213 2014-6-1更新
古民家だが…
高度経済成長の真っただ中、各地で住宅地開発が進み山を崩し、あちこちに当時の「夢の住まい」公団住宅が出来た。 我が家の周辺にもその一環として住宅開発が進み公団住宅を始め近代的な設備をそろえた新しい家が続々と建った。そしてそれらの新しい住宅には若いエネルギッシュな人たちが住んだ。 広い庭には色々な花が植えつけられ、四季折々を楽しむ人たちも増えた。新しい住宅地は「るつぼ」の中でエネルギーがふつふつと湧き上がっているように思え、そのエネルギーは東京オリンピックや大阪万博へ繋がって行き、その後日本の国民総生産はドイツを追い抜き第2位に押し上げた。 |
それから50年余り経った今、それらの住宅は高齢者が多くなり、静かな住宅地と変って来た。わが住まいはと言うと歳月には勝てず「古民家」と云うにピッタリな建物になってしまった。 |
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