1025.「スマイリースマイル」

主なキャスト:蟷螂襲・金替康博・松原由希子・前畠あかね/F・ジャパン
作・演出:水沼健 舞台監督:浜村修司
公演記録:2019.9.26~29@THEATRE E9 KYOTO(京都)
あらすじ>>ママンが死んだ。ママンは死ぬ前わたしに、父親の名前と、父親がいるという島の名前を教えてくれた。かならず会いに行って、そしてこう言うんだ、わたしたちのものを残らずぜんぶ寄こせって、わたしたちがあたりまえにもらってなくちゃいけないものをなにひとつもらっちゃいないんだからって、と言った。
しばらくしてママンは仏頂面のまま死んだ。誰かがお悔やみを言いに来るかと思っていそいで部屋をきれいにして待っていたけど誰も来なかったので、用意したお寿司はひとりで食べた。
そんなわけでわたしは父親がいるという島に来ている。何人かの人間に会って話をしてみたが、誰もわたしの父親のことは知らないという。どうにも嘘ばかりつかれているように思うけど、わたしがあたりまえにもらってなくちゃいけないものを手に入れるまで、笑ってやりすごす。スマイル。

いっやぁー…ここの劇場って新しいしログハウス風で可愛いしいいとは思うんだけれどもいかんせん駅から遠いし分かりにくいし(前回MONO公演で行ったはずなのに今回も曲がるところを間違えて道に迷った←)それにロビーまで空調効いてなくて暑いんだよねー…。(黙)…ふう。冬になったらなったでまた「寒いんだよねー…」って言うんだろうけども。(苦笑)とりあえず劇団先行でもってチケットは取った(劇団先行で劇場先行に繋がってた)んだけれどもそれで届いためいるを間違って削除してしまって…。(滅)これってー…当日引き換えの時にめいる見せなくちゃいけないんだっけか??(おぶおぶ)と思ってだーいぶと「どうしよう…??」ってなってたんだけれども当日行って名前言ったらすんなりとチケット引き換え出来たのでよかった、よかったvvv(ほっ)いちお整理番号はB-2だったんだけれども中に入ったらば自由席でもっていっちばん前は桟敷席で背もたれもなーんにもないししんどいので2列目の椅子席通路端から2つ目のところに座ることにする。固有名詞で役名が付いてないのでアレなんだけれども(苦笑)主役??になるのはF・ジャパンさんの「男」ってことになる…のかな??(おぶおぶ)ほぼほぼあらすじ通りにお話は進んで行って母親が死んで父親のことを聞かされて「この島に住んでる」っつーのと名前を聞かされて「貰うべきモノを貰わないといけない」っつーので言い渡されて島に来たのはいいんだけれどもその名前(忘れちゃったけど…←)を言ってもだーれもその人のことを「知らない」っつーばっかりでそーんなに大きな島じゃないから半日もすればすぐに父親に会ってそれで用事を済ませてすぐに帰れるとばっかり思っておったのにぜんっぜんっ!埒が明かないまま1日ぢう歩き回ってそれでも見つからなくて途方に暮れて島で唯一の旅館??みたいなところに泊まらせて貰うことになった「男」。そこはもう旅館としては機能してなくて「女」(前畠あかねさんの役どころ)が1人留守番??を任されておってそれで病気で寝たきり??の「女」(松原由希子さんの役どころ)と2人でまぁ過ごしておるわけなんだけれどもそこにたまったま行き会って泊めて貰えることに…。前畠さん(固有名詞がないので役者さんの名前で呼ぶことにする)的にはこの旅館を一手に任されて切り盛りしてるつもりなんだけれども松原さんに言わせれば「留守番」でしかなくてそれでたまーに見回り??と称して「男」(蟷螂襲さんの役どころ)がやって来るみたいなんだけれどもその人のことを前畠さんは「弟」つて呼んでおってその「弟」ってのが大層に怖くて何かっちゃぁぶち切れてすぐに怒り狂うやうな人で特にその部屋の片隅に置かれておる椅子を動かしたり何かしようものならもういきり立ってひっどい目に合わされるので絶対にっ!!!動かしたりそれ以上に壊したりするやうなことになったら大変だからなっ!!!つて言い置いて行くわけだけども。…ま、部屋を離れたのはまぁジャパンさんがお腹が空いた様子でもってもしかしたら食べるモノの1つや2つぐらい探せば向こうにあったかもしんない…つて探しに行ってくれるわけだけれども一向に戻って来ない…。(黙)それで途方に暮れておったらば今まで寝たきりで動けないのだとばっかり思っておった松原さんが「これでも食うか??」つてベッドの中に隠し持っておった袋いっぱいのパンを分けてくれる。それでいろいろ話しておったらばジャパンさんの父親っつーのはこの島ではものすんげぇ有名人で知らない人はいないぐらいに有名な人なわけなんだけれどもその人も5、6年前??ぐらいにもう死んでしまって今はもういない、と。それで松原さんはその男のことをよぉーっく知っておるらしく。そうしてその父親の子供はジャパンさんだけかと思っておったらばぢつはさっきの前畠さんもその男の子供で前畠さんが「弟」つて呼んでおった「男」もその男の子供らすぃー…。(え)何だったらもうこの島にいるのは全員その男と関わりのあるっつか娘か息子かそのぐらいの関係かみたいなところでハーレム島かよっ??!!(どーんっ!)ってなことになるわけだけれども今はもう住んでる人も年を取ってしまってある程度数も少なくなってるのでそこまでではないらすぃー…。(苦笑)とりあえずそーんなことを話しておったらばいきなり前畠さんが部屋に駆け込んで来て「ドライバーはどこだ?!」つて探し回り始める…。そう言えばー…部屋を出る時は確かにそんなモノを手に持っておった気がするしこの部屋に置いて行ったのでなければ食べ物を探しに行った先で探しておるうちに横に置くか何かして手放してそれでそのまま帰って来たんじゃないか??ってな話になって「それはそうかもしれないな…」つてまただだだだだだだだだだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!っとバタバタと部屋を出て行く前畠さん…。(黙)そうしてそのまま帰って来なかったんだっけか??(おぶおぶ)ぢつは松原さんはジャパンさんの母親って人と知り合い??古くからの友達??だったらしくてジャパンさんがまだちっちゃかった時に会ったことがあるそうで…。それでジャパンさんの母親がそのジャパンさんの父親であるところの男とけこんさせられて…なのかいきさつはよくわっかんないんだけれどもともかくまぁけこんすることになったのはいいんだけれども新婚初夜を迎えるにあたってどうにもジャパンさんの母親はその男と最初の夜を過ごすのは嫌だ…!っつーので「身代わりになってはくれないか??」つて松原さんに頼んでそんなのいっくら何でも本人かそうでないかなんてすぐにバレるしバレたらどんな目に合わされるか分かったもんじゃないから嫌だ…!つてこっちもこっちで必死で断ったんだけれども「そんなのわかりゃしないよ」つて押し切られて何かされそうになったら何だかんだ理由を付けてまぁ何とかさせない方向でしてくれればいいから…!つて言われてとりあえず身代わりでベッドの中に潜り込んで一晩遣り過ごす役を任されるわけだけれどもその男は特にその夜は部屋に戻って来なくてだから松原さんもなーんにもなかったわけだけれどももしかしたらばその夜に何かあったとすればジャパンさんの母親は今ここにいる松原さんだったかもしれなくてそれぐらいに濃密な繋がりがあるっつかないー…っつかべみょうなところ。(苦笑)必ずしもその男との間にジャパンさんが産まれて来る確率ってのはどうにも奇跡としか呼べないぐらいに薄くてしかもそれが松原さんの子供だったかジャパンさんのほんっとの母親の子供だったかー…??なーんてなことは絶対的にジャパンさんが産まれて来るわけでも何でもないわけだからして「お母さんだったかもしれない…」つて言われても正直べみょうでしょ??(苦笑)とりあえずはまぁその父親のことを知ってる人に出会えてよかったっつか何っつーかまぁそんなところで…。

そーんなことをつらつらと話しておるうちに「弟」と呼ばれておった「男」が部屋にやって来る。そーんなに強面そうな「男」ではなかったしべっつにすぐにぶち切れて怒り狂うやうな人には見えなかったし特に何も危害も与えられずやぱーり前畠さんの言ったことは支離滅裂っつかウソだったのか…とジャパンさんが思い始めたところにほっとしてその部屋の片隅にあった椅子に腰掛けて座ろうとしたらばいきなりその「男」がぶち切れて「その椅子に座るなー!!!」とか何とか滅茶苦茶にダダ怒り始めて「これだけは本当だったのか…」と一層怖くなったっつー話。(苦笑)その椅子はそのジャパンさんの父親でその「弟」であるところの「男」の父親でもある男の唯一残したシロモノでそれだから形見分けみたいなしゅんとしたモノじゃないけれどもとりあえずその家からその椅子を持ち出してここに持って来たそうで自分が分捕って来たモノを壊されると困るだとか何だとかまぁそんなところらすぃー…。そうして松原さんと金替さんの関係性??みたいなのがいまいちよくわっかんないんだけれども。(苦笑)どうやら金替さんは松原さんのお兄さん??か何かになるらしくていっつもナイフを持ち歩いておってそれで指が2、3本ない…!(どーんっ!)どっちかっつーと金替さんの方が扱い難そうっつかいっつもナイフを持ち歩いてるとかキレッキレで挑発的に喋って来たりするしさっきの前畠さんの話の中で「弟」つて言われてた人物とごっちゃになってとんでもない人ってのはもしかしたら金替さんの方だったんじゃないのか??みたいなことになって来る。(苦笑)どういう流れだったかは忘れちゃったんだけれども(えー)ジャパンさんからは金替さんが見えてる??のに金替さんからはジャパンさんが見えてない??(おぶおぶ)みたいで松原さんが仲介役になって「こういう事情でこの島にやって来てここに泊まってるんだよ」みたいな話を聞かせて「あの男の息子か」みたいな話で盛り上がってるんだけれどもジャパンさんは蚊帳の外でどうしてたらいいのかわっかんないまま部屋の隅っこでぼんやり座ってるだけ…。(黙)んー…どういう棲み分けなのかわっかんないんだけれどももしかしたらば松原さんは生と死のハザマにいてジャパンさんは生きてる側にいて金替さんは死んでる方の側にいるのかな、と。それだから生きてるジャパンさんから金替さんは見えるけど金替さんはもう死んでここにはいないはずの人間なのでジャパンさんのことは見えないっつか感覚的に気配??みたいなのは分かってるんだけれども実際問題見えないんだから仕方がないっつか何っつーか…。(黙)そゆ風に考えたらばちょっとはこの部屋にいる人たちの関係性っつか見えたり見えなかったりするのに説明がつくのかなー??と。そうしてジャパンさんがジャパンさんの母親から託されためっせいじっつか「貰うモノを貰わなくちゃいけない」っつーメモを松原さんに見せるんだけれどもその死んだ父親であるところの男は借金だらけでいろーんなところから借りれるだけ借りて踏み倒して死んじゃったやうな男で残されたモノはその部屋の中にある椅子ぐらいのものだし今更何かジャパンさんが持って帰れるやうな目ぼしいモノはなーんにもなくて何だったら借金を肩代わりして背負わされるぐらいのものだからして関わり合いにならない方がいい、と。でも母親との約束は絶対だし母親は何が何でもあの男から何でもいいからふんだくって来い!みたいにして死ぬぎりっぎり前までずーっと言い続けておったぐらいなのでどうにも恨み??っつか執心みたいなのがあったみたいなんだけれども言った通りに借金まみれなんだったらば仕方がないしここにいる意味って…??(おぶおぶ)みたいなことになってしまうので明日には島を出て帰ろうと思う、と。なーんとなく終わり方っつか「これで終わったの??(おぶおぶ)」みたいな落としどころが分からなくて気が付いたらカテコになってた…ってとこなんだけども。(苦笑)いつも水沼(健)さんの話って島をベースにした話が多くてオリジナルの話はほぼほぼ島の話だった気がするんだけれどもこの話も他の話とどこかで繋がってたりするのかしらん??戯曲っつか脚本??をパンフ代わりに買ってもいいんだけど買って帰ったところで呼んでも台詞の羅列ばっかりだと飽きるし(死)呼んでもきっと分からないのは分からないままだろうし…と思うと買わないまま終わっちゃって…。(苦笑)でもこの日もふっつーに入る時にロビーで水沼さん見た気がするんだけど??(え)たーぶーん劇場にはいてはりました…よねぇ??(おぶおぶ)結構短い話でもってすとん、と終わってしまったので眠くなるヒマもなかったんだけれども(おい)もそっと壁の花団も便利な劇場で公演を打ってくれると嬉しい。(え)結構いっつも「ここどこ??(おぶおぶ)」みたいなとこでいきなりやるので(苦笑)行くのは楽しみなんだけど迷う。(黙)迷ってそれこそ辿り着かないんじゃなかろうか??(おぶおぶ)とさえ思う。いっちばん最初に観た公演みたいにHEP HALLとかでやってくれると便利なんだけど。…むう。