192.「TAKE OFF〜ライト三兄弟〜」

主なキャスト:小林賢太郎・オレンジ・久ヶ沢徹
作・演出:小林賢太郎
公演記録:2007.9.22〜24@シアターBRAVA!(大阪)
初演は残念ながら観てない(たぶん新神戸だったのと何かと日程がかぶっててきつい…と思ったのやもしれません)のでそれが悔やまれるんですが。(黙)早くも再演(つかツアー後半戦とでも言いましょうか…?)ってことで張り切ってチケ取りに励んでみますた。前回「TEXT」(観劇日記No,167参照)がどうにもこうにも激戦だったやうなので(つってもあたしはすんなり前から4列目なんつー席が取れてしまったため苦労知らずでつ。すいません)今回も相当きびすぃーんだろうなーと思いつつ劇場先行でま、第一希望に千秋楽は取れなくてもそれ以外でどこか引っかかってくれればー…と思ってたらば千秋楽が取れてしまったい。(驚)しかも席がH列 14番って結構いい感じだしやっべぇー。(何)そんなこんなで生こばけんー♪と。某所で大阪の物販の列が凄いことになってるらすぃー…ってのを聞いたついでにグッズとかいろいろいくらなのかも調べてみたりしたらばパンフもといフォトブックが3000円って…たっけぇー。(爆)つか月末なので全然お金ないんですけどぉー…。(こそっ)調べておいてよかった。(ほっ)即効お金おろして(は?)会場へもちょっと早めに行ってみたんですけどやはしすんげぇ列…。(どよん)どうやら通常の開場時間より早めにロビー開場でグッズ販売だけ受け付けてたみたいで。途中で物販の列は打ち切られてたんだけど会場前まで行ったらばフォトブック&戯曲集(会場限定仕様)は当日券受付のところで別売りしてたみたいで。じゃ並ばなくてもよかったんじゃーん。(爆)あたしの狙いはフォトブックだけだったし。つかむしろそれしか買えません。(おい)お金ないから。(滅)ま、そんな感じで思ったよりラクチンに買えてしまいましたことよ。ちょっとは改善されてる…のか?(え?)

で開演っすよー。オレンジくんが未見だったんですけどもうオレンジくん以外のアビルくんは考えられませんよねー。つか最初ムラジュン(村上淳さん)が決まってただなんて想像もつかないぐらい。だってこばけんとキャラかぶってんじゃーん。(爆)背高いとことか賢そうなとことか。(や、アビルくんがおバカさんだってことではなく…)が。最初1人芝居っつかアビルくんの自己紹介的に全国自転車旅行をして回ってる貧乏学生っつーアピールを台詞で応酬するわけですが…始まってすぐ「台詞忘れました」ってえー?!かなり冷静に「台詞忘れました」ってぽつんって言うもんだからこれもネタなのかと一瞬思ったんですけど「…ホントに出て来ません。真っ白です」とかって言ってておーいっ!「頑張れーっ!」とかお客さんの声援もちらりほらりとありつつちょっとばかし空白の時間が出来てしまったんですけどその後何事もなかったかのやうに「あ。出て来ました」ってホント普通にお芝居の続きみたくこっちもまたぽつんと言っててすげぇーっ!と思ったり。でもよかったよかった。(ほっ)台詞忘れちゃったっつー察してオーラはご勘弁をば。(おい)で続いてこばけんなんですが…スーツだよぉー。(きらーん)しかも眼鏡男子だよー。(きらきらーん)あぁもうのっけから萌えぽいんつ炸裂しまくりなんですけどぉー。動揺が動揺が…。(は?)すっとした姿勢で双眼鏡を覗く姿なんかもう素敵男子ですったらーん。こばけん演じる篠田さんは飛行機ヲタなんですけどその博識っぷりっつかもうすげぇー。鉄道ヲタってのはまぁ一般的によく知られるところですけど飛行機ヲタも探せばいそうですよね。(え?)鉄道ヲタがテツなら飛行機ヲタは…ヒコ?(誰それ?)そんなヒコな(おい)篠田さんなんですけどホントに出来るビジネスマンな風体でクールっぽく見えるんですけど飛行機について喋り出したらあつーい。(笑)ってエアフォースワンって大統領が乗ればどの飛行機もその名前で呼ばれるのね。そして副大統領機はエアフォースツーって知らなかったよよよん。で3人目の登場人物織部さんなんですが。もう久ヶ沢(徹)さんが出て来ただけで笑いが起こってるYOっ!で原寸大の飛行機の模型を子供に作ってあげようとしてるらしいんだけど…そんなのどこに置いとくんすか?(おぶおぶ)場所取りすぎだYOっ!(爆)でそんな何の共通点もない3人が出会ったのは偶然だったのか必然だったのか…?ストーリー的には青春群像っつかまともに観たらかなりこっぱずかしい感じだし「いぃーっ!」っていろんなところがむず痒くなりそうなんですけど(おい)ふんだんに笑いが散りばめられてるのでそれでいい感じにバランスが取れてるのやも。だから笑いの後にくるちょっとシリアスタッチなシーンにはどうにもあたしの場合はゆるんだ顔が収まりつかなくてにやついた半笑いの顔で観てしまうことになるんですけど(苦笑)それさえ困らなければ(は?)緩急のメリハリもピンポイントで入って来るしやっぱり上手いなーとしか思えなくて。なんつーか男3人っつか男の子3人集まって自分たちだけの秘密基地めいたライトフライヤー作りなわけですよねぇ?女3人だとこうはいかないなー、と。男の人っていいか悪いかは置いといていくつになっても男の子な部分ってのがいつまでも残ったままなんだと思うんですよね。こうちっちゃい頃から野球が好きだったり車が好きだったり飛行機が好きだったりそういうのが大人になってもプロ野球を応援したり(は?)ミニカーを大人買いしてコレクションしちゃったり飛行機の模型を実寸大で作っちゃったり(やりません)させちゃうんじゃないかと。でもってこの3人のどこにも女の影が入り込む隙がない感じなのも好印象。織部さんはまぁ妻子持ちなわけだけど塾に連れて行かずに大工の実践修行をさせてたのが奥さんにバレちゃって子供連れて出て行かれちゃってて離婚の危機だったりでとりあえず今のとこ家に女の人がいる気配がない、と。アビルくんも彼女の存在とかそういう話は全然しないし篠田さんなんか飛行機しか興味なさげだし。(え?)人生80年(ま、今のあたしぐらいの世代以降は人生50年に逆戻りしちゃいそうな気がするけど…。爆)の中で1年や2年ぐらい休憩したって罰当たらないしそんなの80分の1ぐらい大したことないってー。のんびり夏休みを過ごしてみるのもよかろうもん。と何度も転職するたびに予想外に長い(爆)夏休みを何度も過ごしたあたしとしては偉そうなことは言えないけどそう思うのでつ。アビルくんはこの後自転車旅行を諦めて実家に戻るのかもしれないし篠田さんも次の仕事を探さなくちゃいけないしそれより何より飛行機を売る約束をしてたお金持ちの人とトラブっちゃったしその修復の方が大変そうだし織部さんも果たして奥さんと子供が戻って来てくれるのかそれにはもっともっと時間がかかるのかもしれないけどあの日ライトフライヤーが飛んだことはどんなにか勇気付けてくれるんじゃないのかなー?と。あたしもあの瞬間ふわっと飛べた気がしたもの。(え?)さあライト兄弟の初フライトの12秒間に思いを馳せてみませんか?(痛)

いやーにしても笑った笑った。ま、大阪千秋楽だったしそれまでに観に来てるだろうお客さんたちがフライング気味で笑い出すのはちょっとばかし閉口しましたが。(苦笑)それを抜きにしたら相当面白かったでつ。こばけんの古今東西での小学生かっ?!な切り返しだとか「接着剤取ってくれるかな?」ってこけしに翼付けちゃってるのを取り外すことだったり(苦笑。「全てのノッポさんが器用だとは限らないんだよっ!」)ライト兄弟が空に憧れて飛行機を作るまでに至る物語だったり可愛いったらない。(は?)久ヶ沢さんはホントあのすっとぼけた口調のキャラが今回も面白過ぎたんですけど無駄にいい体にびつくり。(え?)にしても木でトレーニングマシーンまで作っちゃうなんてどんだけ器用なんすか?!(笑)で鉄パイプをするする降りて来るとこで途中体を水平にするぷれい(は?)があるんですけど消防士さんの出初め式っすか?(え?)あんなことが出来る人だったとはー。めためた意外でつ。で篠田さんと織部さんとののこぎり演奏での会話。(笑)きっとあそこは日替わりネタなんだと思うんですけどあまりの面白さにこばけん撃沈…。(爆笑)「とても言葉で表せない…」って…どんな会話が交わされとるんっすかっ?!(笑)合言葉もおバカっぽくて最高ー。食料品買い出しに行って帰って来ただけってのに合言葉を言わされる篠田さんだとか木材かついで帰って来てるのに自分が決めたもんだから合言葉を言わずにおれない織部さんとかもうー。でどうにもこうにも縮尺寸法が違ってるやうなーって…みんな、インチだのマイルだの寸だのばらんばらんだし…。(苦笑)誰か意見まとめてよー。ま、そこから繋がってく原寸大模型(それは模型じゃなくて現物…)を作るにあたっての作図のやり直しだとかのシーンの演奏シーン?あれもかっこよかったー。パソコンを華麗なキータッチで演奏しまくるこばけんとか萌えー。で暗転から幕の振り落としで登場するライトフライヤーの登場シーンとかじーん…と来ちゃったもんよー。でオレンジくんの自転車解体前の会話劇とか(それの真似っこで久ヶ沢さんの赤いスクーター解体前の会話劇も面白かったけど)「2寸」って言われた後の凹みっぷり(そしてこばけんマスターとのシチュエーションコント(違))だとか「僕にはパソコン触ったり木切ったり出来ないからなー」な台詞を受けてのMAC CMなこばけんとか楽しいったらない。で織部さんの息子の名前が信頼の「頼」に「人」って書いてライトと読ますのかと思ったら「たのもと」って…そのネーミングセンスのなさったらもうー。ライトフライヤーにも「フライヤー=ハエの人」ってことで「ハエ」って…そんなのやだ。(爆)ま、ダイゴオリベ丸よりは数段マシですけれども。(おい)で古今東西飛ぶもの合戦。オレンジくんが「火に入る夏の虫」「それはもう出た(篠田)」「(何か「飛ぶ」系のことわざもう1つ。忘れちゃったけど…)」「それはもっと最初の方で出た(篠田)」「えらい高度なことしてますねぇー(アビル)」「飛ぶと言えば台詞もあるよね(篠田)」「あーそうだな(織部)」そして凹むアビル…で顔を床にこすりつけんばかりの美しい土下座。(笑)いいもの見させていただきました。(爆)まだまだ地方公演もあるし東京に戻る頃にはもっともっと進化したTAKE OFFになるのかもしれませんがあー観たいー。(え?)名古屋なら無理したら行けそうな日程なのもやばすっ!(爆)はう。でカテコですけど大阪千秋楽だけあって超盛り上がりで。5回ぐらいあったんじゃないですかねい?こばけんはスーツのままだったんですけどオレンジくんと久ヶ沢さんは3回目ぐらいからグッズTシャツに着替えての登場ー。ハンドクラップはもういちいち楽しくて仕方なかったし2回目か3回目からの「みんな立てよっ!」的なアピールとか祭りだわしょーい。こばけんも「2階ーっ!」「アリーナーっ!」ってもうライヴ感満載なんですけどぉー。きゅぅーっ!久ヶ沢さんは途中鉄パイプのとこからするするーって登場してくれてまたまた出初め式のお披露目があったりとか。うはーボーナスだぁー。でフライヤーの飛ばし合いっこがあってこばけんが客席に投入したのが2階席に届くかと思ったんですけどひぅーって落ちて来ちゃって1階の上手側で争奪戦が繰り広げられてましたねい。あー欲しかったーん。(羨)こばけんの「おおさかぁぁぁぁぁっ!!!!!」コールもあったし両手ぴーすでの退場も見れたしとうとうこばけんに完堕ちでつ。(え?)もうまっじっでぇ帰りの電車の中でにやけ笑いが収まらなかった件。(は?)どうやったってふややんになろうとする顔を必死で引き締めながら帰ったことか。あーどうかどうかDVD化してくだせぇ。もしくはWOWOWかどこかで放送してくだせぇ。(ぺこり)と。次の日。新聞でホントにライトフライヤーについて真面目に研究してる人たちが初代ライトフライヤーを実際に再現して飛んでみたって記事が載ってたんですけれど。ま、エンジンとかそういうのは改良されて今の時代に合わせた物を乗せてるそうなんですけど枠組みとかそういうのはライト兄弟の時代を出来る限り忠実に再現したものだったそうですが全然飛ばなかったらしいです…。(黙)現実なんてそんなものなのかもしれませんねぇ…。(苦笑)でもこのお芝居でのライトフライヤーは確かにあの瞬間みんなの心の中で飛んだのだから。それは夢じゃないと思う。機会があればぜひぜひ一緒に飛んで来てくださいー。