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第2楽章が終わって、合唱団の入場 |
下は、第4楽章終了直後。 |
さて、今年いよいよ~16年9月8日、毎週水曜20回のうちの、最初の練習がスタート。
合唱指揮者が、どのレベルに合わせて練習したらいいか試行錯誤されるのが、とても新鮮。発声練習もユニークで為になる。「お腹で息しても、胸より前に出さない」。
2回目は9月15日。気に入った指示は、「息すうのは、お腹でなく、背中から」。「FroideのFrrrrrだけは精一杯歌うこと」
3回目は9月23日。「わき腹の筋肉を使うのがよい」。「他のパートが練習している時は、身体をリラックスさせる」。「後頭部で響かせる」。「同じ音符でもベースはベースらしく、テナーはテナーらしい音色で」。さて、、。
4回目、9月29日。「低い音を出すにはひざを曲げて腰を落とす」「子音と母音は寄り添うように」「続く音は分解して歌う」「目を開くだけで音が上がる」「最初の音は軽くノックする感じで」「ドイツ語の意味を理解して歌うために、楽譜に大事な単語の意味を書いておく」。
5回目、10月6日。「音符の初めは母音、(子音はそれまでに出す)」「同じ音が続く時は分解して歌う」「高い音を出す前に、一度屈伸しておく」「初心者はお腹で、慣れてきたらわき腹で、うまい人は背中で息を吸う」「ニコニコ顔で歌うこと」「オケより合唱が早いのは良い」「パワーで歌う」
6回目、10月14日。「顔のホホを上げると高い声が出る」「口を大きく開ける練習を、鏡を見てやること」「両手に重りを持って歌うか、ピアノを持ち上げる格好で歌う練習をするといい声が出る」「子音でなく母音で音符が始まるように歌う」
7回目、10月27日、本番の指揮者の西村先生の指導。「下を向いていたら、指揮が見えないでしよう」「ベートーベンが書いたように音出してください」
8回目、11月3日、同じく西村順吉先生。「二分音符スタッカートは、四分音符・四分休符にしてください。」「FroideやSeidum-schlungenは、体を震わせて歌ってください。」
9回目、11月10日、「お腹を使うといのは、脇腹から背中を使うほどよい」「声を響かすのは、鼻を響かすのと脇腹・背中で支えること」
10回目、11月17日、「声を鼻に響かすと、自分には良く聞こえないが、外には良く響いている」「笑わなくても笑顔の形をつくればいい声が出る」
11回目、11月21日、初めて、オーケストラとの練習。指揮者のテンポにあわすのも、オケとの呼吸が合うのも、まだまだ先であろう。
12回目、(11月25日帰省、28日はカゼの為欠席)12月1日、西村先生「Gotterfunkenの2回目のfunkenは速く歌うことにします」「どうしても出ない高い音は、オクターブ下でもいいです、響きますから」
13回目、12月8日、「下のアゴは無いくらいの感覚で上あごの奥で歌うとよい」「笑顔の形を意識して作る努力をすること」「高い音は当たりをつけてぽんと出す」「背中で息をする訓練をするといい声になる」
14回目、12月15日、「上がる時はウント上へ、下がる時は少し」「すう時は背中から」「響かすのはお腹と頭と半々」「笑顔のかたちを作ること、そうすればいい声が出る、でもこれが一番難しい」
15回目、12月18日、ゲネプロ。オーケストラ、ソリストも揃って、ひな壇に並んでの練習。
本番を明日に控えた練習。ホンネを書きます。
@音の取れていない(音程・テンポ・強弱・発音。発声)人が、堂々と歌っている、、、。Aオケの人の後姿を見て、自信のなさそうな人が居る。B指揮者の独特のテンポ(音楽の解釈)に戸惑う雰囲気がある。
でも、第九は、本番になると盛り上がってうまくいくはずである。
私が最初に歌ったとき、京響の指揮者デビッドシャロンさんの言葉を思い出す、、、。「アマチュアの人は、プロと違って一生懸命歌ってくれるから、本番が楽しみだ」と、、、、。
さあ、明日、本番が終わって、ここにどう書けるか、、、、、、、、、、