【鎌尾根から鎌ケ岳】 2016年7月18日(月)天候:晴れ
記録係り
あいすくりーむさん
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当初の予定より天候不順のため日程の変更があり、やっと梅雨明けの素晴らしい天候の中、 6名で鎌ケ岳に登ってきました。別名‘鈴鹿のマッターホルン‘名前の通り山の形が鋭く尖った 特徴的な山容で1161mの高さのわりにはひときわ目立っています。 出発地の宮妻峡キャンプ場(340m)より林道を約40分ほど歩き、 道標を目印に水沢峠への細い登山道に入ります。 崩壊しやすい谷を避けて、尾根道が整備されており、リーダーのななちちさんが 道を探しながら案内してくださり、谷沿いの道やガレの斜面、険しい急斜面を ジグザグに登り眺望の素晴らしい水沢峠に出ました。 水沢峠からはガレ道や樹林帯の尾根道ですが吹く風は涼しく、20分余りで水沢岳(1029m)に到着しました。 眼下には三河湾、周囲に鈴鹿の山々や鎌ヶ岳を見ながら歩く、鎌尾根の始まりです。 せっかく登ってきた道を緩やかに下りながら、ガレ場や樹林帯の道を歩きます。 岩場はきのこのように大きな岩が生えており、削れた岩で滑りやすく滑落しないよう注意しながら進みます。 樹林帯はナツツバキの花も残っており、シロヤシオやシャクナゲの木も多く 季節ごとの花も楽しめそうな道でした。 道は全般に地盤が弱く、浮石が多く、落石にも注意しながら慎重に進む必要がありました。 樹林帯が終わると尾根が細くなり、いよいよ目の前に鎌ヶ岳の山容が大きくそびえ立ち、 降りてくる人やこれから登る道も肉眼で見えました。 (途中樹林帯の中で食事をとりましたがまだまだ本格的な登りはこれからです) かなりの登りを何とか進み、岳峠に到着しました。 もうかなり気力や体力も使い果たしましたが、頭上に迫りくる岩峰を最後の気力を振り絞って登り、 やっと鎌ヶ岳の頂上に到着しました。頂上は南北に長く広くはありませんが 御在所岳も間近に見え、眺望は楽しめました。沢登りの方もおられ、登山者でにぎわっていました。 鎌ヶ岳への登山ルートはたくさんあるようですが今回のコースは人気のある、鎌尾根を通り、 周回するロングコースとのことでした。 下山は岳峠に戻り雲母峰への分岐の道に入り、またカズラ谷コースへ分岐し尾根道を下りました。 深く彫り込まれた、急な滑りやすい岩道が多く足場を探しながら下り、 樹林帯や杉林の道もほとんどが急な下りでした。 やがて水音が聞こえてきて、大きな滝が見えました。何度か流れに沿って沢を渡り林道に合流しました。 ヒルも出没しましたが虫よけスプレーなどの対策で大きな被害はなかったようでした? リーダーのななちちさん難しいコースをご案内いただきありがとうございました。 事故もなく全員無事に下山できました。長時間運転してくださった白うさぎさんありがとうございました。 皆さまお疲れ様でした。またご一緒いたしましょう。 【コースタイム】 登り:宮妻キャンプ場駐車場出発9:15→登山口分岐9:55=10:10→休息10:50= 10:55→水沢峠11:10→ 昼食12:15=12:35→鎌尾根、雲母峰分岐13:30→鎌ヶ岳頂上13:50=14:00 下山:鎌ヶ岳頂上14:00→雲母峰分岐14:15→休息14:45=14:50→滝15:45→ 林道合流16:00=16:10→駐車場16:15 |