(2005年 7月 UP)

 

 
     
   『瓦屋根は地震に強い!』 と聞いて、皆さんはどのように思われますか?

 1995年の阪神・淡路大震災でのマスコミ各社の誤まった報道により、『瓦屋根は地震に弱い』という認識が広まってしまい、

今でも皆さんは『瓦屋根』を誤解されています。

 そこで、私達の(社)全日本瓦工事業連盟は、全国陶器瓦工業組合連合会と共に、『瓦屋根』の耐震実験を行いました。

 昨年の10月25日に、茨城県つくば市の滑ヤ組の『技術研究所』に於いて、2タイプの『瓦屋根』に 阪神・淡路大震災の揺れ

(マグニチュード7.2)と、今後予想される東海大地震の揺れ(マグニチュード8)を加えて『瓦屋根』の耐震性を実験しました。

 当日はマスコミ22社(うちテレビ局5社)を初め、250名以上の関係者が見守るなか実験が行われ、結果 一枚の瓦もずれ

落ちること無く『瓦屋根』の耐震性が立証されました。このことは朝日新聞・産経新聞を初め、テレビのニュースでも全国に報道

されたので、目にされた方もおられると思います。

 
 

     

<瓦屋根の耐震実験>

 
     
   こうして、ガイドラインに依りきちんと工事された『瓦屋根』が地震に強いことは立証されたので、皆さんも「重いから瓦屋根は

ダメ」という認識を変えていただいて、雨露を防ぐだけでなく高耐久であり、断熱、防音、換気機能など多くの優れた性能をもつ

『瓦屋根』を見直していただきたいと思います。

 また、マイホームが『瓦屋根』であるということは、その屋根を支えているのですから、太い柱を使ったり壁・基礎を丈夫なもの

にしたりなど、建物全体が丈夫であるということなのです。つまり地震や台風などの災害にも強い家であるということです。

 
 

<最近よく使われている平板型瓦も耐震実験に耐えました>

 

  

   
  木村瓦株式会社  
  住所 : 奈良県大和高田市甘田町11-22  
  電話 : 0745-52-6337  FAX : 0745-22-2405  
  メールアドレス: kawara@kcn.jp