1169.「スラップスティックス」
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主なキャスト:木村達成・桜井玲香・小西遼生・壮一帆・金田哲・元木聖也・黒沢ともよ・マギー・亀島一徳・篠崎大悟・島田桃子・望月綾乃・森本華 作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演出:三浦直之 舞台監督:藤本典江・山本圭太 公演記録:2022.1.8~10@サンケイホールブリーゼ(大阪) |
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あらすじ>>1939年のアメリカ。 中年のビリー・ハーロックは、伝説のコメディアンであるロスコー・アーバックルのサイレント・コメディをリバイバル上映してもらおうと奔走していた。 この日も映画配給会社に勤めるデニーに、アーバックルの出演作品を見せて協力を求めるものの、今どき声の出ない映画など古いとデニーの反応はかんばしくない。あきらめきれないビリーはデニーを説得しようと、自分が携わったハリウッド創成期の出来事を語り始める。 1920年のロサンゼルス・ハリウッド。 コメディアン志望のビリー・ハーロックは、まずは業界に潜り込もうと、"喜劇の神様"と呼ばれたマック・セネットが率いる映画会社、マック・セネット・コメディズに入社。助監督として働き始めていた。 当時のハリウッドはサイレント・コメディの全盛期。強烈な個性と体技を武器とするコメディアン、コメディエンヌたちが命懸けで笑いを追求していた。 ある夜、ビリーがフィルムを編集していると、ふらりと女優のメーベル・ノーマンドが編集室に現れる。どこか様子のおかしい彼女にビリーが困惑しているとセネットが登場。「このことは誰にも言うな」と言って、メーベルを連れていく。 二人が去ったあと、ビリーがセネットに託された袋を開けると、そこには大量のコカインの粉が。かかってきた電話に驚いたビリーは盛大に粉を吹き飛ばし、それを吸い込み眠ってしまう。 眠り込んだビリーは、初恋の人アリス・ターナーとの青春の日々を夢想していた。 1913年。お互いにサイレント・コメディが好きなことがきっかけで始まった、映画の伴奏ピアニスト・アリスとの淡い恋。だが、結局ビリーは手も握れないまま彼女と別れる……。 一方、芽が出ない女優ヴァージニア・ラップは、休日を過ごすためにサンフランシスコのホテルにいた。同じホテルで旧知のアーバックルがパーティを開くと知った彼女は、自分のキャリアを切り拓くため、パーティ会場を 訪れてアーバックルに相談を持ちかける。 その頃メーベルは、作品の方向性や今後の映画の考え方の違いから、セネットのもとから出奔していた。それでも新作の打ち合わせのため、ビリーや俳優たちとレストランに集まったセネット。そこにヴァージニア・ラップが死んだこと、それに関連してアーバックルが逮捕されたという報せが飛び込んできたのだった――。 |

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ケラちー(ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏)シリーズもコロナさえなければ1年でトントンと終わって今頃ケラちー作・演出の新作でも観れておったんじゃなかろうか??と思うわけだけども。(え)なーんとなくゆるゆるとやぁーっとこ4作品目に到着、と。「スラップスティックス」(観劇日記No.39参照)はむかーしオダジョー(オダギリジョー氏)主演??で観た記憶があるにはあるのだけれどももうかれこれ20年近くは前ーのだからなぁ…。(黙)とー………んとどゆ話だかを忘れてしまっておるんだけれども(爆)確かー…新ちゃん(古田新太氏)がアーバックル役で必要以上に肉襦袢着て(え)ワル…なのかそうでないのかー…??(おぶおぶ)なべみょうな線を演じておったっけか??チケットはキューブ先行で申し込んで取ったので1階 B列 12番と被り付きのいい席で。ただ近過ぎて映像を幕に映し出されると何やってるかがさぱーり分からんwww(おい)一時期のサイレント・コメディ映画つて言われてもとー………んと知識がないわけなので(滅)ロスコー・アーバックル(金田哲さんの役どころ)のこともぜんっぜんっ!知らないまんまで…。(黙)もちろん監督の名前を言われてもさぱーり分かりません…!(えー)笑わせるためだったらば命懸け…!…ってかベッドごと2階の窓から放り出されてそのまんま川を下って流れに流されて挙句の果てにベッドは大きな岩にぶち当たって崩壊、乗っておった女優はむち打ちで降板…ってか自分から休みを申し出ないことには休ませても貰えず…。(滅)…アレだな。(え)今の若手芸人さん的笑いの取り方っつか「予定調和の笑い」を良しとしないっつか。(え)体張ってなんぼwwwっつかまぁ台本があるのかないのかはよくわっかんないけれども(苦笑)車に引き摺られてカーアクション!とか書いてあったとして今みたく俳優さんやら女優さんやらの代わりに演じてくれるスタントの人たちみたいなのが出て来るのはもっと後の話…か??(おぶおぶ)とにかくも自分で演じないことにはどうにもならない!ってなわけなのでみーんな途方もない台本プランに乗せられて痛い目に合わされても文句も言えず…ってか映画俳優たちが徒党を組んで労働組合を…!なーんてなことになるのももっとずーっとずーっと後の話になるんだろうけども。(黙)ほぼほぼドキュメンタリー映画みたいなもんだな。(えー)でもそれに喰い付くてくカメラマンだったって命懸けだし俳優の顔をよりもっと間近で撮ろうと思ったら同じやうに車に引き摺られて俳優のすぐ隣でカメラを構えながら耐えなくちゃいけないわけだしやる方も撮る方も必死…!なわけでそ??体がいくつあっても足りないっすよね…。(苦笑)それでもしケガをしたとしても代役??の人は俳優にも撮影陣の方にもいないわけだからしてまたそれを無理してでも撮らなくちゃいけなくてそこまでして笑いが取れなかったらウソだとおも。(え)そのぉー…痛々しくて可哀想…ってのとそこを振り切れたかのやうな「バカやってらwww」の笑いと。悲劇と喜劇は紙一重だっつーけれどもその同情的な立場でばっかりモノを観ておったらば笑いが一斉ないまんまのただ単純に「頑張ってるけど可哀想…(黙)」な映画に成り下がってしまうけれども…ってかよく死なないで持ち堪えてバンバン次々と映画が撮れたことだよ。(感心)確かにアーバックルを芸人さんの金田(哲)さんが演じるってのはそれはそれでアリなのだと思うし他キャストたちとの年齢差の擦り合わせ??みたいなのもあったのかもしれない。んー…でもアーバックルはもそっとこう…灰汁の強い人が演じた方がいいっつーのかあくまでも「グレーゾーン」が怪しい人がやって欲しい。(え)本気でデートDVがあったのか…??それともなかったのか…??新ちゃんが演じておったアーバックルはあくまでも「グレーゾーン」っつか貫禄っつー点からしたらばかんっぺきwwwっつか今や映画界のドンとして??押しも押されもしないコメディアンのトップクラスの俳優だったわけじゃないですか??ハニートラップで送り込まれて来たラップ(黒沢ともよさんの役どころ)にまんまと引っ掛けられて殺すつもりはなかったとしても売り言葉に買い言葉でついうっかりと力加減を間違って殴り飛ばしてしまってそのまま気絶でもしたのかと思って放置しておったのがぢつは死んでおった…な話だったのかもしれないしそこんところはよく分からない。ホテルの部屋なんっつー「密室」での出来事なのだからして起こったことは当事者の2人しか知らないことでその一方が死んでしまって「死人に口なし」なのだとしたらばアーバックルの言い分だけで物事は進められて行くわけだけれどもでも殺した…!殺してない…!ってなことになって来ると匙加減はべみょうなことだし相手死んじゃってるからね??生き返って「あたしも悪いところがあってぇ…」なんつて話してくれればいくらかは助かる余地もあるかもしれないけれどもそれもないわけじゃないですか??誰も味方がいない。証言してくれる人がいない。何かあった時のためにカメラが回っておったとかそゆことでもなければ、だ。(え)でもそれはそれでアーバックルが編集して自分に有利になるやうに作り替えたんじゃないのか??つて突っ込まれたらば証拠品としての効力は速攻でなくなってしまうわけだけども。(黙)でも話の流れとしてはラップは鳴かず飛ばずで…っつかいまいち人気女優になれないのを気にしてアーバックルだったらばいい方法を知ってるんじゃなかろうか??何かアーバックルの人脈に縋って…っつかいい作品、いい監督でも紹介して貰って世に出られれば…!な欲??を叶えるためにアーバックルを利用したっつか部屋に呼ばれたとしてそこはホイホイ付いてっちゃうおバカさん…とまでは行かないけれどもまぁ「この後のことは…分かるよねぇ??」つて言われて「分からないですぅvvv」では済まされないわけじゃないですか??(え)…や、ほんっとに田舎から出て来たばっかりのぽっと出の女優でもって「芸能界って…怖いwww」みたいな??(え)なーんにも知らない初心なおなのこだったらばともかくとしてまぁそこそこそれなりにこの世界を渡り歩いて来てそれでも売れなくて…っつってた人が、でそ??そこんところは承知の上で部屋に呼ばれてホイホイ付いてってそれでアーバックルとの体重差で圧死…!(違)なわけないか。お相撲さん相手でも子供作れるわけだし。(おい)…ま、でもメーベル(壮一帆さんの役どころ)みたくヤクがかんったんに手に入るとなれば2人して部屋に籠ってヤクをキメておったらば量をうっかり間違って…ってことでもないか。ラップがケガをしてるんだったらばそれは何故??ってことになるわけだし。(死)でもそこんところの殺したかもしれないし殺してないかもしれないしべみょうなところの匙加減…みたいなのが金田さんだったらばちと弱い…かなぁ??と。(え)板尾(創路)さんだとちょっと老成し過ぎてる気もするしー(おい)ちょうど間を取れる人が思い付かないんだよねー…。(滅)今の若い子(え)たちからしたらばちょうどいい感じなのかしらん??だとしたらとんだジェネレーションギャップだな。(黙)…むう。 ロロ…も普段ぜんっぜんっ!知らない劇団さんだったのでまあまあ新鮮。(え)あの頃笑わせる側にいつかなりたい…!と夢見ておったビリー(木村達成さんの役どころ)も今やちゃんとした助監督(小西遼生さんの役どころ)として大成してる。…ってぇことは時代の流れに乗って今はサイレントからトーキーへ変わってそれでも映画を撮り続けてるってことだ。…だけれどもサイレント時代の人たちはそこでしか生きることが出来なかった。時代の流れだからとトーキーに鞍替えすることも出来ずに…。(黙)ある意味可哀想な人たち…っつかそれはそれで幸せな人たちだったのかもしれない。好きなことだけをばぁーっ!!!と力いっぱいやってそれで力尽きたかのやうに倒れて死ぬ。(え)しっちゃかめっちゃかに言葉で説明を付けてしまったらばなーんの面白みも無くなってしまう。(黙)アリス(桜井玲香さんの役どころ)はサイレントが廃れてしまったことで割りを喰ったっつか映画の伴奏担当として映画館付でピアノを演奏することを生業としておったのがトーキーになれば勝手に(?)ってかまぁ音楽だったって映画の中に同時進行でもって鳴らされておるわけだしピアノ伴奏は必要とされないっつかお払い箱なわけですよ。(え)そこに加えてアーバックルの風評被害っつか何っつーか…「殺したのか??」「殺してないのか??」の「グレーゾーン」を「あたし、見たんです…!」つて一気に殺した方へギアを切らせるやうなことを言ったのはアリスなわけでそ??あーんなにファンだったのに…ってかファンだったから…か??(おぶおぶ)アーバックルの何がそんなにお気に召したのかはよくわっかんないんだけれども(おい)ファンだったからこそ「裏切られた…!」っつー気持ちは大きくてそれだったらばいっそこのあたしが「葬ってやるわ!」と思ってもしょうがない。(えー)でもアーバックルが失脚っつか捕まって牢屋にでも入れられたらばサイレント映画は一気に傾くっつか他にもまぁコメディアンはいぱーいいるしサイレント映画で人気のある人たちだったっていぱーいいるしすぐに自分の商売に影響するとは思ってなかったかもしれないけれどもでも時代はトーキーへ移り変わってそれでおまんま食い上げっつか実質映画の仕事をクビになったわけでそ??それ以降のアリスの消息は不明…っつかじゃあビリーがちゃんと告白もして付き合ってそれで上手く行ってけこんでもしておったらばどうなってただろう??(おぶおぶ)あー…でもアーバックルのことを「好きvvv」とか言っちゃう(おい)アリスのことだからして「ものっそい面白い人じゃないとあたし、ダメなの…!」みたいなことになったりはしないか??(えー)なーのーでビリーはフラれる運命っつか上手く行かない運命の下に…ってそんなことないか。(え)でもこの役をオダジョーとともさかりえ嬢が演じておった…のをちぃーっとも思い出せないどころかほんっとにこーんな初々しさ大爆発で演じておったのだらうか??(おぶおぶ)20年前はまだまだぜんっぜんっ!ナイロン100℃ってな劇団があるってこともよく知りもしないで(えー)とりま新ちゃんだとかまっちゃー(河原雅彦氏)だとかくどちゃん(宮藤官九郎氏)だとかその周辺の人たち(おい)ってな括りでもってちょっとずつ世界が広がってく過程(え)ですでに出会っておったんだったかそうでなかったんだか…??なところだったと思うんだけれども(苦笑)そのナイロンの初演がこの「スラップスティックス」だったっつーんだからそれはそれですげ。(え)しかもアーバックル役が藤田秀世さんですよ??(え)テレビー…に出てらっさることはあーんまりないけれども(だから)ナイロンで観る限り嫌ーな感じの役をやらせたらば天下一品…!(えー)なあの藤田さんが…っ!アーバックル役ってなことにガクブルですよwww(え)…ってぇことはやぱーりあくまでもアーバックルは「グレーゾーン」っつかやったかもしんない…??な匂わせを残しつつの牢屋に繋がれてからもこれで無事シャバに出れたら今度はあんな映画も撮りたい、こんなこともしてみんなを笑わせたらどうだろう??なアイデアが湯水のやうに沸いて来て…ってか最後まで映画への夢を諦めなかった人として今回は描かれておったけれどもほんっとのほんっとに正真正銘「やってない!」んだったらばそう言い続けるべきだし何が何でも証明してみせて然るべきだろうと思うんだけれどもそこんところは言ってもしょうがないと踏んだのか有名税なりにとんだとばっちりだけれどもこゆのもまた仕方のないこと…で諦めたかどっちだ…??唯一マギーさんがこの中にあっての先輩格っつか「わっかいなー…、君たちー」で俯瞰的な立場にいるやうに見える。(え)この舞台を観た時にはまだ未見だったわけだけれどもそのぉー…ついこないだ「三十郎大活劇」を観て来ましてですねい。(え)アレはアレで日本のサイレント映画っつか弁士の人たちに台本が手渡されて映画に合わせてそれを読んで映画を観てるお客さんたちを笑わせるっつかまぁ映画は映画で面白いに違いないのだけれども後付けで弁士さんがどれだけ脚色して??ってか味付け次第でいかようにでも変わるわけじゃないですか??だから監督さんは映画を撮る段階では決め打ちの台本はなーんにも用意してなくてざっくりとシーン展開と流れ??だけを書いたメモみたいなのを役者に手渡して後はぜぇーんぶ監督の頭の中に世界はある、と。(え)それをカメラマンさんが野球のピッチャーとキャッチャーよろしく阿吽の呼吸でもって監督の思い描く絵を最大限引き出すやうにカメラを回してスタンバイ!みたいなとこでそ??子供が新しいおもちゃを与えられたかのやうに映画にのめり込んで映画にしか情熱を掛けられない人たちの生き様っつか何っつーか…。それと同じでここにいる人たちだったって映画がなければなーんも出来ないっつか「映画があってほんっとよかったよねー…。(しみじみ)少なくともふっつーに(…ってかもうすでに「普通」ぢゃないけど。←)いてるかのやうに振る舞える仕事に就けてさ(苦笑)」ってところじゃないですか??真っ当に「カタギ」っぽい仕事は出来ないけれども映画だったらばやれる…!…ってよく舞台役者さんたちも「「普通」の仕事は長続きしないけれども役者って仕事があってよかったわー…(ほっ)」みたいなことでむかーしよく大倉(孝二)くん辺りが弄られてたのを思い出したりとか。(苦笑)監督たちは会社の方針??ってなことでトーキーへと嫌でも付いてかなくちゃいけなかったわけだけれども役者さんたちはかんったんに「じゃ声出してこー!」とはならなかった。「のっぽさんが初めて喋った日」みたくかんったんには行かないわけですよ。(比べるなwww)まぁでもこのシリーズも最後ケラちーの作・演出を残してのコレでそ??どうなりますことやら…?? 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