(2005年 10月 UP)

   
   みなさんは、毎日くらしているマイホームの屋根に、どんな屋根材がのっているのかご存知ですか?  
     
   最近は各メーカーから、お客様のニーズに合わせて様々な屋根材が供給されています。

 みなさん自身が、マイホームに使用されている屋根材が 「どういう物で、どういう状態であればメンテナンス(修理)が

必要であるのか?」を知っておくことは、これから永く住んでいく上で大切なことです。

それでは、よく使用される代表的な屋根材の「名称」・「特性」・「メンテナンスサイン(修理時期)」を見ていきましょう。

 みなさんも窓やベランダから屋根をのぞいて見て、我が家の屋根はどれに当てはまるのかを見てください。

 

 

屋根材 名称   特長   メンテナンスサイン(修理時期)
日本瓦

和(J)型

黒瓦

いぶし瓦

  焼き瓦で、仕上げにガスを入れ、

いぶし銀色をつけた瓦。

1400年以上前に中国から伝来した

最も歴史のある瓦で、防水・断熱

・遮音・換気・強度・耐火など

あらゆる面で優れた屋根材です。

  雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

しっくいが取れてきた

銅線が切れてきた

工事して20年以上経過した

シルバー瓦   表面に釉薬をつけて焼き上げた

瓦です。

特長はいぶし瓦と同様です。

  雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

しっくいが取れてきた

銅線が切れてきた

工事して20年以上経過した

青緑瓦   表面に釉薬をつけて焼き上げた

瓦です。

特長はいぶし瓦と同様です。

  雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

しっくいが取れてきた

銅線が切れてきた

工事して20年以上経過した

S瓦   表面に釉薬をつけて焼いたものと、

いぶし色のものもあります。

山の大きなデザインになっており

主に洋風建築に使用されます。

特長はいぶし瓦と同様です。

  雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

しっくいが取れてきた

銅線が切れてきた

工事して20年以上経過した

陶器平板瓦   表面に釉薬をつけて焼いたものと、

いぶし色のものもあります。

最近流行しており多くのハウス

メーカーも採用しています。

特長はいぶし瓦と同様です。

  雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

モルタル・しっくいが取れてきた

銅線が切れてきた

工事して20年以上経過した

セメント瓦   プレスしたセメント板を塗装した

瓦です。経済性は良く、多種多様の

色があります。

性能は焼き瓦よりも少し劣ります。

経年で塗装が必要になります。

  雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

モルタル・しっくいが取れてきた

銅線が切れてきた

工事して10年以上経過した

カラーベスト

化粧石綿板

  プレスした石綿セメント板を塗装した

瓦です。現在アスベスト問題で世間

を騒がせている屋根材です。

およそ5軒に1軒の住宅に現在も

使用されています。

経済性は良く、デザインはあまり変わ

りませんが、色が多くあります。

  石綿が気になる

雨漏りしてきた

瓦が割れている

瓦がズレている

金属役物がさびてきた

金属役物の釘が抜けてきた

工事して10年以上経過した

瓦棒

たてひら

トタン屋根

鉄板屋根

  金属板の屋根です。軽いです。

勾配の緩い屋根にも使用できます。

性能は 断熱性 遮音性 

換気性などが
劣ります。

  雨漏りしてきた

穴が開いている

さびてきた

金属役物の釘が抜けてきた

工事して10年以上経過した

  

   
  木村瓦株式会社  
  住所 : 奈良県大和高田市甘田町11-22  
  電話 : 0745-52-6337  FAX : 0745-22-2405  
  メールアドレス: kawara@kcn.jp