2007/11/11

  バッティングのフォームはそれぞれに自分に合ったものを身に付けることが
大切であるがまず基本を踏まえることが何よりも重要である。
バッティングフォームの
基本に反する欠点とその修正法の一例を書き記して
おくので覚えておこう!

左肩が上がった構えだと?
ヘッドアップしてバットが下から出やすい。
ボールを遠くへ飛ばそうとする意識が強い(力みにつながる)
投手に顔が正対せず斜め下から見ている。

修正法例
右ひじを意識して上げるようにする。
気持ちはセンター返しで。
◎左肩の上にアゴを乗せて投手を見る。



かがみすぎて構えると?
腰が入らず、上体だけで打つ感じになる。
内角球に弱い。

修正法例 
ホームベースから離れて構えてみる。
背筋を柔らかく伸ばし、両ヒザを軽く緩める。


振り出しの時、バットの先端が頭の後ろに入りすぎると?

バットの出が鈍くなる。
内角の速球に弱い。
振り遅れて右方向に打球が飛びやすい。

修正法例
右ヒジを軽くわき腹につけてみる。
オープンスタンスで構えてみる。


ステップした時、グリップの位置が下がると?

水平にスイングできず、バットが下から出る。
高めのストライクが打てない。

修正法例
グリップの位置を上げるイメージでステップする。
バックスイングの時出来るだけ腕の動きを少なくする。


ステップしながら、スイングすると?
体が前に突っ込み、ボールを引き付けてスイングが出来ない。
手首のスナップが利いたインパクトが出来ない。

修正法例
バックスイングでバットのトップとステップした足の着地とを同時にする。
後ろ足に体重を残して、アゴを引いてスイングする。


ステップした時に、前足が開くと?
結果的に体も開き、鋭いスイングが出来ない。
外角球にバットが届かない。

修正法例
外角球を打つ練習を多くしてみる。
右肩に力を残すイメージで左肩を開かないようにする(引っ張るイメージを捨てる)。
前足である左足のヒザを内側に閉じる感じでステップする。


インパクトの時、アゴが上がると?

ボールをきちんと見れないので空振りが多い(特に低めが弱い)。
強振するとアゴが上がる。

修正法例
投球を最後まで目で追う習慣を付ける。
ステップの幅を狭めてみる。
思い切ったダウンスイングを取り入れてみる。


打者の投手に対する心構え

打者はアウトコースにポイントを置いて構えるようにすると体が開かない。
バックスイングのトップの状態で、グリップは耳のところぐらいが振り出しが早くなる。
インコースを打つ時は脇をしめて腰を回すようにスイングしてみる。
特にオーバースローで速球投手の場合、高めは見送り、低めを打つようにする。
打席に入ったらフォームのことよりボールに集中する。
「自分は打てる!」と信じ「力強いスイング」で振り切ること心掛ける。