248 2017-12-1更新

老齢期障害

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 「こむら返り」と言う病名がある。
先日、グループで奈良公園の探索に参加したが、5〜6キロ歩いたところでその「こむら返り」が起こってしまった。
しばらくの間は痛みを堪えながら、だまし、だまし皆について行くことができた。しかし遂にその時が来た。
 筋肉は水分不足はもとより疲労を感じたり、ミネラル、特にカルシュウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどが不足すると脳に「筋肉を縮める」信号を送るので、その結果筋肉の異常収縮が起こると言う。
そして筋肉は勝手には伸びてくれないので、治すには収縮した筋肉を伸ばすことと言う。
 単独行動の場合は休憩を取り、治まってから歩き出すことが出来るのだが、グループ行動ではそうは行かない。結果、今回大変迷惑をかけてしまった。
 後日、掛かり付けの整形外科医院の話では「40歳を過ぎると筋肉は減少してくるもの」とのこと。
腰部脊柱管狭窄症、頸部脛骨狭窄症や内科的には原因の分からない「個人症状」の訴えに、老人相手の医者も大変だろう。
 今しばらくは「老齢期障害」と付き合って行かねばなるまい。
「日残りて昏(くるる)に今だ遠し」である。


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