秋の信州(松本・蓼科・清里・諏訪・上高地)
  友人のNさんご夫妻と4人で2泊3日のドライブ旅行記
 

 11月7日(日)、朝8時、車1台で宇治をスタート。コースも行き先も車中で相談しようというドライブ旅行である。
 

 名神をしばらく走ったあたりで、郡上・高山経由で上高地に行こうかと話していると、郡上八幡方面の高速道路工事中のサイン。それでは、と、真っ直ぐ中央高速を松本まで走り、11時半に松本城に着。快晴の城内で写真タイムのあと、中村というソバ屋さんでまず信州の味を楽しむ。数年前に来たことがあるが、ざるソバが最高にうまい。

 それから、紅葉に染まった山道を上田市まで走り、標識を探しながら目的の「無言館」に着。小高い山の上にキリっとしたコンクリートの美術館。 旅行に行く前から妻が、図書館からそれらしい本を借りてきて、私にはインターネットで検索を頼まれたが、私は全く知識も関心も無かった。その、「無言館」とは、2年ほど前に建てられた、戦没画学生慰霊の美術館であった。作品を見ていて息苦しくなった。感激した、なんていうものでなく、胸が詰まってきたのである。驚くべきスポットである。

 蓼科高原のカラマツ林のドライブウエイを一時間半も走ると、目的地の「ローズビラ蓼科」へ到着。夕食までにまず温泉にドボン。そしてワインとビールと美味しい料理で満腹のあと、4人で賭けなしの麻雀。寝る前にまた温泉にザブン。

 11月8日(月)朝食とモーニング珈琲のあと、車で出発。蓼科高原の中の、Nさんお奨めのイングリッシュガーデンの散策、それから横谷渓谷を往復2時間のトレッキング。紅葉と、すばらしい滝に感激。
 
 天候があやしくなりかけたので、"石臼のソバ屋さん"へ。平日なのに満席、1時間待ってウヤウヤシク運ばれたざるソバをいただく。


 中央道の小渕沢から紅葉真っ盛りの八ヶ岳公園道路を1時間で清里へ。駅前を通りすぎ、北澤美術館でルネラリック鑑賞、そしてムースのケーキと紅茶で午後のティータイム。とっても得をした気になる。

 信州は東京・横浜から近い、関東文化圏である。至るところに大自然を背景にした品のいい美術館がある。残念ながら関西にはないスケールとグレードである。まいった、まいった。


 佐久甲州街道を北上し、左折して夕暮れの八千穂高原を登り、標高2000メートルの峠を超えて深い霧の中を下ると、蓼科の宿に6時ごろ着。
 夕食後は、偶然一緒になった会社のOB3組の人と合計10人で、カラオケルームで夜遅くまで歌合戦。「白いブランコ、花嫁、公園の手品師、青春時代、、。
 

 11月9日(火)朝、上諏訪のまだ新しい原田泰治美術館へ。なつかしい日本の風景にしんみり。
 それから、あと1週間で閉鎖になる上高地まで行き、河童橋の近くのレストランで昼食。山頂が雲隠れの焼岳や穂高、それに大正池をバックに記念撮影。

 帰路は、奥飛騨の国道を通って高山から郡上八幡を抜け、無事家に着いたのは午後9時。車のトリップメーターはちょうど1000キロのドライブ。