真冬のヨーロッパの旅

定年記念に妻と一緒に
時期;平成16年1月27日〜2月3日 (8泊6日)
行き先はウィーンに2泊のほか、ブタペスト・プラハ・ベルリンなど中欧5カ国

1、ハンガリー・チェコ・スロバキアは教会・王宮に圧倒されて重みが感じられるが、旧共産時代の洗礼を受けたためだろうか、街や人に優しさや笑顔やが少ない気がした。但しワイン・ビール党には嬉しい国。彼らはユーロ圏に入って同化する道を選ぶのであろうか。
2、ウイーンはさまざまな外圧に屈しなかった誇り高さを感じた。酒もケーキもおいしい。毎日コンサートやオペラがある。まるでBGMのようにウインナーワルツやモーツアルトの曲が流れているような気がする。公園で遊ぶこども達の表情が明るいし、人は親切で優しい。たった2泊で帰るのは惜しかった。この街にはまた来ることになる予感がする。
3、ベルリンの壁は、やはりショックであった。たまたま入った街のカフェのおじさんが堅かったことも影響して?、今回のドイツは好印象とはいかなかった。

ヨーロッパの王室・教会の巨大な建物を見ても、少ない歴史の知識では充分鑑賞できないことが残念だった。しかし、プラハやウイーンなどで前もって興味のあった幾つかのスポットでは、百聞は一見、、、であった。

この時期、珍しい雪景色が見られ観光客も少なく、すばらしい旅行であった。


1月27日(火)
関空発 11:30。シベリア上空12時間40分の空路と8時間の時差でウイーン空港着16:10。バスでハンガリーの首都ブダペストへ。
ホテルの窓からプラモデルのような路面電車。お土産に甘い貴腐ワインのトカイアスー購入。 
 (ブタペスト泊)   
1月28日(水)
雪におおわれたブタペストのマーチャーシュ教会、漁夫の砦、くさり橋。巨大な旧王宮、ゲレルトの丘へ。昼食は名物ハンガリアングヤーシュ。ワインがおいしい。

    


午後ハンガリー出国に時間がかかるが、隣国スロバキアの首都ブラチスラバへ。夜のブラチスラバ城、旧市街散策。
写真は国境、モーツアルトゆかりの家、街角の面白いオブジェ。 (ウイーン泊)

     

1月29日(木)いよいよオーストリアのウィーン
  豪華絢爛のシェーンブルン宮殿、ベルベデーレ宮殿、オペラ座。昼食は名物ウィンナーシュニッツェル。

      

 公園に立つゲーテ・モーツアルトの像。街で遊ぶ子ども達。夜はシェーンブルン宮廷コンサート(残響が強すぎたのが残念)

    
うわさのザッハーのコーヒー(これがウインナー)は美味しかったが、ケーキが予想以下だったのは残念。(ウィーン泊)


1月30日(金)チェコの首都プラハ。絵のような街並み、モルダウ川、カレル橋。そしてソ連の戦車の走った広場。
    

そしてプラハ城、聖ビート教会・ミュシャのステンドグラス。ビールが水より安い。夕食はビアレストラン  (プラハ泊)

      


1月31日(土)チェコを出国して雪の国境を超えドイツへ入国。まずバロック様式の街ドレスデン
写真は街のレストラン、エルベ川、修復中の教会、マイセン磁器の壁画。(ドレスデン泊)
      
  

2月1日(日)ベルリンへ。まず壁・かべ・かべ。そして歴史的なブランデンブルグ門。


    
ベルリン大聖堂、パトカー、テレビ塔、ビル群。おいしかった中華料理店と、ショッピングセンターの中のライブ演奏。(ベルリン泊)

     

2月2日(月) ベルリン発11:05 朝:空路、乗り継ぎウイーン発13:50発、帰国の途へ。
11時間5分の空路と8時間の時差を修正して
2月3日(火)大阪着 8:55