平群里山クラブ

~カチカチ山の木シリーズ~ 

●第3回 えのき


 
ニレ科 エノキ属


カチカチ山を開拓し始めた最初の年、国蝶「おおむらさき」の餌となるエノキの木を植えようと思った。
カチカチ山中にオオムラサキが、ひらひら飛び回っているなんて、実にすてきではないか・・・
エノキの葉
さっそく近くの野山から苦労して苗木を掘り出してきては山に植えた。ところが、目が慣れてくると、なんとカチカチ山には大きなエノキがあるではないか!それもかなり大きな木が!これが、今になって語られる失敗談1号なのだ。                     

エノキはニレ科の落葉高木で、霊力があるとされ、1里塚に植えられた。そのため街道沿いなど方々に大木があり、人里ではなじみの木。オオムサキやゴマダラチョウなど葉が大好物。きれいな甲虫のタマムシも幼虫はエノキの枯れ木、成虫は葉を食べる。9月から10月頃には赤褐色の実がなって、野鳥たちの餌となる。野鳥たちはせっせとこの実を食べて糞をしては、この木の植林活動をしていることになる。      
                            
                           K・H
             
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