389.「髑髏城の七人」
主なキャスト:小栗旬・森山未來・早乙女太一・小池栄子・勝地涼・仲里依紗・高田聖子・粟根まこと・河野まさと・千葉哲也 作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 舞台監督:芳谷研 公演記録:2011.8.7~24@梅田芸術劇場メインホール(大阪) |
あらすじ>>関東の荒れ野に忽然と浮かび上がる漆黒の城――髑髏城。その闇の中から異形の魔人が現れる。全国統一を狙う豊臣秀吉に反旗を掲げ、無法の鉄機兵とともにこの地を治める関東髑髏党の首領――《天魔王》。暴虐の限りを尽くすその行く手に、二人の男が立ちふさがった。鉄の煙管片手に、飄々と乱世を泳ぐ男――《捨之介》。そして関東一の色里、「無界」の主人――《無界屋蘭兵衛》。 三者三様の時の輪が、奇しき縁に手繰られ重なり合ったその時、「無界」の里に集う者たちに、血の匂いが漂い始める。例え戦になろうと、自ら「無界」を守ろうと心を決める女――《極楽太夫》。秘密を胸にこの里に逃げ込む娘――《沙霧》。荒武者たちを従え《天魔王》打倒の先頭に立つ若き傾奇者――《兵庫》。己の命の力だけを信じ自在に戦場を渡る男――《三五》。 そんな若者たちの行方を、諸国流浪のやせ牢人――《狸穴二郎衛門》が、密かに見守り続けていた……。やがて秀吉軍総勢二十万が関東制圧に向け動き出す。迎え撃つは参謀――《天部の将監》率いる関東髑髏党の鉄機兵、二万。風雲急を告げる髑髏城へ、ついに《捨之介》が乗り込んでいく。 一九九〇年、初演。七年ごとに再演を繰り返してきた乱世の伝説が、今、新たな物語として鼓動を始める。 |
いちお7年前のアカドクロバージョンの方は2回観たことはあるけれど。んー…っつっても今回は新感線役者さんたちがメインどころで出てるんじゃないしなーんとなく外部公演な感じが強かったりとかー…。(え)でもまぁおぐりん(小栗旬くん)だの森山(未來)くんだの(早乙女)たいっちゃんだの出てるとなればチケット争奪戦は怖過ぎる…っ!!!(がくぶる)さすがに千秋楽とかは無理でしょうよ??ってので外して申し込んだのでなんっとかっ!前楽昼公演で2階 6列 10番な席がやって来ましたですことよvv…って2階かぁぁぁぁぁぁ……。(何)しかも3列目圏内とかじゃないのだなぁ……。(黙)むう。大学時代のクラブの同期の男子は嫁の影響で(え)大阪公演だけじゃなくて東京公演にも行くのだとか…。変われば変わるもんだなー、と。(しみじみ)つかあっちは嫁の友達が新感線FCに入っておられるとかなのでさすがにいい席が届いておるんだろうけれどもっ!…とそうしてあーんまり楽しみにしてなかったわけでもないんだけれども(おい)なきゃやまさん(中山祐一朗氏)の宴(は?)に踊り狂っておりなにげに公演飛ばしそうになったぐらいだ…!(爆)しかも直前になって怖い怖いふぇすぶの怪(おい)に巻き込まれて頭真っ白けっけにょろり~ん(え)となってしまったため2階席だっつーのにオペラグラスも持たずにふらっと行ってしまったため顔よぉーわからーんっ!(バカ)役の区別ぐらいは付くけれども気持ち的にどうでもよさげ感満載??(滅)ネタバレは観てないけれども当日パンフでちらりと見たらば今回捨之介と天魔王が1人2役じゃなくて分かれて演じることになってるんだとー。…そう言えば前回は新ちゃん(古田新太氏)がどっちの役も演じておって結構天魔王の鉄仮面の中身(は?)をなかなか見せて貰えなくてやぁーっとこ待って待って待たされて「うっそぉーんっ?!まさかの双子ぉぉぉぉぉぉっ???!!!(…違います←)」な展開が待っておったりしたんだけれどもその点今回は捨=おぐりん、天魔王=森山くんになっておるので最初っから森山くん見せ見せ(おい)でサービス満点になっておりますたvvあとはー…贋鉄斎が(高田)聖子さんになってたので「あー…また男役やるんだわ…」と思っておったらばー…!贋鉄斎本人は死んじゃっていなくなっちゃっててその嫁(え)が名前を引き継いで刀打ちになってるっつー…。(苦笑)まぁーったく新しい展開だな、おいっ!それに捨と天魔王が分かれることで今回から関東髑髏党・天魔七部衆っつーのが出来ておるっつーのに開幕から1週間経ったぐらいで(吉田)メタルさんが骨折しておったのが判明したとかで代役に誰かぁーっ?!ってのも間に合わなかった(誰かを昇進(?)させると今度はその役をやれる誰かがいなくなっちゃうパターン…。それだけどの役も重要ってことなんだろうけれども。黙)みたいで天魔六部衆っ!っつってたりして…髑髏城ってそこらかしこに七人衆(メインどころも7人で形成されてるし)が出て来るってのが見どころの1つなのに1人減ってるし…!(死)最近新感線ってば怪我人多いよねー…。つかまぁそれだけ団員さんたちが無理出来ないお年頃に差し掛かって来てる(おい)ってのもあるしそれだけ危険が渦巻いてる(逆に今まで何もなかった(大事にならなかっただけでちょこちょことはきっとあったんだろね…)ことの方が凄いっ!←)ってことにもなるんでしょうなー。(遠い目)メタルさんも無理せず休める時は休んでちゃんとしっかり体を労わって欲しいものですがー…東京公演は復帰されておるんですかねい??(気がはえぇよっ!爆)キャスト陣が一斉若返り(おい)したってのもあるけど…全体的に総体重も軽くなったっつー感じで。(おい)大体捨=新ちゃんと兵庫=(橋本)じゅんさんの両巨頭(え)だけ取ってもずっしりどっしり重み充分www(爆)だったのが今回おぐりんと勝地(涼)くんだもんなー。(何)あたし、何が好きって新ちゃんがあれだけずっしりどっしりしててさぞやおみ足もたっぷりでっぷり(え)してるんだろ??ないめいじ(…ありません??←)なのに足だけは…!(は?)手羽先みたくきゅっ!ぷりっ!と締まっててしかもちゅるんちゅるんに無毛(だから)でキレイキレイ~♪なとこがいいんですよねーvv(うっとり)たぶんそれだけ舞台上を走り回って殺陣もちゅんちゅん(え)こなしてれば足もそれだけ鍛えられて引き締まって来るっつー計らずもダイエットになってる!(…その割に体が鍛えられないっつか絞られて来ないのは連日連夜飲み歩いておられるからなんでしょう…。黙)おかげなんだと思うんだけどもー。んー…まぁおぐりんの足だってちゅるんちゅるんでキレイキレイ~♪ではあったんだけどいかんせん当たり前に細いんだよねー…。そこにギャップみたいなのは…ないっ!(おい)体も引き絞れてておまけに足も細いってのは想像通りだし当たり前にふっつーのことだ。ちらりずむで着物の裾からば…っ!と白い生足が拝めたとしてもー…そこまでの有り難味が感じられない…。(それって趣味の問題だろ??←)要は萌えないんですよねー…。(黙)新ちゃんは太ってようが(爆)テレビでどれだけずんぐりむっくりしていようが(同じぢゃっ!←)舞台の上ではかっけぇーっ!!!(ひゅーひゅーvv)ってのにはそれなりに訳があるんですぅー。(は?)…なんだけどおぐりんはテレビの上でも舞台の上でもかっけぇことには変わりがなく…。それにそのぉー…ずっしり感が失われるってことは重厚感がないってことで華奢過ぎて怖いのぉぉぉぉぉ………ってこともあるのだ。(は?)…ぢょしか??(え)ピンチに巻き込まれそうになったら手助けしたらなー…!と親戚のおばちゃんのやうな目線になってしまうことしばしば…。(えー)兵庫も野武士っつか農民上がりで自称武士(爆)な野性味溢れる持ち味がよかったと思うんですけど勝地くんからは土のニオイがしません…。(そりゃそうだ)…都会風??(え)ここにももそっと重さが欲しいのよぉぉぉぉぉ。(贅沢)…ええ、分かってます。充分ないものねだりなんだってことは。太ってくれとは言いません。(爆)でもなー…演技までかるーくなっちゃったみたいでどうにも馴染めなかったのだよなー…。ま、後半に向かって2人とも伸びて来た(…偉そう)とは思うので東京公演にはきっともっとしっくり来るとは思うんですけどね…。 対して天魔王っすおっ!!!いっやぁー…もう森山くんってば新感線準レギュラーみたいな立ち位置だし(は?)天魔王の押しとかマジ半端ねぇっすっ!!!(え)悪役って超おもしれぇっすよねーvv(え?)今日はどんだけ主役を喰って喰って喰い尽くしていたぶり尽くしてやろうか??!!(お前を蝋人形にしてやろうかっ?!ってなノリ??←)できゅんきゅんしちゃいますよねーvv…や、まぁそりゃバランスってのがあるので天魔王ばっかり目立っちゃっちゃぁしょうがないのでその辺の力加減とかはちゃんと考えられてると思いますけれど。(苦笑)それにしたって今回役が別々になったことで構造としては分かりやすいし大体新ちゃんが1人右往左往(…ま、全然そんな風には見えないやうにはなってたけどなっ!←当たり前)するよりかは安心して観てられるっつーのもある。(えー…)そうして捨と天魔王と蘭兵衛が3人とも織田信長の影武者っつかブレーン3人衆な家来だったっつー流れも自然だし。蘭兵衛ってやぱーり蘭ちゃん(森蘭丸)だったのねーvvあたし、蘭ちゃん好きなのさーvv(逝ってろ)前回は水野美紀嬢が演じておったと思うのでそこはかとなーく天魔王と蘭兵衛の闇の契約を交わすちゅぅシーン(爆)にエロすっ!!!があったんですけど今回はー…ま、たいっちゃんも男っつっても女役と半々(は?)みたいな中性的ないめいじだしBLっぽいエロすぅvvとかはなかったんじゃないかと。(え)強いて言えばヴァンパイヤぁっ!!!(おい)…そうそう。こないだ「吸血鬼を演じて貰いたい俳優ベスト10」だかのをちらりと見たらばー…1位ががっくんちょ(GACKT)で2位以下に水嶋ヒロだの向井(理)くんだの名前が挙がっておったんですけどたいっちゃんとかいいかもしんなーいvv…つかがっくんちょって…俳優か??(素)っつー疑問は甚だあるんですけれど。(黙)ってムンチャ(映画「MOON CHILD」)の時にはがっくんちょと揃ってはいのんも吸血鬼役だったぢゃないかぁぁぁぁぁぁっ!!!…それなので1位と2位は並んで取ってもいいはずだっ!!!(え)…閑話休題。(ふう)蘭ちゃんとしてはさー織田信長と添い遂げたかったー…っ!なとこがあるじゃないですかぁ??(…とここでBL要素を引き合いに出してみる←)…なのにそーんな簡単に生き血(…この場合死んじゃった後に残された血ってことになるわけだからー…死に血??←そうは言わないだろ)を啜ったぐらいで天魔王に心まで囚われの身~♪とか…お手軽すぎだおっ!!!ちみはそんなに尻軽だったのかっ??!!(…ちょっとぉー??違う展開になってますよぉー??←こそっ)1位じゃなくちゃダメですかっ?!2位じゃダメなんですかっ?!(爆)…いやいやまぁまぁ天下人っつー地位に弱すぎだっつのー。(黙)それまで自分がどんな思いで無界の里を立ち上げたかとかもぜぇーんぶうっちゃって何もかも忘れて敵に寝返るとか…どうしちゃったのさー?!ちょっとそこの展開が早過ぎてちょっと弱い。(え)沙霧(仲里依紗さんの役どころ)は前回よりももっと犬っころみたくなっちゃってましたねい…。(は?)犬っころっつかー…少年兵??(自分的ブームvv←)こんなわちゃわちゃした役だったっけか??と思ってー。(え)捨との触れ合いの数々(は?)とかももちょっとあってそれが好きだったのになーんか反発し合ってるシーンの方が長くてたるんじゃうー。(言ってろ)太夫(小池栄子さんの役どころ)はお色気路線たぷーり増量ちうvvって感じで。(おい)…や、前回の坂井(真紀)さんにお色気がなかったとかそういうことではないんですけど(爆)何だろ??姐さんっ!要素も強くなってるし太夫のいめいじはだいぶよくなったんじゃなかろうか、と。三五(河野まさとさんの役どころ)はナルシストっぷりよりも裏切り要素の方が強くなっちゃいましたね…。(苦笑)どこでそういう路線に転換しちゃったんだか…。(え)ま、「鋼鉄番長」(観劇日記No.349参照)の時にさんっざんっ!裏切りまくって来てたのでたぶんその流れなんでしょうなー…。(苦笑)「鏡だけが友達さっ!(きらーん)」なとこがなくなって権力のニオイがする方へする方へ流されてって最終的に逃げ通せるっつー才能(は?)が開花しまくりでしたことよwww粟根(まこと)さんはー…もうちょっと見せ場があってもよかったと思うんですけどー…!森山くんの悪役ブレーンスキルが高過ぎて粟根さんぐらいじゃ追い付かないですもんよー…!(え)(高田)聖子さんも贋鉄斎と言えば百人斬りのシーンで一振りしちゃぁその場でかんかん刀鍛冶ってのが一番の見せ場なのにそこんとこは勝地くんに譲っちゃって「後は若いお2人で何とかー…」なお見合いババァになっちゃってるぢゃんっ!(…そういうシーンはないでつ←)や、まぁ聖子さん出てると和むわ~…(ずずっ←縁側でお茶。爆)ってなっちゃうんだけど百人斬りシーンのコミカルさ(新ちゃんと(梶原)善さんの絡みはそうだった)より先にどんどん面白シーンが出て来ちゃっててもったいないー。(え?)しかも百人斬りのとこなんか面白味とかばっさりカットされてたからね…。(黙)何なのさー!(え)あぁでも髑髏城に攻め入ってからの磯平(礒野慎吾さんの役どころ)はやぱーり鉄板でうるっと来ちゃう…っ!いい仕事してますなー!(しみじみ)ほんつ弟思いのお兄ちゃんって感じでかなーり好きっすっvv鎌の磨きっぷりも誉められちゃうしねっ!(笑) あー…でも今回お歌も入ってないし体重が軽くなった分(まだ言うかっ!←)内容は真面目路線っつか重みを持たせてるって感じだったんですけれどもそこはもそっと面白があってもよかったんじゃないのかなー、と。ま、そこは新ちゃんみたく手馴れた役者さんたちがやってたから面白も生きて来るってのがあったんだと思うし今回キャスト的に役を演じることにいっぱいいっぱいでその他のことまで気が廻らない…っつかいい意味でストイックな役者さんたちが集まってるって感じがするのでこれはこれで今の髑髏城の色ってことになるんですかねい??7年ごとに…!ってことは単純に考えて7年経てば役者さんたちも7つ歳を取ってるわけで(当たり前)ますます体力的に無理が出来なくなって来るばかりだと思うんですけど(爆)それでもやっぱりまた新ちゃんとじゅんさんがど真ん中を固めてるやうな髑髏城が観たいですぅー。(切実)…無理かなぁ??無理なのかなぁ??(おぶおぶ)つかぜってぇおまいは最初っから今回の髑髏城に対するポテンシャルが低すぎ。(爆)こんなだったらもっかい観るやうにチケット取っとけばよかったー…!(激しく後の祭り…。滅)次は新ちゃん出るしがっつり楽しませていただきますっ!(おい) |