<記憶に残る上司の言葉>
「直属の上役は嘘を言うことがあり、その上役も正しいことを言うとは限らないが、更にその上の役職なら広い視野で君たちにとって正しいことを言うものだ。会社で迷うことがあった3段階上の人ならどういう発想をするか想像すればよい。」と言った私の新入社員の時のT教育課長。「昇進して役職になっても、それは役割分担しているだけだから、偉いとか偉くないとか勘違いするな」、また「私は、私心や好みで人やものを判断しなかったかどうか、毎日反省することにしている。」は、12年前のM部長。彼らは有言実行を続け、Tさんは社長に、Mさんは常務になった。
<音悦の音>
すごい音の体験をを3回。まず、辻久子のバイオリン(15年前、城陽文化センター)は会場全体がほんとに震えた。佐藤しのぶのソプラノ(12年前、京都会館)は、あれは天使の声だった。ボストンポップスオーケストラのパーカッション(5年前、大阪厚生年金ホール)は神のリズムに聞こえた。どれも、人間わざとは思えない妙なる音、“音悦”(なんていう言葉はないが)だった。あれはいったい何だったのか?
<好きなラジオ番組>
NHKの“ラジオ深夜便”(夜11時過ぎから翌朝5時まで)は、同年代のアナウンサーの控えめな教養やウィットがたまらない。民放のパーソナリティで好きなのは毎日放送の川村龍一と浜村淳。昔はFMの“ジェットストリーム”の城卓也の語りと選曲の良さに聴き入った。
<好きなテレビ番組>
今は無し。昔ならNHKの“夢で逢いましょう”が最高。あの中島弘子の語り、坂本スミ子のテーマ曲、中村八大のピアノ、永六輔のウィットは偉大だった。民放ではピーナッツの“シャボン玉ホリデー”の明るいリズム、それに大橋巨泉の“イレブンPM”の大人の遊びごころにあこがれた。
<好きな映画>
何と言っても35年前の“ウエストサイドストーリー”がダンとつ。続いて“サウンドオブミュージック”。そして“5つの銅貨”。