関西の山登り      &     ときどきアルプス

5月15日(日) 白川八丁 弥山川遡行 双門コース 

天候  快晴   参加者 6名


報告者  ヒロカそん

     
 所要時間  11時間10分   活動時間 約9時間35分

活動距離  約20.5㎞

コースタイム
5:50 熊渡スタート  (標高689)
6:19 金引尾根・弥山川分岐
6:24 白川八丁
6:40 釜滝 6:45   (標高820)
7:48 一の滝手前で小休憩 7:53
8:00 一の滝・吊り橋 (標高975)
8:17 岩のトンネル
8:53 小休憩 8:43
9:10 小休憩 9:15 
9:27 仙人テラス 9:40(標高1290)
10:47 小休憩 10:52 
11:35 河原小屋跡    (標高1450) 
11:55 昼食  12:20  
13:20 空中散歩
13:45 狼平  14:00 (標高1592)
14:20 高崎横手
14:38 頂仙岳     (標高1718)
14:55 ナベの耳
15:20 金引尾根分岐 15:30 (標高1440)
16:30 金引橋    16:35
17:05 熊渡
 
熊渡5:30頃には私達の車で満車となった。
砂利道を30分程歩き、白川八丁へ。白い大きな石が広がる河原に、新緑と青空が眩しい。
間も無く釜滝に到着、水量は少ないが滝壺は美しい大峰グリーンだ。今日はガスも無く、
稲村の大日岳や金剛山までよく見える。大きな岩や、高巻きの難所をへつりながら通過し一の滝のへ。
水量も多く虹も見えここでも十分感動するが、双門はもっと凄いと楽しみになる。吊り橋を渡り、岩のトンネルを通過し、
大岩の上に張り巡らされた木の根を足掛かりに、30本以上もあるらしい梯子をひたすら登り仙人嵓テラスへ。
双門の滝の水量と高さに圧倒され、ホット一息である。しかしここからが本日の核心部分、気を引き締めて
狼平を目指し弥山川を遡行していく。渡渉を繰り返すが、対岸にテープや標識が多く分かり易くなっている。
天川村の皆さんに感謝。河原小屋跡には看板様の物が落ちていた。直ぐ上流は土砂崩れの後で、
通過出来ず巻き道を通る。弥山川の岩魚は、昼食を摂っている私の横でも逃げない。縄張り意識だろうか? 
濡れた滑りやすい岩場を大きくジャンプし、しつこく渡渉させられる。そしてお楽しみの空中散歩と
空中ブランコに空中回廊だ。ピンク色の大峰小桜が岩の隙間に可愛く咲いている。既に足はフラフラであるが、
木や鎖を持つと安定し楽しくクリア出来た。そしていよいよ目標の狼平に到着。橋から見る避難小屋はおとぎ世界の様で、
ここまで来れた事に感動してしまうのである。晴天の中コーヒータイムを取り、弥山川で思い思いに過ごす。
名残惜しいが、狼平を後に下山開始。計画に無かったが、お願いして頂仙岳を踏ませて貰いナベの耳から高崎横手へ。
金引橋分岐は看板があり、とても分かりやすくなっている。優しい木立の中で、沢山の花を付けたシャクナゲに出会う。
今年は外れと思っていたが、この木は立派に咲き誇っていた。長い長い林道を九十九折りに下山し熊渡到着する。

参加の皆様お疲れさまでした。
突然の参加も快く受けて下さり感謝しています。2年越しの夢が叶いました(^^)