2006/08/12〜13

奈良県天理市移動

2006年奈良V・UHFコンテスト参加

 昨年は仕事で430MHz前半しか参加できず、惜しくも430MHzMIXの7年連続優勝記録が途絶えてしまいました。今年から再チャレンジです。他のバンドも少し力を入れようと思ったのがいろいろなトラブルを呼んでしまったようです・・・

1年以上訪れることのなかった林道にはいろいろな通行障害アイテムが現れ奈良コンテストへの復帰を妨げるのであった。

 今年は再スタートを期して今まで参加していなかった28MHzと1200MHzに本格参加?すべく今までよりも早く出発することにしました。結果的にはそれが良い判断となりました。久しぶりに訪れる移動地は荒れまくっていて現地に着くまでにいろいろな障害と、到着してから草木がボウボウのところの開墾?作業が必要で予定より多くの時間が必要になりました。しかしこの後、久々の移動運用ならではのトラブルの数々が襲いかかるのでありました
 荒めの草刈作業を終えますと遠くからゴロゴロと雷鳴が聞こえます。近づいてきたらすぐに引っ込むことにして?アンテナ設営を始めましたが幸い雷鳴は遠のいてくれて雨の降ることもなく、無事準備が出来ました。50MHzは暗くなってから試しに運用しましたが写真のHB9CVのSWRが非常に悪く、上げたり降ろしたりしていろいろ調べましたが原因がつかめなくてリグのアンテナチューナーで無理やりSWRを落としての運用を余儀なくされてしまいました。近くに移動運用でコンテストに参加しているJP3PZD/3に影響を与えないかとヒヤヒヤしながらの50MHzでありました。
更なるトラブルが発生します。写真左上に写っている10ヶ月ぶり起動したA4ノートパソコンのキーボードのBackSpaceキーが反応しません。Deleteキーでごまかしながら使っていましたが前出のJP3PZD/3と交信時‘P’のキーも入力が出来ないことにコンテスト開始後1時間半もたってから気が付きました・・・(偶然ここまでPの付く局とつながらなかった)とりあえずP抜きで入力し、Pがないことをメモで残し、次のバンドからはたまたま予備で持ってきていたB5ノート(パラレル出力なし)で入力することにしました。このことで帰宅後のログ作成作業が非常に複雑になってしまいました。B5ノートはパラレルがないのでこの後CWキーイングは手打ちに・・・値段の張るUSBのCWインターフェイスが欲しくなってしまいました。
 適当なポールがなく少し低い地上高(5.5mH)ですがこれが自作28MHzダブルバズーカアンテナです。3年前の関西VHFコンテストに実践投入しましたがチョコット使用であま飛び具合とか感じることがありませんでした。以来使う機会がなく今回が初めての本格使用でした。コンディションもあまり良くなかったようでそんなに遠くには飛んでくれませんでしたがこれだけはうまく動作してくれました。いまいちなコンディションとアンテナ不調のせいで50MHzは散々な成績でしたが430MHzは個人的にはこれまでの最高得点を記録することが出来ました。コンディションの良くなかった(近くの局としか出来なった)28MHzも全体的にレベルが下がっていたならば結果が楽しみです。

マイク(AF)とアンテナ(RF)がとても近くなる移動運用ではこのような電源ケーブルの処置が必ず必要であると認識してください。

Equipments  RIG:28・50MHz:TS-570MG 144MHz:IC-706MKUGM 430MHz:IC-375D OUTPUT 50W
 ANT: ダブルバズーカ 4ELE-HB9CV  モービルホイップ   8S-コーリニア
POWER SUPPLY:HONDA EB900