H16年初夏、北海道へ

二人で話し合って、しばらく行っていない北海道、できれば道南函館の方へ。


久しぶりの北海道へ、航空券とホテルの手配だけ旅行社にたのみ、
二人で気ままにレンタカーで移動、2泊3日、610Kmドライブ。

5月17日(月)
伊丹空港8:15発、ゲートが混雑し70名が搭乗遅れの為(というJALの説明)30分遅れ、満席のジャンボ機が新千歳空港10:35着。
新車同様のレンタカーに乗り、慣れないカーナビで少し遠回りして@支笏湖へ。A満開の桜を見ながらおいしいラーメンで一服。湖岸を左周りで20キロの山の中に、あまり人の行かない神秘Bオコタンペ湖へ。カーブで事故のレンタカーと、カラスに狙われたキツネも目撃。
まっすぐの国道を西へ快走、山菜取りの人多数あり。まもなく雲におおわれた羊蹄山のふもとを右回りドライブ、まず真狩村の名物C細川たかし像をパチリ。Dニセコ温泉郷の道端には融けない雪の山。ニセコヌプリから雲のきれたE羊蹄山をパチリ。
スキー場のリフトに囲まれたホテル日航アンヌプリは、文句のつけようのないリゾートホテル。「狩太」のサシミ・すし・アスパラ・じゃがいも、それにビール、、、。

@  A  B
C  D  E


5月18日(火)
ホテルの近く、ニセコの町のF有島記念館。今回の旅行で、最も印象的だったポイント。
有島武郎が、小説「カインの末裔」など書きながら、父親から引継いだニセコのこの広大な農場で、小作人への無償解放のトライをしていた場所であることを知り、あらためて感銘をうけた。この時代の白樺派のことなどに興味わき、本も買う。
国道5号線を100キロ南下しG大沼公園へ。レンタルサイクルで遊ぶ修学旅行生などでにぎわう。
函館市内に入り、まずH五稜郭へ。造形庭園としてならいいが、この城は攻めに弱いことはタワーからは一目瞭然。フランスから買ったという徳川幕府も、時代を読めない無駄な投資をしたのか。その当時の榎本武揚と土方歳三、一人は明治政府の要人に、もう一人は覚悟の戦死。久しぶりに歴史に興味わく。
ゲートの閉まる5時の30分前にI函館山に車で登り、強風の展望台から、津軽海峡に面した函館の街を一望、パチリ。
函館国際ホテルにチェックインしてから、そばのJベイエリア函館ビール館で、ピアノ演奏を聴きながらコロッケ・焼きイカ・ほっけ・牛ひれと、アルコール度10%のビール、それにヴァイツェンは味も香りも秀逸。

F G H I J


5月19日(水)
函館市内から津軽海峡沿いをK東端恵山岬へ。どの家も昆布を干すため庭に小石を敷き詰めてある。七分咲きのつつじ公園から20分ほど急坂を登るとL活火山の恵山。車を止めて噴火口を10分歩くと危険の標識があり熱蒸気が噴出している。人は少なく絶景である。
レンタカーを返す前に、空港の近くのMトラピスチヌ修道院へ。赤レンガの建物に満開の桜が印象的。
そして、函館空港15:00発  伊丹空港16:35着

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