- 1.“DOCUMENTS”フォルダ内のファイル
- “DOCUMENTS”フォルダには,OASYSファイル(ファイルの拡張子が“.OA2”)とPDFファイル(拡張子が“.pdf”)の2種類のファイルを,それぞれのフォルダに収めています。
- 2.OASYSファイル
- “敬宇攷”のすべてのファイルは,日本語ワープロソフトOASYS (v.3〜v.10)
で作成しています。ワープロ専用機以来の文書を利用できること,それにもまして,殊に資料篇でも確認していただけるように,柔軟な行間調整やフォントの調整ができること(専用機の方がより詳細な設定ができましたが……),そしてOAKによる単漢字入力がきわめて効率的であることが大きな理由です。ファイル名に“.OA2”の拡張子が付いています。
- 3.OASYSファイルの利用
- ご利用になるパソコンに (できればv6 以降の)OASYSがインストールされていれば,フォルダ“OASYSfiles”の中のファイルを,そのまま開くことができます。
◆ OASYSを起動し,メニューバーの[開く]でCDドライブを選択し,“DOCUMENTS”→“OASYSfiles”を開き,“論攷篇”または“資料篇”のサブフォルダからファイルを指定してください。
ただし,本篇および資料篇ともかなりの数の外字および各種のフォントを使用していますから,外字ファイルや該当するフォントをインストールしないと文書が精確に表示されません。それらのファイルはフォルダ“materials”に収めています。外字,フォントのインストールについては,こちらをご覧ください。
- 4.OASYSでの利用
- 前述のように,資料に関する文書では,詳細な行間設定を行っています。そのため,OASYS標準の設定では行基準線が表示され,画面表示が煩雑になります。そこで,以下の手順で,画面表示を変更してください。
◆OASYSを起動し,編集・作成画面が表示されると,メニューバーの[ツール]→[環境設定]をクリックし,[基本]をクリックします。
◆[環境設定]ダイアログボックスが表示されると,[表示詳細]タブをクリックし,[表示する項目]の「行基準線」のチェックをはずして[OK]をクリックます。
◆設定後は,一旦OASYSを終了し,起動し直して下さい。
- 5.OASYSfilesフォルダの内容
- フォルダ“OASYSfiles”には,2つのサブフォルダ“論攷篇”と“資料篇”があります。その中に,次のファイルを収めています。
“OASYSfiles” フォルダ |
論攷篇 |
0旧序OA2 |
1敬天.OA2 |
2天良.OA2 |
3Clark.oa2 |
4辯妄.OA2 |
5僕.OA2 |
m1伝記.OA2 |
m2史料.OA2 |
m3文稿.OA2 |
m4同学.OA2 |
m5先達.OA2 |
m6洋学.OA2 |
m7新報.OA2 |
m8餘唱.OA2 |
m9松石.OA2 |
ma幼稚園.OA2 |
mb親睦会.OA2 |
mc正直考.OA2 |
mx英文.OA2 |
r1破邪論.OA2 |
r2妖教論.OA2 |
r3神宮論.OA2 |
r4明六社.OA2 |
r5辯妄後1.OA2 |
r6愛山A.OA2 |
r7野声反響.OA2 |
r8愛山B.OA2 |
r9辯妄後2.OA2 |
ra愛山C.OA2 |
資料篇 |
一覧.OA2 |
詩文1.OA2 |
詩文2.OA2 |
詩文3.OA2 |
詩文4.OA2 |
詩文5.OA2 |
日記1.OA2 |
日記2.OA2 |
消息.OA2 |
消息関連.OA2 |
人名.OA2 |
top へ |
- * 内容の詳細については,フォルダ“OASYSfiles”の説明をご覧ください。
* 目次ページ各章の“OA2”をクリックしても文書を開くことができます。
- 5.PDFファイル
- 日本語による電子的文書作成は使用するワープロソフトによって利用が制限されます。例えば,ここで作成したOASYSファイル (〜.OA2) は,巷間流布するMicrosoft
Wordではコンバータを使って開いてもレイアウトがくずれてしまいます。
このPDF (Portable Document Format)形式のファイル(〜.pdf)は ,ページを(文字情報等を残しつつ)画像として処理しますから,印刷と同様の表示が可能になります。
しかもOSに依存しませんから,MacOSあるいはLinuxでも開くことができ,ドキュメントファイル形式としての汎用性をもっています。(詳しくは,ウェブページのこちらから) (インターネットに接続されていないと,リンク先のページは表示されません)
このPDFファイルを見るには,それぞれのOSに対応した専用のソフト(PDFリーダー)が必要です。PDFリーダーのインストールについては,こちらをご覧ください。
- 6.PDFファイルの作成
- PDFファイルは,OASYSファイルを変換しています。
OASYSファイルをPDFファイルに変換するために,@ Acrobat 7.0 Standard
(Adobe社),A いきなりPDF2 (ソースネクスト社),B PDFexpress (livedoorソフトウェア社),フリーウェアの
C クセロPDF(クセロ社),D CutePDF Writer (acro software社)のソフトウェアで験かめてみました。@はどの文書も5,6行目から標準フォントのサイズが変わってしまい,標準外のフォントのみが通常の大きさになる,Aは外字と半角の日本語が転倒し,標準フォント外のフォントが埋め込まれない,B,Cは外字そのものが表示されない,という現象が生じました。これはPCのスペック,OS,さらに使用しているアプリケーション(OASYS)の動作環境に関わることも多々あるのでしょう。
結局のところ,書式レイアウト,フォントの埋め込み,外字の精確な表示ができたのはD
CutePDF writer だけでした。したがって,この CD-BOOK では,CutePDF
Writer 2.3 を利用して OASYS ファイルを PDF ファイルに変換しています。
PDFファイルを開くと,用紙スタイルが横置きで表示されます。readerの操作ボタンで向き及び表示倍率を変更してください。
- 7.PDFfilesフォルダの内容
- PDFファイルはすべて,OASYSファイルに依拠しています。OASYSファイルは,誤記の訂正やその他の内容に関して随時訂正を加えていますので,あくまでもOASYSファイルを正本とします。
ただし,OASYSファイルのすべてをPDFファイル形式に変換してはいません。それぞれのフォルダに含まれているファイルの異同は次の通りです。(サブフォルダは“OASYSfiles”フォルダのみです)
*目次ページ各章の“PDF”をクリックしても,下表の〈PDFfiles〉欄のそれぞれのファイル名をクリックしても文書を開くことができます。
* 全体の構成は,フォルダ“OASYSfiles”のページで説明しています。
-