高松塚古墳は昭和47年3月、明日香村の依頼を受けた橿原考古学研究所の発掘調査により、千数百年の眠りから覚め、華麗な姿を私たちの前に呈しました。
「わが国考古学会の戦後最大の発見」といわれる極彩色の壁画をはじめ、副葬品など数々の貴重な資料が出土、その卓越した文化性は全国に「高松塚」ブームを巻き起こしました。