786.「天使は瞳を閉じて」

主なキャスト:上遠野太洸・鉢嶺杏奈・伊藤公一・佃井皆美・小沢道成・杉浦一輝・三上陽永・渡辺芳博・森田ひかり・木村美月
作・演出:鴻上尚史 舞台監督:中西輝彦・内田純平
公演記録:2016.8.26〜28@AI・HALL(兵庫)
えーっと…第三舞台の時はとー………んと観てないしきっとこれも観たことがないと思い込んでおって…。(苦笑)速攻でぴあ先行でチケットを取った割にはF列 5番だったりなんかしていっちばん後ろの列の下手側端っこっつー見切れてはいないけれどもちょぉーっとばかし場所が悪そうな。(苦笑)でもまぁ人気があるんだろうから仕方ない…か??(え?)虚構の劇団がっつーよりかは演目としてってことなのかもしれないけども。(おい)…ってか観始めてから気が付いたんだけれどもあたし…これ、観たことあるわwww(えー)むっかぁーし大高(洋夫)さんがマスターの役で出ておったんだったよ…!!!(どーんっ!)んー…でも冒頭からガラッと設定自体が変わっておるっつーのかあたしが前回観た「天使は〜」(観劇日記No.61参照)よりかは分かり易くなっておって何でこの人たちはドームの中に閉じ込められることになってしまったのか??みたいなのが解説??されるやうな形でもって提示されておってそれこそこの話の内容が現実に追い付いてしまったっつか現実がこのファンタジーを飛び越えることになってしまったのが虚しいっつーのか何っつーか…。(黙)明確に「ここは福島だ」とは銘打ってはいないけれどもかっくじつにまぁそういう設定っつーのか原子力発電所が制御不能になってしまってチェルノブイリ原発事故みたいなことが巻き起こってその土地に家があるのに帰れない帰宅困難地域になってしまったっつーのにそこに戻らなくちゃいけない事情(まだ家族が残っておるだとか家畜やペットの世話が心配だとかボランティアでどうしってもそこにいる人たちを助けてあげたい…!つて集まった人たちだとかー…)のある人たちばっかりなんだけれどももう何時間かでこの場所からは撤退しなければいけないとかで警備の人たち??もまた避難しなくちゃいけないところなんだけれども隙を見て入り込んで来る人たちを押し留めたりしておるうちにタイムアウトを迎えてしまってそこは透明のドームに覆われて出ることもこれ以上の人たちが入るのも許されない区域??になってしまった、と。前ーに観た時はもう突然にこの人たちは寝て醒めたらドームに閉じ込められておって外と連絡も取ることも出来ず…みたいな??のっけからもうそういう状態での設定だったと思うんだけれども今回はそこに至るまでの状況っつかリアリティーを持った話が語られておって後付けとは言えまぁ実際起こり得るかもしれない話っつー寒々しさみたいなのが迫って来るのかと思いきや…!!!おもっきしファンタジーでどんどん前へ前へ押し出して来る感じでもってあーんまシリアスな空気感みたいなのは感じられなかったっつか…。(苦笑)原子力発電所が事故を起こして一時は帰宅不能に陥ってしまってそこに取り残された家族の状況なんかもよく分からないまんまとりあえずはその場所に帰らなくちゃ…!つて必死になっておった人たちも話が始まってしまえば落ち着いてその場所での生活を続けておって結局探してる家族やらかれすぃーやらカノジョやらに会えたのかどうかも分からないまんま結局冒頭に出て来た人たちだけのコミュニティーが形成されておってその中でけこんする人たちが出て来たりなんかもしてあのパニック状態はどうやって収集を見たのかどうかも分からないまんまどうやらあれからもう何年もの月日が過ぎておるやうであれから原子力発電所がどうなっただの何だのっつーのはこの話の中では語られないまんま放置されて新しい現実が始まってるっつー雰囲気。それはそれで残念っつーのかもっと掘り下げて家族たちには会えなかったけれどもこの人たちの中には希望を捨て切れない何かが芽生え始めておるだとかそれともとぉーっくのむかーしに諦めて自分たちだけの生活をまずは進めて行くことを決めるしかなかった…だとかそれなりに「ここ」に至るまでの話も聞きたかったんだけれどもそれをやるともっともっと話が長くなるし複雑になるし…でしょうがないとこなんですかねい??(え)いっやぁー…でもあたしも前回観た時はミュージカルだったしちゃんとしたストレートプレイで観たわけじゃないので比べようがないのかもしれないけれども(苦笑)いい意味でも悪い意味でも今回は若いなりの粗削りさが残ったまんまっつーのかざっくりとした印象が強かったっつか…。(黙)森田ひかりさん演じる天使は自分の持ち場を離れて「この場」を見守ることを決めておまけに「人間になる…!」つて宣言してとっととこの世界に加わってしまったわけだけども。同僚天使の小沢(道成)くんは天使である自分が捨て切れず人間になることは選ばないんだけれども人間になるっつて堕ちて行った「テンコ」ちゃんだったっけか??(もうすでに役名を覚えてない辺りやっぶぁいwww←)がいまいち気になってしょうがなくていちいち自分の持ち場を離れて「この場」もついでに見守ることにしておるわけなんだけれども毎日毎日報告書??には「今日も何もない1日だった」みたいな穏便な言葉ばっかりが並んでおっていつもいつも小さな事件が途切れない「この場」にはそぐわないっつか何でそのことを報告しようとしないんだろ??(おぶおぶ)みたいなさ。確かにそのことを上司であるところの神様に報告してしまったらば「テンコ」ちゃんのことも話さなくちゃいけなくなってしまってそうしたらば自分が持ち場を離れて「この場」を見守っておることもバレてしまって2人ともに面倒なことになるどころかもう天と地がひっくり返るぐらいにあり得ないことなのかもしれないけれども神様がほんっとぉー…!!!にいるんだったらばもっと早くこの場は収集しておるに違いなくてそれだからいまだにこうやって放置されて見捨てられっぱなしの「この場」を神様が関心を持って見ておるとはぜんっぜんっ!考えられなくてそれだからそーんな真面目に報告書なんか出さなくたってだーれも気にしてないと思うんだけれども持ち前の真面目さっつーのか人の良さが邪魔をして真っ当な仕事っぷりから抜け出せない…っつーんだったらばウソばっかりの報告書の意味は何??ってことになるわけだし…。(死)毎日毎日凝りもせず三上(陽永)さんは「壁の向こうに行くぞー!!!」つて壁を壊し続けておるし…ってかまぁそれはぜんっぜんっ!敵わなくて壁はびくとも壊れないし1mmたりとも傷を付けることすらも出来ないわけなんだけれどもそれでも外の世界に憧れて??…つか元々は自分で望んで「この場」に来たっつか警備の人の静止を振り切って無理くりこの現場にやって来たわけじゃないですか??誰がどういう風に入り込んだかはもうちょっと忘れちゃったんだけれども(おい)そうやって自分から入り込んでおきながら壁が出来たら出来たで「外の世界に行きたい…!」とかって虫が良すぎやしませんか??っつー話でさ。(苦笑)大体が「外の世界」っつーけれどもここ以外の場所はもう原発事故の影響で放射能汚染が酷くてこれがもし壁が破壊されて外に出れたとしても自分も速攻で被曝して健康状態だって一気に悪くなって寿命も縮まって「やっぱり外になんか出なければよかった…」みたいになることは目に見えてるわけでさ。(黙)したらば大人しく黙って壁の中にいればいいと思うんだけれども毎日毎日壁を壊し続けてしかもそれがテレビで中継されてるとかって…ってかそれを誰が観てるの??(素)ここに住んでる人たちはまぁそのテレビ局のテレビ放送は観るわけだけれども外の世界の人たちはそれを観てるの??(おぶおぶ)外の世界に誰かいるの??壁を壊すより先に外に住んでる人たちと何とかして通信手段を回復させるだとか「今」の設定だったらばかんったんにネットで繋げて確かめるっつー方法だってあるわけだしそこんところが前時代的っつーのかどういう時代設定になってるのかがよく分からなくて結局今はいつなの??っつー話でさwwwそこんところがちょっと気になった…かなー??

もしかしたらば三上さんのやっておることはただ単なるパフォーマンスでしかなくて本気で外の世界に出ようなんかこれっぽっちも考えてなくてただただ毎日同じことを同じメンバーで繰り返してるだけの壁の中の世界っつーのに飽きてちょっとでも娯楽の足しになればっつーのでやっておるだけでお遊びの1つってこともあるわけだけれどもさ。じゃ他のメンバーはどうなの??っつー話だよねぇ??(おぶおぶ)例えば電通太郎(杉浦一輝さんの役どころ)の力をもってすれば外の世界がどうなってるか??なんて立ちどころに分かってしまっておっただろうし実際問題どうなってるか??ってのはほっとんど把握しておったと思うんだけれどもそれを発表してしまうとまたみんながパニックに陥ってしまうだろうっつーので公表してないだけなのかそれとも最後の切り札として自分だけが持っておくカードにしておったのか??とりあえずはまぁ最初はそこまで嫌なヤツじゃなかったのがどんどんと嫌なヤツに成り下がって行く感じがい・や・だwww(爆)下手にお金だとか力だとかを持ってしまうと段々と人はいやーな感じになってくっつーのの典型的な感じ??(え?)電通太郎の力を持ってすれば原発の今の状況だってすっぱ抜けただろうし外の世界の状況だって立ちどころに分かってしまっただろうしそうなるとそれを公表して原発側を強請ることも出来るし壁の中の人たちを焚き付けてテロリスト紛いのことを起こさせることだって出来るし「俺って何だって出来る…!!!」みたいなのが変な方向に行っちゃったっつかねー…。(黙)それと上遠野(太洸)くんはいろいろと何でも卑屈に考え過ぎ…!鉢嶺(杏奈)ちゃんとのことだって格差がありすぐるのかもしれないけれども自分だったって頑張ればもっとちゃんと曲が書けるかもしれないわけでそ??今はまぁ鉢嶺ちゃんばっかりが女優として活躍して自分は家で引き籠もって??曲が書けない、詩が書けない、そもそも歌おうっつー気力すらない…つて落ち込んでどんどんと鬱になってくわけだけれどもそんなの…!!!自分勝手すぐるよっ!!!鉢嶺ちゃんが女優だっつったって所詮壁の中だけの世界じゃないですか??ずーっと外の世界を見渡してみれば鉢嶺ちゃんクラスの女優なんてわんさかいるはずで…っつか鉢嶺ちゃんクラスで女優なんておこがましいわっwwwってなぐらいに箸にも棒にも引っ掛からないぐらいのなんちゃって女優かもしれないわけじゃないですか??もう何だったら「自称女優」みたいな??(爆)電通太郎に唆されてドラマに映画に引っ張りだこ…!!!みたくなっておるだけでたかがシロウトじゃないっすか??(おい)それだったらばちょっとの間だけでもファンが付いて活躍しておった上遠野くんの方がよっぽどすごいと思うんだけどいかがか??(え)…つか奥さんに養われてるのが気に入らないんだったら働けよ!!!(どーんっ!)…何だろ??けこんってさ、そこんところの力関係がめんどくさくてやなんだよねー…。(は?)あたしは子供を産んで育てるとかぜんっぜんっ!これっぽっちも興味ないっつかそもそものところが子供とか苦手だしー…何だったらもう嫌いだしー…(爆)ってのでこちとら中学生の時から「子供はいらないから!」宣言をぶっこいておるわけなんだけれども(おい)そうでなくても世の中的には「イクメン」だ何だって騒がれてちょっとでも子供の世話したら「いい旦那さんですねーvvv」みたく言われちゃったりして何だ??って話なんだけれども親なんだからあったり前だろ??っつー話でさ。奥さんは子供を育てて当然で旦那が同じやうなことすれば「イクメン」だって言われて褒められて…って何かおかしくないか??けこんしてお互いに子供を育てるんだったらば分担して当然じゃないっすか??それを奥さんは家で子供の世話をして旦那は外で働いて稼いで来て…みたいなのが典型パターンとして刷り込まれちゃってるからなーんかちょっとでも子供育てる側に回ると「えらいえらいvvv」みたいに言われるけれどもそれってふっつーのことだと思うんですよねー…。大体が「手伝って貰う」「手伝ってやってる」みたいにお互いに思ってるところからしてもうすでに間違ってると思うよ??生活するってそういうことじゃないでしょ??ウーマンリブで言ってるわけじゃないけれども「やって当たり前」なんだよ。それをしない人ばっかりだから「やって貰ってる」「やってやってる」みたいな感じでお互いがお互いのことを思う人が大半なわけだけれども「言われなくてもやる」んだよ!そこに立って初めて「0地点」なんだよ。スタート地点に立ったってことなんだよ!それを「0以下」のところから始めようとするからおかしなことになるんだってば!!!「言われなくても気付いた方が勝手にやる」のが生活なんだって。それをやって貰ったから、手伝って貰ったから「ありがとう」なんつて言ったりするから相手はますます調子に乗りやがって(え)「手伝ってやってる俺って優しいわーvvv」みたくなったりするけれどもそれ、べっつに大したことじゃないから。(どどーんっ!)奥さんはそれ、全部やってるからね??だから相手には期待しない関係っつか籍は入れとくけれどもシェアハウスの体でもって自分のとこだけ掃除して自分の分だけご飯を作ってトイレとかお風呂とか共同で使う場所は当番制で掃除してたまーに鍋の時だけ一緒に喰ってやってもいいwwwみたいな??(爆)そゆのがいいと思うんだけど。「やってくれる」と思っててしてくれなかったらすっげ腹立つし「やってくれる」を逆手に取って「やってやったwww」つていつまでも自慢話されたらうざったいし(死)それだったらもう初めっから「やってくれる」なんて思わないでただ単なる同居人っつか家で倒れたりそのまんま孤独死とかしちゃった場合にあーんまり時間を空けずに第一発見者になって貰うべく一緒に住むっつの??(えー)それがないと倒れたら倒れっ放しで救急車も呼んで貰えなくてしかもそのまんま死んじゃったらばもう「あの部屋、何か臭う…??」とか言われて初めて誰かの手が入ってもう半分白骨化した状態とかで見つかったらもう泣くに泣けませんからね!!!(…誰が??←)そんなんになるぐらいだったらば多少相手のことに目を瞑ってでも一緒に住んで貰ってまぁそうなった時にはお互い様でお葬式ぐらいは出してやる、と。(えー)そういう人がいるといいんですけど今の日本で見つかるかどうか…。(滅)…むう。…ってかそれはこの話には関係ないんですけども(苦笑)格差婚っつか被害妄想っつかそやって考えるところの根本にはこれがあるんじゃかろうか??っつーね。だから言われてからやるんじゃ遅いんだよっ!!!となー。それを声を大にして言いたい…!!!腐ぢょしの主張でつwww(え)…とマスターがむかーし天使だったっつー下りになって「そう言えばー…これを大高さんがマスターで観た気がするよ??(おぶおぶ)」と思い始めてやぁーっとこ自分がこの舞台を観たことがあるってことに気が付いたっつーね…。(黙)天使が人間になったところで何が出来る??天使であった頃の自分のことを忘れて同僚だった天使の姿も見えなくなって自分もどんどんと人間に近くなって行ってそれでも人間は愛おしいだとか可愛らしいところがあるだとかそんなのみーんな幻想でしかなくて人間は残酷でお互いがお互いを傷付け合ってめちゃくちゃで「人間になんかならなきゃよかった…!!!」と思うことばっかりで何でこんな世の中を見守ってやらなくちゃいけないのか??とも思うわけだけれどももしかしたら人間ってのはみーんなむかーしは天使だったのかもしれない説とかもあるわけですし。(え?)ほら、背中にある背骨のちょっと上のところがこりっと盛り上がってるのは鳥から進化した時に羽根を削ぎ落したからだっつーのが常説だけれどもそれがもしかしたらば天使だった時の名残りの骨だとかってロマンチックな話を聞いたことがあるんだけれども何の話だったっけ??(えー)いちお伊丹公演千秋楽っつーことで鴻上さんからの役者紹介とこれからの予定??の告知とかもありつつ。ほっとんどがもう東京公演で行けないのばっかりwww(爆)ちらっと入ってたチラシに@networkの次回公演もあったけれどもあれも結局東京公演だけだったし…ってか仁ちゃん(片桐仁氏)…!!!すっげぇ観たかったよぉぉぉぉぉっ!!!!!DMも来たけど。(黙)またいつか再演で関西公演もやりませんかねい??…とは。