1048.「スーパードンキーヤングDX」

主なキャスト:石田剛太・酒井善史・角田貴志・中川晴樹・呉城久美・藤谷理子・木下出
作・演出:大歳倫弘 舞台監督:杉浦訓大
公演記録:2020.1.30~2.3@AI・HALL(兵庫)
イエティも一時すげぇバンバン新作っつか公演打っておったと思うんですけど(半年に1回ぐらいペースか??←)ここ最近ぜんっぜんっ!ご無沙汰だなー…(遠い目)と思っておったらばやぁーっとこ重い腰を上げて(?)公演とのこと。ヨロ企(ヨーロッパ企画)抽選先行で手に入れたんだっけかなぁ??(えー)メルマガ登録し直してからちゃんと届くやうになったのでそこそこ情報も早め早めに掴んでると思うんだけども。(苦笑)でもA列 10番はちょっと気合入り過ぎだろwww(どーんっ!)しかもAI・HALLでやるって小屋的にもちょっとデカくなってる??(おぶおぶ)ヨロ企売れっ子疑惑??(疑惑ではないwww←)始まるまでに後ろの列に座っておったおばさまたちもドラマで本多(力)くんがよく出てるっつー話をしておったっけか??…の前は「神の子」(観劇日記No.1044参照)を観たかったんだけれどもキャストが豪華過ぎてぜんっぜんっ!取れなくてそれでその下??に出ておった「グッドバイ」(観劇日記No.1046参照)はすぐに(?)取れたのでそっちを観に行ったっつー話だったんだけども。(苦笑)ふじっきー(藤木直人氏)もそこそこ売れっ子だぞ??(爆)…とそれはさておき。ひっさしぶりにゆるーい感じの舞台を観たな、と。(え)元ネタ??の「ドンキーヤング」は観てないのでほっとんどこれを新作として観ることに。ばりっばりのヤンキー上がりの和也(中川晴樹さんの役どころ)と香織(呉城久美さんの役どころ)はバカ丸出しっつか何っつーかふっつーのコメリとかそゆ生活雑貨・日用品専門チェーン店的なところにお目当ての収納棚を探しに来るわけだけれども思ってるモノが見つからない…!それがドンキ(ドンキホーテ)には売っておったんだけれどもって「そのぉー…ここはドンキではないのでー…」つて店員が言ったらば「ドンキのコメリ店とかそゆのちゃうん?!」とのたまい。(黙)どこの店でもドンキと同じ品揃えが揃ってるわけではないのだなー…。(苦笑)コンビニ1つ取ったところでローソンとファミマは置いてるモノが違うのと同じことで…ってそゆところが理解出来ないwww(死)そーんなわけでドンキ@コメリ店にないのならドンキ@ヴィレバン(ヴィレッジヴァンガード)店にはあるんぢゃね??っつーことで。(えー)冷やかしにやって来てみればまさかの店長が高校生の時に同級生だった健太(石田剛太さんの役どころ)っつーことが発覚…!ちょうど仕事もしてないしお金もないし働かないとどうにもならないし…っつーので「今日からバイトで雇ってくれや!」とかんっぜんに調子のいい和也。(え)…でも。ヴィレバンの品揃えに和也が太刀打ち出来るとはとてもじゃないけど思えない…!っつーので「今からちょっとテストするからそれでちゃんと答えられたら雇ってやる!」と健太。「そんなもん、楽勝ぢゃwww」っつー和也なんだけれどもことごとく撃沈…。(滅)…っつーのもサブカルにはまぁーったくもって疎い和也wwwよくもまぁそれでヴィレバンの店員になる…!とか言えたな??と健太。とにかくもヴィレバンの店員になりたかったらもっとサブカルについて極めて貰わないと困る…!っつーことでヲタを極める面々からその膨大なる知識を語られそれをどんどん流し込まれて覚え込まされる和也www最初はもうサブカルって何…??美味しいの…??ぐらいにとんちんかんな和也だったわけだけれどもすぺさる先輩店員たちから鍛えられて何っとか…!サブカルに馴染んで行く和也。…でも。一生懸命働いてる姿を見られるのもサブカルでヲタを極めておるのも嫁の香織には見られたくない…!っつーので職場見学??…ぢゃなくて店に遊びに来ることすらも「止めてくれ…!」つて必死で隠していつしか香織との距離がどんどんと深まってく和也なわけだけども。(黙)そのことになーんとなく寂しさっつか苛立ちを隠し切れない香織とまぁーったくもってそんなことには気付かない和也にますますイライラが募って八つ当たりっつか売り言葉に買い言葉で酷い言葉を投げ付ける香織なわけだけれどもその和也が交通事故に遭って意識不明の重体でもってずーっと寝たきりでいつになったら目覚めるのかも分からない状態に…。(滅)本人は全身打撲で運び込まれてまさかの意識不明の重体でもって寝たきりになっておるなーんてなことも知らずに眠り続けておるわけだけれどもここに来て突如として目覚める和也wwwしかも事故に遭ってからもう10年??かそこらも経ってるっつーのにそのことにもぜんっぜんっ!気付かなくて過去のまんま…っつか事故に遭う前の状態で時間が止まったまんまで10年前に取り残されたまんまの和也www今はもう「令和」だし「2020年」だつて言われて「またまたぁwww」つて信じようとしない和也なんだけれども余りにも話が通じなさ過ぎて現実を受け入れるしかなくなってしまう和也…。(黙)和也の担当医師であるところのわっかい「先生」(酒井善史さんの役どころ)が前ーにヴィレバンでバイトしておった時の先輩店員??にそっくりそのまま生き写し(!)だっつーのでテンション上がりまくる和也なわけだけれども今や「2020年」現在ヴィレバンなんて空前の灯でもってサブカルも死に体だつて聞かされて俄かにはそんなこと信じられなくて「またまたぁwww」な和也なわけだけれども次々とヴィレバンが閉店して無くなってるっつー話を聞かされてショックを隠し切れない和也。(滅)嫁の香織もぜんっぜんっ!見舞いにも来ないどころか離婚寸前??でもってかんっぜん別居生活でもって「先生」からも住んでるところも教えられないっつか聞かされてないっつーので次々と過去のヴィレバン仲間とそうして今の香織の居所について知ってる人はいないかを探し始める和也。ヴィレバン時代はデザイン??お店のレイアウト担当でもってヲタを極めておったゆかちん(藤谷理子さんの役どころ)が今やフリーのデザイナーとして活躍しておって自分のお店を持つために頑張ってるとか何とか…。まずはゆかちんから攻略だ!っつーので店を訪ねて行く和也なんだけれどもゆかちんのべみょうなデザインセンスも和也のざっくりとした「右でも左でもどっちでもいいぢゃねぇかよwww」の一言で台無しに…。(滅)とりま香織の居所っつか今どこに住んでるとかは詳しくは知らないけれどもまぁ一時助手??みたいな仕事をしておった繋がりもあって今何をしてるかはよぉーっく知ってるとゆかちん。聞けば香織はミニマム生活推奨家としてテレビにも引っ張りだこでいろーんなところでセミナー??を開くぐらいに売れっ子さんなのだとか…??…は??ミニマム生活推奨家って何やねーん??!!な和也www…っつか香織の方がばりっばりのヤンキーでもって物に執着しまくりやったはずなのに…??(おぶおぶ)ゆかちんからセミナーの映像とやらをYouTubeか何だかで見せられて戸惑いまくりの和也…。

とにかく他のヴィレバン仲間の行方も気になる…!っつーので次に見つかったのは人付き合いがすこぶる苦手で最初は常連のお客さんとして出入りしておったのがその豊富なサブカル知識を買われて??店員になったてつや(木下出さんの役どころ)を探し出す和也。これまたミニマム生活にすーっかりと洗脳(?)されて自分の家まで手放して全てを捨てて今やホームレス生活…!(どっかぁーんっ!)あーんなにレアものに囲まれまくりの部屋でモノに押し潰されそうになって暮らしておったてつやが…っ??!!(わなわな)話を聞いてみればそーんなモノに執着するのはみっともない…!っつーので持論っつかまぁ人からの受け売りなわけだけれども(苦笑)「節約」「足るを知る」生活こそがもっとも人間らしい暮らしだ!っつーのでおもっきり断捨離しまくりでもってあらゆるモノを捨て去って残ったのは自分の身1つだった、と。(えー)「こんなことではいかん!今こそ全ての人にサブカルが必要だ…!」っつーので奮い立つ和也。(え)…でも。元店長の健太も今や店を解雇されてどこに行ったかと言えばー…そば打ち職人に!(え)一心不乱にそばを打ち続けてるとそばが愛しくてならないっつかもう自分の子供のやうに可愛くて可愛くて仕方がなくてもうサブカルなんかクソくらえだ…!と健太。(えー)とりあえずそれはそれで1つの道を究めておるっつかまぁ職人として大成しておるんだったらば安心だっつーのでミニマムに狂って家も失って行くところもなく路頭に迷っておるてつやのことをよろしく預かってやってくれやwwwっつーので健太のところにそば修行に行かせることに。(え)唯一の生き残り??のヴィレバン店に足を踏み入れた和也はむかーし取った杵柄っつか何っつーか…サブカルの復興を目指して1人立ち上がる…!ってな話なわけだけれどもとにかくもヤンキー独特の勢いでもってヲタを極めた大人しいコミュ障店員たちにガツガツすり寄ってく和也に若干引き気味どころかもうかんっぜんにアウトでスルーで見なかったことに…な面々wwwヴィレバン独特のPOP文句っつかお客さんに絶妙のアピールをたった数文字でガツンっ!と響かせる他店員たち…っつか得意なのは特にてつやだったか宗助(酒井善史さんの役どころ)だったっけか…??和也も「俺にだってこんなもん、楽勝ぢゃwww」つてやってみるんだけれども内容が理解出来てない上に興味もないもんだから上っ面だけっつかお客さんからの「そうそうvvv」な共感が得られない通り一遍な文句しか出て来ない…。(黙)例えばゆかちんの場合は漫画だったらば全巻必死で読み通して内容をかんっぜんに理解してそこからの自分なりの感想っつか「ここが…!」なところを絞って文面に起こしておったりするわけだけれども宗助はほぼほぼ読んでないのに絶妙なアピールが出来るっつか「ツボ」を心得てるっつか。(え)真面目ーに読み通してそんでもってお客さんの共感を得ることも確かに大切だけれども数打つためには時間がかかり過ぎだしそんなことしなくてもお客さんの心をくすぐる文句は腐るほどあると宗助。(え)和也もそれに鍛えられてそれなりのPOPが書けるやうになってくわけだけれどもいまいち飲みのコミュニケーションから離れられないっつか仲良くなるには同じ釜の飯を喰った仲!的な??(え)仕事終わりで居酒屋行って浴びるほど飲んで仕事の愚痴を吐き出して…がいっちばんの早道だと信じて疑わない和也なんだけれどもそもそもヲタヲタしい店員さんたちはお酒が飲めないっつー人の方が多いし何かを誰かに強制されるっつーことがいっちばん苦手だったりするので「飲め、飲め!」言われても引いちゃうしそれより早く家に帰ってあのアニメのDVDを…!みたいな楽しみ方の方がよっぽど楽しいし…なお1人様を極めておる人の方が多いっつか。(黙)そこんところの温度差っつか健太に諭される過去の和也なんだけれどもだったら仲良くなれる方法を教えてくれ…!っつーのでみんなに溶け込む努力??をするのに必死だったりするんだけれども今までずーっと一緒にいてバカやってつるんでおった香織のことを蔑ろにして…っつか「仕事だから無理…っ!」とか言われても「………は??何それ??」って感じだし自分に理解出来ない話ばっかり楽しそうにして来るしぽつん、と置いてけぼりでもって「死ねばいいのに…」と何度思ったか知れないところに事故で昏睡状態で目覚めないままで…と自分の願いが図らずも叶ってしまったっつか「自分のせいで和也がこうなってるんじゃないか??(おぶおぶ)」みたいなことですーっかりと罪悪感を抱えておってそれだからお見舞いに行くのも怖くて足が遠のいてしまっておって今やミニマム教祖様として君臨??しておるやうな状態でもって香織は香織の仕事をむげには出来ない、と。そーんな香織にすーっかりと洗脳されてしまったてつやとは別にゆかちんまでもが知らず知らずのうちに取り込まれておった、と。ゆかちんの憧れはヴィレバンから無印良品にシフトして行ってヲタヲタしい毒々しいモノに溢れた生活からきっちりと地に足を付けた常識人としての生活へと変わって行った、と。今やもうサブカルなんて死に体だし流行らないしサブカル全盛期だった時だってみんなから「ヲタ」だつてバカにされて認めて貰えなくて居場所と言えばヴィレバンの中しかなくていつも1人ぼっちだったのを「常識人」として生活しておればみんなが認めてくれるし受け入れてくれるし何せ安定感もあるし八方よしだ、と。だから今更サブカルを持ち出してそっちに引っ張り込もうとする和也のことなんて認めない…!香織だって自分だけの力で上手く行ったわけじゃなくて助手??としてのゆかちんの才能を認めておったはずなのに独立して自分1人だけでここまで来ました!みたいなデカい顔してのさばって許せない…!っつーので2人を無印良品店内に監禁??して「サブカルなんて認めない…!」とすーっかりテロリストなゆかちんwww「そんなことしたって無駄だ…!」つてかつての店長でそば打ち職人の健太が駆け付けて来て「てつやと一緒に修行すればいい…!いつでも大歓迎だ!」っつーのでサブカルを極めた人はみーんなそば打ち職人になる理論…??(おぶおぶ)…と酒井さんもとい宗助はユーチューバーとしてサブカルどころか「筋肉は裏切らない」芸人と組んで??(え)マジシャンっつかメンタリスト??みたいな仕事で儲けていちお事務所の社長??みたいなことをしておったりなんかしておってその繋がりでもってテレビディレクターとも知り合いだったりなんかしてかんったんに香織の連絡先っつか今住んでるところも聞き出してくれて…なまあまあ頼りになるヤツだったりなんかしてwwwヴィレバンVS無印良品とは思ったことないけど(苦笑)「そこかー…!」っつー面白さはアリ。(え)ヴィレバンはちょっとカオス過ぎて(え)必要なモノが見当たらないっつか何っつーか…ロフトとか東急ハンズとかの方がわっかりやすくて好きなんですけども。(苦笑)時間潰しとしてはヴィレバンの「こんなモノが…っ??!!」を見るのは好きかな。(え)またイエティも定期的に公演打ってほしいわー。(切実)頑張ってー。(え)