234 2016-3-1更新

見てはるでっ

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 今日も「お天とうさん」が顔を出した。  
最近すっかり聞かなくなった言葉に「お天とうさんが、見みてはるでっ」と言う、子供のころよく祖母から聞いた言葉だ。それは、一人で留守番をするとき、また友達と遊びに行くときに必ずと言ってよいほど耳にした言葉だ。
 お天とうさん(太陽)はすべてを見通す超自然の存在で「悪いことをすればお天とうさんは見てはる」。
誰も見ていないとおもっても、悪いことをしてはいけないと言う戒めだった。
日本人の性善説はこのような教えが大きな要因となっているのかもしれない。
 子供の時から意味は理解できなくても、この「お天とうさんが見てはるっ」を教え込んでおかなければならないとおもう。
昨今の詐欺や殺人など、諸事件の社会の悪事を減らすために。

画像:北海道・猿払の日の出(2007/10/06 5:39)


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