220 2015-1-1更新

初夢は…

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 奈良・南都銀行本店の建物。旧六十八銀行の奈良支店として大正15年に建築家の「長野宇平治」設計監理により、大林組が施工したギリシャ様式の建築。イオニア式と言われる円柱に羊が花縄のリボンをたるませた彫刻は古代ヨーロッパでヘレニズム時代(ギリシャ風の文化)の祭壇、神殿の装飾に転用されローマ時代に一般化された。
 建築家の「長野宇平治」は初期において奈良では、和洋折衷意匠の旧奈良県庁舎の設計をして評価を得た。
その後大阪・京都・小樽、岡山と数々の日銀を始め銀行建築を残した日本を代表する建築家の一人である。

明治時代のものが4件、大正時代のものが1件、昭和時代のもの3件の計8件が現在も残っている。その大正時代の1件がこの奈良市三条通りに面してある。
 この柱の装飾文様は様式化された草花、果実、葉にリボンを使って花縄の中央をたるませ、両端を縛った形式紋様になっている。
「羊」は富をもたらす家畜とされており金融機関の象徴として採用された。と南都銀行企画部よりいただいた資料の中にありました。
きっと今年の経済は良くなると期待をしたい。
「初夢は ウメー話と 七億円」

 


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