今回のアメリカ行きは、残念ながら中止になりました。

戦争に突入するしか方策のないアメリカには、ちょっと失望です、、。


(予告)私の見たいアメリカ・10日間

私は、はっきり言って、このごろ、あまりアメリカが好きではない。
ところが、この秋に10日間だけ、アメリカに行くチャンスができた。
久しぶりの海外、それもアメリカは初めてなので、次のようなことについて、この目で見てこようと思う。

T.サンシティーAARP を見学して、アメリカのシニアの待遇の実態を知ること。

サンシティーについて(関連LINKページ1 関連LINKページ2 関連LINKページ3)
世代が変わればものの考え方も感じ方も違い、話も通じないことは確かであるが、自分の子供達を含めたや若者達と遠く離れて暮らすのは、わずらわしくなくていいことだと思う。
その反面、長年築いてきた昔ながらの美徳(も悪徳も)を子供達や若者に直に伝えることができないのはもったいなくないか。(「もったいない」の英訳はない?)
若者達の変な習性や理解できない言動のようなエネルギーを遮断してしまうと、トータルな日常生活が結局かったるいものにならないか。(「かったるい」も同じ)
日本では過疎化とか寒村など、自然に発生したシニアタウンが無数にあるが、何かヒントがないだろうか。それとも、他人と群れることの苦手な人はサンシティーでも「孤立」しているのではないか。

AARPについて(関連LINKページ1関連LINKページ2関連LINKページ3関連LINKページ4
日本で起きている構造改革・リストラや税金・年金などの問題は、世代間の利権の綱引きであると思う。日本ではシニアが冷遇されているとは思えないが、アメリカのシニアが相対的に恵まれているとしたらAARPの影響力の為か。もしAARPがなければアメリカのシニアにはどんな問題が起きていたか。
シニアの利益を守る理由は、@彼らがつらい戦争や窮乏生活を体験したからか、A蓄積してきた有形無形の財産を引継ぐためか、B心身ともに弱者であるから保護するのか、それとも他のどんな理由か。


@日本では、構造改革・リストラや税金・保険・年金などは、世代間の綱引きであると思うが、アメリカではどうか。また、アメリカのシニアが相対的に優遇されているとしたら、その背景・理由は何か。
Aアメリカはどの世代がリードし、どの世代が足をひっぱっているか。

U.この10年間、一人勝ちしてきたアメリカの原動力が、ほんとにITなのか確かめたい。
@ 市民生活の様々な分野にパソコンやインターネットがどのように組込まれているか。
A また、ITの「影の部分」がどのようにケアされているか、いないか。

V.モノやお金では世界をリードしてきたアメリカが、「人情や心」などについてはどのような関心を持っているか、いないか。
@「思いやり・譲り合い・相手の気持ちを察する」など、日本人が美徳としてきたものを、彼らに受入れる余地がありそうか。
Aまた、あまり報道されない階層・人種・宗教などのタブーがあるかどうか?

W.趣味の体験
@ボストンポップスニューヨークフィルハーモニーの生演奏を是非聴きたい。ジャズの生演奏をナマ録音したい。
Aメトロポリタン美術館近代美術館の見学。

Bその他、テニス・釣り・車などのイベントがあれば見たい。

Cその他、町を歩いている普通の人達の様子をながめること。

X.帰国後、このホームページに、「私の見たアメリカ・10日間」と題して、4つのテーマについてデジカメ写真入りコンテンツを作成し、アップロードするつもりである。


さあ、アメリカが好きになるか、ならないか。そのネタをどれだけ見つけられるか、楽しみである。

アメリカ滞在中のメールは、kanji33us@yahoo.com です。