アテネオリンピック

2004年8月(書き込み中)

1、まず、開会式の演出はさすが。特に、水を使った演出は秀逸。そして「美しさ」の価値を認めてきたギリシャの歴史に乾杯。

2、金メダルの時の「君が代」の編曲が目新しい。和音の使い方も楽器の編成もなかなか心地よい。表彰式で流れるBGMもよい。

3、時差6時間というのは、何ともいえず微妙。新聞社の皆さんのご苦労を想像します。

4、Liveのマークがなければテレビの値打ちがないのに、放送している番組の90%はビデオか編集もの。
意外なことにLiveが多いのが、NHKのラジオ放送のようである。夜中にウツラウツラ聞くのにちょうどいい。

5、・感激した場面は、@男子体操団体の鉄棒で富田が無事着地した時。A柔道で阿武が勝ったとき。Bマラソンで野口みずきが逃げ切った時。

・残念な場面は、@ソフトボールで宇津木がファールボールを落とした時。

・しょうがないなあと思ったのは@井上康生が負けた時。A男子サッカーがパラグアイに負け続けた時。B女子バレーが負け続けた時CDEF

6、面白いのは表彰式での@メダリスト達の表情(テレビはウソはつけない)。A負けた人のインタビュー。BCDEF

7、8/23早朝の女子マラソン、野口選手の優勝でよかった、、、。陸連の人たちも口うるさいマスコミも、やれやれというところか。
それにしても、追っかけたヌレネバ選手が、千と千尋のあの「湯バーバ」に見えて怖かった、、、?

8、ハンマー投げの、ハンガリーの選手のドーピング疑惑の件。駐車違反をとがめられて言い逃れしようとする大阪のオバちゃんを連想してしまった。

9、NHKラジオ深夜便で、パリからの報告が面白かった、曰く、フランスでは、日本人のメダルなど全く報道されない、と。そしてフランスは馬術とかフェンシングとかでメダルを取っているようだとか。誰しも自国のいいことしか関心がない。マスコミは関心のあることしか報道しないが、当然といえば当然であるがマスコミ報道の真骨頂である、、、。

10、閉会式もよかった。やはりイベントは夜に限る。花火や聖火や照明やランプやレーザー光線による演出は秀逸。そして人の笑顔や熱意は、必ず周囲の人に伝わる。次は北京。今はよくない対日感情も、こちらの出方次第で変わるであろう。

11、なにか違和感の残るのは、ナガシマジャパンという名で参加した野球である。多分、スポンサーとの問題があったからであろうと思うが、監督不在のままの混成チームは、みんなから日本代表としての認知をされていなかった、と思う。ウラになにかあるのではないか、と邪推されることのないような、スッキリしたチーム編成にしてほしかった、と思う。残念。

[TOPページに戻る]