スタンドマイク

自作スタンドマイクをご紹介いたします。

それまで使っていたスタンドマイクが壊れてしまった。当時のありあわせ部材でスタンドマイクが作れそうででしたのでアド*スのマイクを買うよりましかと思い作ってみました。

PTT・ロックスイッチ・アップダウンスイッチ付き、フレキシブルにはお約束の5D−FBを使用、本体ケースとの接続はM型コネクタを使用した、他でよく見られるRCAプラグを使ったものよりは見かけ上もFB?だと思っている。AFの吸込みの非常に悪いアイコム社製IC−726に使用するためFCZ研究所のマイクアンプを内蔵トークパワーのアップに貢献している。ケース右側面にゲイン調整用VR穴が設けられている(少しエキセントリック)。回り込み防止のために各所にバイパスコンデンサ(100PF)を取付けてあります。

マイクエレメントはエレクトリックコンデンサマイクで持ち合せの物やジャンク屋さんで買ってきたものをいろいろ取付け一番音質的にFBな物を選別して使っているが所詮安物ばかりでしたのでそんなにFBな音質は出ないようです、アイコム社製IC−726のマイクコネクターに供給されている直流8Vをマイクアンプと共に電源として動作させている。オンザエアのパイロットランプはトグルスイッチの位置を見れば状態は一目瞭然なので省略しました。ちなみに経験上コンデンサマイクの音質はエレメント自身の大きさ(直径)に比例して良くなっている思えるのですが皆さんの場合はいかがでしょうか?(もちろん一概には言えないとは思いますが・・・)

1年半ほど常置場所からの運用で使用しまして、まだまだ使えると思いますが、新たにスタンドマイク(結構高音質)を購入したので最近は使用しなくなっております。そのうち高音質(フラットorキンキン音)のマイクエレメントが手に入ったら、取り替えてまた使ってみようと思っています。

このたび上野市のハードオフ中古ジャンク品コーナーでWin95時代マルチメディア華やかしき頃売られていたと思われるNECの卓上置き型というかペンダント型と言うか、コンデンサマイクを100円で入手。分解しますと本スタンドマイクに使用できるくらいの大きさのマイクユニットが使用されていましたので本スタンドマイクに付替えしてみましたモニターしたところなかなかよい感じの音質なのですがこれからしばらく実際に使用してレポートもらっていこうかと思います。
2003/11/24