奈良県ドッジボール協会も創立１６年目。創立当時は、奈良県としましても発展途上でありましたので、当時は審判技術の向上のために研修を何回も重ね、まずはC級審判員の確保に努め、JDBAより講師を招聘し講習会も開きました。他の協会に負けじと他府県にも遠征し、技術を磨いてきました。
　あれから１６年。おかげさまで、今ではA級審判員が誕生するまでになりました。それに並行してチーム力の向上も見逃せません。全国大会では優勝するチームも出るほどになり、本当に喜ばしいことであります。
　また、組織の充実のため、理事会を基本として大会実行委員会を立ち上げ、チーム関係者を委員とし、皆で作り上げる大会を目指してきました。役員だけが大会を運営するのではなく、県内チーム全員によって大会を運営しようとするものです。その成果が大会の中で出ています。特に、会場でのマナーについてはどのチームも心がけるようになり嬉しい限りです。
　今後の課題としては、チーム数の増加をいかに図るかということです。スポーツ離れしている子どもたちにドッジボールの面白さ楽しさを味わわせる方向性を見出し、１チームでも２チームでも増やしていきたいと思っております。
　最後に、本協会に携わっている関係者の皆様とともに、より発展を目指していきたいと思いますので、今後ともご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。