216 2014-9-1更新

ご光(光背)

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 朝のウオーキングを再開している。
17年余り犬の散歩を兼ねて、3キロほどウオーキングをしていたが、ここしばらく休んでいた。理由は今年に入って、ウオーキングの相手であった黒ラブが高齢のため散歩の距離が短くなっていた。その愛犬の黒ラブもこの7月12日に天寿をまっとうしてしまった。寂しいことである。
 太陽光を左に受けて川沿いを歩く。太陽の位置はまだ低い。緑がきれいな田んぼの脇に来たとき気付いた。稲穂の上に太陽が投げ掛けた自分の影、頭の先の部分が周囲の緑より薄くなっていることに気付いた。そして「キラキラ」と光っている小さな水玉。
 「何を撮っているのか…」と、毎朝挨拶を交わすウオーキング仲間。説明をすると案外と皆さん無関心にウオーキングをされているようだ。

 なぜこのような現象が現れるのかを考えながらウオーキングを続けた。
稲の先には小さな水滴があり、それが太陽の光を浴びて狭い角度でこちらに反射している。その部分がカメラ的に言えば露出オーバーの状態になって緑が薄くなっているのである。
決して自分に「ご光」が射しているのではない。太陽光が後ろから射している「後光」である(笑)。
時間が経過して太陽が高くなればその分影が短くなりいずれこの現象はなくなる。
そんなことを考えながら今日のウオーキングも、今までとは違った楽しみで終わった。


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