないですか??それを自分が体壊す寸前まで必死になって研ぎ出しに関わって…ってそんな悪魔の道具に取り憑かれてどうするの?!ってなるわな。(黙)これは自分がやらなくちゃ誰がやる??ってなっておったとして「怖いわwww」ってなるよ、絶対。そうしてただまっすぐ刃を振り下ろすだけなら刃こぼれ??も大きいしまいっかいまいっかい取り換えておったらば予算的にも大変だろう…ってことで「斜めに切り出したらいいんじゃないか??」つてルイの助言通りに??やったことが裏目に出て…ってかまさかのその自分のアドバイスが自分を殺す道具の実用化に繋がるとは…ってことじゃないですか??…ま、その方が苦しみも少なくて済むし器械的に物事を進められるってかまさか自分がそれで死ぬことになるとは思ってなかったから言ったまでなんだけれどもさー。(黙)サンソンとしては仕事だから仕方がないとは言えルイ16世を屠り元愛人??だったデュ・バリー夫人(智順さんの役どころ)を屠りマリー・アントワネットを屠り…って自分の知り合いばかりを手に掛けることが続いてほとほと疲れ果てて病みそうなところをきっとして立っていた。すごい精神力の持ち主っつか心の中は暴風雨が吹き荒れておったかもしれないけれども(黙)偉いなー…と。(え)もしかしたらもう何も考えたくないぐらいに麻痺しておったとも取れる…のか??(え)民衆たちもイケイケ、ドンドンwwwっつか首を刎ねられるのを押し合いへし合いで野次馬根性で取り巻いて見物に行くとかってのも悪趣味だなー…と思いつつ。舞台だったらばこれは人形の首…と思って観てられるけれども生首ってなったらもう…。(滅)かんっぜんに4、5日なーんにも食べられんくなるー。(え)若干照明が…ってか全体的に暗いシーンが多くて意識が後退し掛けましたが。(えー)ちょっと寝不足が続いてるので持ち直さなければ。…うう。 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