631.「水の戯れ」

おもなキャスト:光石研・菊池亜希子・近藤公園・瑛蓮・根本宗子・岩松了・池田成志
作・演出:岩松了 舞台監督:田中直明
公演記録:2014.11.22@シアター・ドラマシティ
あらすじ>>家業を継ぎ、仕立屋をしている男。長らく、死んだ弟の細君にひとかに思いをよせている。
実弟の妻だったことはむろんだが、生来のまじめな性格のため、告白できない。男の気持ちに薄々気づいている女も、思いを同じくしているようだが、亡夫のことがあるのか、はっきりとは気持ちを表してはいない。
そんな折り、海外に仕事の場をもっている、無頼な兄が若い中国人の恋人を連れて帰ってくる。2人の親密なけんかを見るにつけ、男は40を過ぎ、いよいよと決心を固めつつあるが、懸念が先だって行動に移すことができない。
ハッキリしない2人の態度と、周囲の勘違いと思いこみも合いまって、事態は次第に緊迫感を増し、ゆっくりと狂い始めていく。

岩松(了)さんでなるすぃー(池田成志氏)ってのは珍しいし観たいなー…と思ったんだけれどもいかんせん1日1回のみ公演でしかも日程決まってみたらば夜公演のみって…!(どーんっ!)それでもまぁ土曜日の夜公演だったらば行けないこともないし…と思って手数料のことを考えて(えー)劇場先行で申し込んでみたんだけれどもこっちは4列 28番とど真ん中がっつり寄りのいい席でvvv…でも。岩松さんのお芝居ってなにげに長いんだったよっ!!!(どっかぁーんっ!)頑張ればもそっと短くなるんぢゃね??(おぶおぶ)ってなもんだったんだけれども短くなるといろいろと端折られて元々でも訳分かんない(おい)もんがますます訳分かんなくなっちゃって困ったかもしんない…。(苦笑)でも仕立屋さんって結構かっこいいんですよねー…vvv(は?)ついこないだ…っつってももう半年やそこら前になるかもなんですけれども(えー)ブリーゼに用事がある時にまだ開場時間まで間があるっつーのでいろいろと見て廻っておったらばー…。どの階だったかなぁ??ちょっと覚えてないんですけれども(おい)普段だったらばぜってぇ行かないやうなフロア端の奥ーにお店があってそこがちょうど仕立屋さんっつかフルオーダーメイドのスーツを作ってくれるお店だったんですよね。それで中に入ってみるとかはしなかったんだけれども(どうせスーツ買う用事なんてないし大体が男モノ??メインっぽくて入れる雰囲気じゃなかったのん。苦笑)外から見てるだけでもおっきな机っつか裁断机??みたいなのを前にしてでっかい生地を広げてメジャーでぱしっ!ぱしっ!と採寸して型取りして…みたいな作業をやっておる30代後半??(ぱっと見、ねwww←)ぐらいのお兄ちゃんがいててそれが金子ノブアキ風でめっさかっこよさげだったんですよーvvv(え)…ま、仕立屋さんっつーと結構ロマンスグレーのおじいちゃん店主だとかがやっておるお店だとかもかっけぇ…vvvと思うんですけどもそのぉー…若くして店主っぽいとこなんかもかっこよさげだったりなんかしてそういう職業とかって憧れちゃうんですよねー…。(うっとり)そういうちょっとした仕立屋さんに対する思い入れ…ってほどではないけれども(苦笑)そんなのがあった後だったりしたので結構最初っからするっと入り込める感じでよかったかな、と。んー…でも光石(研)さんもとい春樹の態度の豹変っぷりがいまいちよく分からないっつか…。(黙)…や、まぁ死んじゃってはいるけれども弟の嫁だった人のことが好きっつーのは正直べみょうだと思うんですよね。それが出会った時からもうすでに「好き」だったから今度こそ弟が死んであわよくば…!(爆)的なのを狙っておるのかそれとも弟の嫁として出会った時にはべっつにそれほどまでに意識したこともなかったし大体が向こうはもうすでに「嫁」なのであって自分にはとー…んと関係ないっつかぜんっぜんっ!入り込む余地もなくてほぼほぼ無関心だったのが弟が死んでただの「家族」になった時に初めて恋愛対象になり得る「女」の1人として見た時に「これって…結構タイプかも??好きかも??」みたいなことになって来てどんどん恋心を募らせる的な??そのどっちなのかちょっと観ててもよく分かんなかったんだけれども春樹のタイプからしたらば後者…なのかな、と。でもそやって一時期1つ屋根の下に「家族」として一緒に暮らして満更でもなく「いいなー…」と思ってそう思った理由ってのは何だったんだろね??おそらくはまぁ食事やら何やらの世話をしてくれて「自分もけこんしたらばこういうことをして貰えるんだなvvv」っつー嫁シュミレーション的な??(は?)そういうのが心地よかったってのはあるよねー…。でもそれはべっつに明子(菊池亜希子さんの役どころ)自身がホントの意味での「嫁」なのであって弟がいてもいなくてもそれは変わりようがなくてそれだから仕方なく…ってことはないにしても春樹は自営業っつかまぁ実家の仕立屋で注文取りから仕立てから販売まで何から何までぜぇーんぶ1人でこなしておってそのぉー…店のことを手伝えないんだったらばせめて家のことぐらいはー…ってので居候が家賃を払うってのと同じ感覚でもって掃除をして洗濯をして料理をして買い物をして…っつって家事全般を引き受ける人としてこの家にいた、ってことは考えられるよね。それはたまったま春樹が明子の「家族」だっただけでべっつに真っ新の赤の他人だったとしても一緒に住んでるからにはそれぐらいのことはしたと思うよ??それを春樹が勘違いしたんだったらば春樹が悪いと思うんだけれども明子も積極的にはそれを断ったりもしてないわけだからしてますます付け上がる(おい)っつか勘違いする原因にはなってるよねー…。…っつか明子がより好きだと思ってる相手ってのはいっちばん上のお兄さんであるところの大造(池田成志さんの役どころ)だと思うんですよね。そうして大造も満更ではなく思ってる。「お兄さんと一緒にいると居心地が悪くなる」とか言いながらだから「嫌いだ」とは言ってないわけだしそういうべみょうな駆け引きっつか「あなたがもうひと押ししてくれれば…!」なのを期待してる節もありつつでも…みたいなどいつもこいつも全くもって煮え切らないヤツばっかりだな、おいっ!!!って感じなんですよねー…。(黙)あたしは駆け引きうんぬんとか曖昧な態度とかそゆのはぜんっぜんっ!苦手な人だったりするので(えー)「好きなら好き!!!はっきり言う!!!」と思い立ったが吉日www(え)どーんっ!!!と突っ走って告白してそれで「ミッションコンプリートvvv」なもんで後のことは知りませーんっ!!!(爆)上手く行ったら行ったで付き合うもよし…だけれどもピークを「告白」に焦点を合わせてしまっておるのでそこから先は未知の領域(は?)っつかもうそれまで妄想逞しく描いておったあーんなことやらこーんなことやら(え)と「ちょっとちょっと…!違うじゃないのよぉぉぉぉぉっ!!!!!」なことが起こってしまった場合に対処し切れなくて「やっぱり違う…!!!」とかなって別れることもあり得るかと…。(苦笑)ダメならダメで「はい、次っ!!!」ですからしてwww(えー)この「なーんとなく家族」ぐらいの立場がお互いにとっていっちばんいい距離感だったと思うんですよね??それを無理くりけこんに踏み切ってこう…他人の領域を侵すっつか入り込み過ぎちゃうからめんどくさいことになっちゃうっつかさ。(黙)しかも春樹の場合は釣った魚に餌はやらない!ばりにけこんしたかと思ったらもうまんま自分の持ち物よろしく家政婦のやうに扱き使って自分の思い通りに動かなかったらば叱り飛ばしたりして向こうにとってみても「こんなの違う…!!!」と思われてるかも??(おぶおぶ)みたいなことは考えないんだねー…。(滅)あたしだったら「やってられんわっ!!!ったくよぉっ!!!」つて家飛び出して行ったまんま二度と帰って来ないとかも考えられるんですけれども(えー)明子さんって思った以上に健気っつかそれとももう諦めの境地なのか何なんだろね??

だって思ったことがあればはっきり言えばいいんだよっ!!!そーんな他人の口から遠回しに聞かされて疑心暗鬼にならない人なんていないわけだし。…にしてもあの挙動不審のストーカー紛いのわっかいおなのこ役の人が根本(宗子)さんだとは思わなかったわいよぉぉぉぉぉっ!!!!!…っつっても。ついこないだ(これは結構最近。笑)鴻上(尚史)さんとこで若手公演っつか虚構の劇団で客演で出ておられるのを観たとこだったもんでその時の雰囲気とぜんっぜんっ!違っておったしキャスティングはされてるけれどもどこ??どこに出てるのっ?!って感じだったんですものっ!!!(どーんっ!)こないだはキャバ嬢(え)っつか結構思い切りのいい役だったと思うので何かそういう印象を勝手に持っておったんだけれども(苦笑)これはこれですごいな、と。んー…でも菜摘(根本宗子さんの役どころ)は結局誰のことが好きだったんですかねい??(おぶおぶ)…誰だっけ??友達のかれすぃー??と明子が陰でこそこそと会ってるっつかこそこそってこともないのか。(苦笑)その大学生だかと会うためにまだ自分が住んでたマンションの部屋を引き払ってもないし菜摘の口振りだとその大学生だけじゃなくて他にもそういう関係の人がいるとかいないとか…??それが春樹とけこんする前だったらばまだべっつに自分の旦那はとぉーっくの昔に死んでいないわけだし誰と恋愛しようが誰と関係を持とうが自由だし菜摘にあれやこれや言われなくたって関係ないことだし堂々としてればいい問題だったのが春樹とけこんしてしまったことでそれはもうけこんする前から続いてる関係だったとしてもその日を境に「不倫」ってことになっちゃってそりゃぁ春樹も怒るし菜摘もぐちゃぐちゃ言って来るし…みたいな面倒なことになっちゃって…。(黙)これがもし大造とけこんしておったらばここまでおっきな問題にならなかったと思うんですよねー…。っつかまぁ大造はこのことを前から知っておったみたいだし会ってる現場を目撃??したこともあるみたいだしその時は誰とけこんしておるわけでもなし春樹と積極的に付き合ってる彼女ーってわけでもなし明子に注意することも春樹に話して聞かせることもなく自分の胸に収めて遣り過ごしておったわけでそ??これがもし大造とけこんしておったらばどーんっ!と構えて「別れたら別れたで俺のとこに帰って来ればいいさvvv」つて「やりたいようにやりなさい」な放任主義よろしくやっておったとおも。これが春樹だからしかも菜摘みたいなぱっと見頭が逝っちゃってそうな(おい)ちょっと被害妄想のきつそうな相手から話を聞かされてますます心を掻き乱されてそれで「何でだよっ???!!!」つてすぐに爆発して明子に八つ当たりでも問い質すでも何でもしてればよかったのにそれもしないで1人で抱えて悶々と悩んで悩んで悩み尽くしてそうして…ってことでそ??逆に明子と大造がけこんしてそれで春樹と林鈴(りんりん。瑛蓮さんの役どころ)がけこんしたらよかったんだよねー…。(えー)…ま、林鈴は春樹とけこんするってなったらそうっとうに嫌がると思うけどもさ。(苦笑)「あたしに指図しないで下さいっ!!!」つて割とはっきりきっぱり断ると思うんだよねー…。(苦笑)でも春樹の相手になるんだったらば思ったことをがつんっ!と言ってくれる相手の方が相性いいとおも。お互いに気遣い合って言いたいことも言えなくて悶々と悩んで…みたいなタイプだと付いてけないも。…っつか春樹ってむっつりスケベタイプだよねwww(は?)春樹は大造みたく「でーんっ!」「どーんっ!」みたいにおっきな流れに乗っかって悠々と構えてればいいやvvvみたいな生き方が出来ないからこそ憧れてでもそこには行ってみたいけど怖いからやってみたくもないつてチャレンジする前から諦めてもいてどっちかっつーと大造に対してコンプレックスっつか勝手に大造と比べて勝手に負けた気になって悲観して…みたいなことをやってる感じでいろいろとみみっちい感じがする。(おい)森田(岩松了さんの役どころ)のことにしたってそうじゃないですか??変なプライドっつか職人気質みたいなところがあってイラっと来て言い争いになる気持ちも分からないでもないんだけれども「断るなら断ってくれたまんまでいいんですよぉーvvv」つてからっと言ってればそれでさっさと引き下がって「ほんっとこっちから言い出しといてごめんなさいねーvvv」で帰ってくれたと思うのにねちねちねちねちいつまーでもぐちぐち言ってるからあっちも言わなくていいことっつか春樹の耳に入れなくていいことまで話さなくちゃいけなくなっちゃって引っ込むタイミングを失ってますますどツボに嵌まるっつかもういちお商売人なんだからさー…!その辺のことよく考えた方がいいんじゃなかろうか??…つて大きなお世話なんですけども。(苦笑)(近藤)公園くんはいつものやうに厭味ーなやなヤツの役なのかしらん??(おぶおぶ)と思っておったんだけれどもこの中にあっていっちばんフラットっつかまぁ変は変(爆)だけれども他の人たちに比べたらまだマシ…なのかな??(え)でも小説…っつかそれって私小説??…だよねぇ??のネタにするのに春樹ん家で録音テープ録りながら会話するとかって…どんだけだよ??(苦笑)この公園くんもとい増山のレコーダーもちょろっと忘れて置いて行っちゃった拳銃もみぃーんな春樹に使われてとんでもない取り返しの付かないことになっちゃって…ね。(滅)ピストルとか小道具出て来るたんびに「来るぞ…来るぞー…!」と思って身構えちゃってダメなんですよねー…。(苦笑)効果音だけで済ませてくれるんだったらばいいんですけれども火薬ぼんっ!生音もどんっ!って来るヤツだと自分が撃たれるわけじゃないのに怖くて怖くて…。(黙)春樹だったらば明子を殺すよりまず自分でこめかみに銃口を向けて自殺するかな??と思っておったんだけれども結局明子を撃つことになっちゃいましたねい…。(黙)あそこで明子を撃つんだったらば菜摘の方、とも考えたんだけど自分が必死で好きになった相手が自分の思い描く器じゃなかったことに幻滅しちゃったとかそゆことなのかなぁ??春樹の恋愛って頭でっかちなんだよねー…って人のこと言えないんだけども。(苦笑)常に「自分自分自分」で相手のために何がしてあげられるだろう??とかそゆのぜんっぜんっ!考えてない。ワンピース??を作るのだってほぼほぼ自己満足ぢゃん??「こういうのを着せたい」女=明子なわけでそ??プレゼントだったらサプライズでも何でももそっと明子にリサーチするっつか例えば他の服屋さんに連れてって「どれが欲しい??」つて聞いてみるだとかいろいろ方法はあるわけじゃないですか??それに仕事の合間に寝る時間も削って作って…とか重いもんwww重すぐるwww(爆)もっとぱぱっと作って「出来たよvvv」つてあげればいいんですよっ!で「合わなかったらまた言って??直すから」って言っとけばいいんですよっ!何にしても軽やかさがもっとあれば、ねー…。(黙)…ってか初演は竹中(直人)さんの役だったんですよねぇ??(おぶおぶ)竹中さんが弟で串田(和美)さんが大造って…なーんか逆な気がするんですけども。(苦笑)…や、年齢的にはそうなのかもしれないけれども串田さんの方が雰囲気重くて竹中さんの方がちゃらんぽらん(おい)…っつかからっとしてそうだものwwwなーんかそれもちょっと気になるわー…。なにげにカテコでは大阪初日でいて千秋楽(爆)ってことで岩松さんがちょろっとだけ挨拶してくれて「この後名古屋行って神奈川で公演ありますのでそっち方面に知り合いのおられる方はぜひぜひvvv(宣伝よろしくvvv)」ってなことをおっさってますたvvv次はー…くどちゃん(宮藤官九郎氏)主演で岩松さんなんですよねー…。そっちもあーんま難しくないといいけど…。むう。