2泊3日 湯河原温泉・蓼科高原 1400キロドライブ旅行記

宿泊先だけ予約し、あとは気のむくまま、気楽夫婦の気ままドライブ

5月29日(月)朝4時宇治ICスタート(名神が朝5時から栗東〜名古屋間1車線工事の情報を前日キャッチした為)車線規制が始まる直前に名古屋を通過。

浜名湖SAで朝日を受けながら手造り弁当の朝食。助手席のナビゲーターの思いつきで東名高速を富士で降り田子の浦フェリー乗場へ直行するが、舟は30分前に出たところで、次は2時間後とのこと。地図を見たらフェリーの行き先が伊豆半島の土肥(NHKの朝ドラで主人公がわさび作りにあこがれて引越した所とのこと)だったからとの解説に、フーン。

海路ではなく陸路を走りノーエ節の三島を右折れ伊豆半島の修善寺・土肥を通過して駿河湾沿いをゆっくり走って下田で盛合わせ寿司でお昼。

下田といえばペリー提督の黒船とお吉物語。ジャスミンの花が咲乱れる了仙寺でしばし歴史の勉強。いやーござった(1853年)ペリーさん。お吉が、ペリーにではなく日本の恋人につれなくされて入水自殺した話は知らなかった、、、。

夕方、伊東(と言えば大橋巨泉)・熱海を通って湯河原の温泉宿へ4時半着。ゆっくり温泉につかってからビールとご馳走。関西の温泉街と違って、町並みも建物も古いのに上品でおしゃれなのは何故か?。堅い話はぬきにしてゆっくり温泉につかってからビールで乾杯。最高。1日目走行500キロメーター。

5月30日(火)快晴。朝の温泉、朝食のあと9時スタート。湯河原パークウエイ・箱根スカイラインからの富士山の眺めはすごい。助手席のナビがわーきれいを連発。どこから見ても全部絵になる、いや写真になる。デジカメのシャッター押すこと数え切れないくらい。(左は箱根峠からの富士山)

 

河口湖畔で名物の「ほうとう」をツルツル食べて昼休憩のあと、静かになったナビゲーターの指示で勝沼へ入ると見渡す限りぶどう園。町営の観光案内所で勧められた「ぶどうの丘」へ行き、1200円で地下のワインセラー飲み放題。数百種類もあるワインボトルを好きなだけ試飲。気に入った5本を購入。同じ施設内にある見晴らしのいいきれいな温泉につかってワイン気を冷ましてから、中央高速を通って蓼科高原の宿へ5時着。

温泉のあと夕食、そして夕暮れのカラマツ・白樺の道を5分も散歩していると、突然異国情緒の建物が5棟。アメリカ・イギリス・フランス・スイス・ノールウエー。みやげ物ショップの看板に、おそるおそる入ってみると、何と、好きな建物を選べるホテルだという。2日目走行300キロメーター。

5月31日(水)あいにくの小雨。安曇野のいわさきちひろ美術館が休み、残念。フォッサマグナを糸魚川まで北上する国道143号線(糸魚川街道)はドライブには快適である。わさび農園の看板につられ途中下車。500台は入る駐車場。わさびアイスクリームを舐めながら写真パチリ。

30分走ると白馬村、国際ジャンプ台へ。 テレビで何度もみたあのジャンプ台、リフトに乗りエレベーターでスタート地点近くまでいくと、テレビ画面とは大違いである。スキージャンプは滑り降りるのではなく、あれは、まちがいなく落ちる、いや、落下するというのが正しい。高所恐怖症のナビさんがマジで怖がる。長野オリンピックで泣きの原田選手が130メートル飛んだが、あの着地地点の傾斜からすると骨折や怪我をせず着地できたのは奇跡であることがわかる。

新潟県の糸魚川ICを午後2時半、快晴なら立山連峰や夕日の越前海岸が見えるはずの北陸自動車道を走っていると、「美川県一の町」という立て看板に、思わず笑ってしまう。地図をみれば石川県美川町とある。

その少し手前の徳光PAのお店の品揃えは、鮮魚から老舗の銘菓まで、なかなかの品揃えである。
そして長浜ICで降り、真っ暗になった琵琶湖沿いの湖岸道路を走って、8時半帰宅。この日600キロメーター。通算1400キロのドライブ、お疲れ様。

 (終)