夏の高校野球 京都府予選を見に

楽勝のはずがドタンバに追い詰められ、勝つか負けるか紙一重という試合だった。
7回表のような幸せ(相手は不幸せ)も、9回裏の攻守のプレッシャーにも、
人生のひとコマというには、大きなドラマであった。
でも、、、
学ぶことが多いのは負けた方であろう、と。

平成16年7月23日(金)炎天下、@近くの球場に、A勝てば準々決勝という平安高校と鳥羽高校戦を見に行った。
結果は、12対11の一点差で平安高が勝ったが、ドラマティックなゲームだった。

試合開始前からスタンドに居ると、いろいろなことに目がとまる。

1、グランド整備の手際よさには驚いた。10分間で、地面ならし・水まき・ライン引きが人海戦術で行われる。

2、7分ずつの練習の、B監督のシートノックは流石にうまい。時々野手がポロリと落とすのは緊張しているからか。

3、試合中にエラーが出ると、トタンに士気がおちて相手が有利になること。

4、たまにはストライク・ボールの球審のミスジャッジ(らしきこと)があり、観客にもよくわかること。

5、7回表に平安が12対2と10点リードした時、これで終わり(コールドゲーム)と思ったら、その裏7点も入れるという、二度と見られないシーンになったこと。

6、楽勝のはずが、D9回表で1点差に追い上げられた平安の選手達のドタンバの背水の陣。しかし、C鳥羽高は勝ち越しのランナーを出しながら0点、E試合終了、、、、。

@AB

CDE


負ければシマイの真剣勝負の高校野球、こんな緊迫した場面に遭遇できてラッキーだった。
平安がんばれ、勝ち上がって甲子園へ!


追加書き込み、、、

しばらく京都を離れている間に、平安は、25日に準々決勝で東山高には勝ったものの、残念ながら27日準決勝で京都外大西高に3-4で敗れたようだ。彼らも、選手生活から色々なことを学び、それぞれ次の段階にコマを進めていることだろう。

今、テレビで、大阪大会の決勝再試合をやっている。昨日延長15回を4-4で引き分けたPLと桐蔭が死闘をやっている。9回表PLが13-6とリードしているが、桐蔭の選手は、ナミノニンゲンでは想像もつかない不思議な心境で最後の攻撃に入るのだろう。
結局、最後、ホームランで1点入れただけで桐蔭の負けとなった、、、、、。
両チームの選手たちへ。見ているものを感激させてくれて、ありがとう。(7月31日、3:22PM)

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