マメ科 ネムノキ属 落葉高木 春になってカチカチ山の木々が新しい洋服を纏ってきても、この木はまだ枯れ木の儘かと、がっかりする。皆が座る円卓の近くにあって、すぐ目に入るからなおさら。桜見物が終わるころ、ようやく弱々しい繊細な葉を広げたかと思うと、6、7月うす紅色の花をよい香りと共に夕空へ咲かす。すぐには消えない花火のような花だ。正確には、これは花びらでなくおしべが伸びたものらしいが。 テレビのコマーシャル「この 木なんの木♪気になる木」の木は、ネムノキの親戚「アメリカネムの木」。同じような花が付き、別名マメ科 ネムノキ属 落葉高木 レインツリー。 ネムノキのなまえの由来は、葉が昼間は開き夜は閉じて眠るからだ。 テッペンカケタカ・・・とホトトギスの声と共に初夏の夕闇に眠るねむの木。かすかに香る花のにおい。カチカチ山の静かなゆうべが過ぎて行く。 K・H 戻る |
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