このCD-BOOKでは,論攷篇,資料篇ともにかなり多くの外字を利用しています。次のようにして外字ファイルをインストールしてください。(Microsoftは外字ファイル,EUDC[End User Defined/Designed Character]を別のパソコンにコピーすることはサポート外との見解のようです。新しいOSがより高性能なハードウェアを要求するのですから,不可解です) ○Windows 98/Me の場合はこちらから ○Windows 2000/XP の場合はこちらから ○Windows Vista の場合はこちらから |
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【Windows 95/98/Meの場合】 | ||
1. | まだ外字エディタを利用したことがない場合 ……まず,外字ファイルを作成します。 |
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1) | [スタート]→「プログラム」→「アクセサリ」から[外字エディタ]をクリックします。 | |
2) | 「コード選択」画面が表示され,左上のコードが選択されていますから,そのまま[OK]をクリックします。 | |
3) | カーソルが鉛筆マークになっていますから,格子の中でクリックあるいはドラッグして点,または線を入力します。 | |
4) | メニューバーの[編集]→[同じコードで保存]をクリックします。 | |
5) | メニューバーの[ファイル]→[終了]をクリックして外字エディタを終了します。 | |
6) | 以下は,次の「2.既に外字エディタを利用している場合」に進んでください。 | |
2. | 既に外字エディタを利用している場合 ……既存の外字ファイルのバックアップをとります。 |
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1) | ディスクトップの(または[スタート]をクリックし)[マイコンピュータ]をダブルクリックします。 | |
2) | Cドライブをダブルクリックし,[Windows]フォルダをダブルクリックして開きます。 | |
3) | その中にある“eudc.euf”と“eudc.tte”の2つのファイルを,例えば,3.5インチFDあるいは「マイドキュメント」などにコピーします。 | |
3. | “eudc”フォルダにある4つのファイルをCドライブにコピーします。 | |
1) | ディスクトップ上の[マイコンピュータ]を開きます。 | |
2) | CD-ROMドライブ(“敬宇攷”と表示されています)を右クリックし,表示されるメニューの中から「開く」をクリック,“DOCUMENTS”→“FONTS”→“materials”→“eucd”フォルダを開きます。 | |
3) | 上記の4つのファイルを選択し,メニューバーの[編集]→[コピー]をクリックします。 | |
4) | [マイコンピュータ]に戻り,Cドライブをダブルクリックし,“Windows”フォルダをダブルクリックして開きます。 | |
5) | メニューバーの[編集]→[貼り付け]をクリックします。 | |
4. | ゴシック体対応外字の設定 | |
1) | 外字エディタを起動します。 *コードの選択画面が表示されたら,「キャンセル」をクリックします。 |
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2) | メニューバーの[ファイル]→[フォントのリンク]をクリックします。 | |
3) | 「フォントのリンク」ダイアログボックスが表示されますから,[外字ファイルの種類]で「指定したフォントにリンクする」を選択します。 | |
4) | フォント名のリストがアクティブになると下にスクロールさせて「MSゴシック」を選択し,「名前を付けて保存」をクリックします。 | |
5) | 「外字ファイル名の変更」ダイアログボックスが表示されますから,「保存する場所」にCドライブを選択します。 | |
6) | “Windows”フォルダをダブルクリックして開きます。 | |
7) | リスト画面にある“eudcG.tte”を選択し,「保存」をクリックします。 | |
*これで設定が終わりました。 | ||
5. | 外字ファイルのアンインストール | |
1) | MSゴシック対応外字……上記4.4) で「MSゴシック」を選択し,[削除]をクリックします。 | |
2) | 外字エディタを終了させ,Cドライブの“Windows”フォルダにある “eudcG.euf”
と“eudcG.tte”の2つのファイルを削除します。バックアップしていたファイルを“Windows”フォルダにコピーします。 |
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【Windows 2000/Xpの場合】(Windows 95/98/Meより少し複雑になります) *Windows Xp Sp2/Sp3の場合,下の《追記》をご覧ください。 |
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1. | 外字ファイルのコピー …… “eudc”フォルダにある4つのファイルをCドライブにコピーします。 |
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1) | ディスクトップ上の(または,[スタート]をクリックし)[マイコンピュータ]をダブルクリックします。 | |
2) | CD-ROMドライブ(“敬宇攷”と表示されています)を右クリックし,[開く]をクリックして,“DOCUMENTS”→“materials”→“eudc”フォルダを開きます。 | |
3) | 上記の4つのファイルを選択し,メニューバーの[編集]→[コピー]をクリックします。 | |
4) | [マイコンピュータ]に戻り,Cドライブをダブルクリックして開きます。 | |
5) | メニューバーの[編集]→[貼り付け]をクリックします。(これで4つのファイルがCドライブにコピーされます) | |
2. | まだ外字エディタを利用したことがない場合には,Windows 95/98/Meの場合と同様の手順で外字ファイルを作成し,3.に進んでください。 | |
3. | 既に外字エディタを利用している場合には,既存の外字ファイルのバックアップをとります。 そのために既存のファイルの名前を変更します。(ここでは,WindowsがCドライブにインストールされているとします) なお,この手順はコマンドプロンプトでないと操作ができません。入力はすべて半角英数字でおこなってください。 |
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1) | [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[コマンドプロンプト]をダブルクリックします。 (または,「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリックし,「名前」のテキストボックスに “cmd” と入力して「OK」をクリックします) |
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2) | 画面に | |
C:\Documents and Settings\User> | ||
と表示されます(Userにはユーザアカウント名が表示されます)。 | ||
>の後ろに,ren□C:¥windows¥fonts¥eudc.euf□eudc.eu1と入力し(□は半角スペースです),[Enter]キーを押します。 | ||
C:\Documents and Settings\User>ren C:\windows\fonts\eudc.euf eudc.eu1 | ||
3) | 同様に,>の後ろに,ren□C:¥windows¥fonts¥eudc.tte□eudc.tt1と入力し,[Enter]キーを押します。 | |
C:\Documents and Settings\User>ren C:\windows\fonts\eudc.tte eudc.tt1 | ||
*これで既存の2つの外字ファイルが“eudc.eu1”,“eudc.tt1”と名前を換えてバックアップされました。 | ||
4. | 標準字外字ファイルのコピー | |
1) | つづいて,>の後ろに,copy□C:¥eudc.euf□C:¥windows¥fonts¥と入力し,[Enter]キーを押します。 | |
C:\Documents and Settings\User>copy C:\eudc.euf C:\windows\fonts\ | ||
そうすると「1個のファイルをコピーしました」と表示されます。 | ||
2) | 同様に,>の後ろに,copy□C:¥eudc.ttf□C:¥windows¥fonts¥と入力し,[Enter]キーを押します。 | |
C:\Documents and Settings\User>copy C:\eudc.tte C:\windows\fonts\ | ||
*これで外字ファイルがパソコンに移植されました。 | ||
5. | ゴシック体対応外字の設定(Windows 95/98/Meと同様の手順です) | |
1) | 外字エディタを起動します。 コードの選択画面が表示されたら,「キャンセル」をクリックします。 |
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2) | メニューバーの[ファイル]→[フォントのリンク]をクリックします。 | |
3) | 「フォントのリンク」ダイアログボックスが表示されますから,[外字ファイルの種類]で「指定したフォントにリンクする」を選択します。 | |
4) | フォント名のリストがアクティブになると下にスクロールさせて「MSゴシック」を選択し,「名前を付けて保存」をクリックします。 | |
5) | 「外字ファイル名の変更」ダイアログボックスが表示されますから,「保存する場所」にCドライブを選択します。 | |
6) | リスト画面にある“eudcG.tte”を選択し,「保存」をクリックします。 | |
*これで設定が終わりました。 《追記》 Windows Xp Sp2の場合,標準外字が正確に表示されないことがあります。 その場合,次の手順で操作してください。 1)上記5.3)と同様の手順で「指定したフォントにリンクする」を選びます。 2) 「フォント名のリンク」ダイアログボックスがアクティブになると,下にスクロールさせて「MS明朝」 を選択し, 「名前を付けて保存」をクリックします。 3) 「外字ファイル名の変更」ダイアログボックスが表示されますから,「保存する場所」にCドライブ を選択します。 4)リスト画面にある“eudc.tte”を選択し,「保存」をクリックします。 |
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6. | 外字ファイルをもとに戻す手順 | |
1) | MSゴシック体対応外字の削除 ……4.4) で「MSゴシック」を選択し,「削除」をクリックします。 |
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2) | 標準外字をもとに戻す ……コマンドプロンプトで,それぞれ |
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C:\Documents and Settings\User>del C:\windows\fonts\eudc.euf | ||
C:\Documents and Settings\User>del C:\windows\fonts\eudc.tte | ||
と入力し,[Enter]キーを押すと,2つのファイルが削除されます。 | ||
次いで,退避させていたファイルの名前をもとにもどします。それぞれ, | ||
C:\Documents and Settings\User>ren C:\windows\fonts\eudc.eu1 eudc.euf | ||
C:\Documents and Settings\User>ren C:\windows\fonts\eudc.tt1 eudc.tte | ||
(…eu1 …tt1の後ろは空白です) | ||
と入力し,[Enter]キーを押します。これで,外字ファイルが復元されます。 |
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【Windows Vistaの場合】 | ||
* | Windows Vistaでは,基本的に2000/Xpと同様の手順になります。ゴシック体対応外字は「指定したファイルにリンクする」を適用します。 ただし,Vistaでは,外字エディタが「アクセサリ」にはありません。 |
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○ 標準外字ファイルのコピー | ||
* コマンドプロンプトを起動する際,[管理者として実行]を選ばないと有効になりません。 | ||
1. | [スタート]をクリックし,[検索の開始] に“cmd”と入力します。 | |
2. | 上部の検索結果欄に“cmd”が表示されると右クリックし,[管理者として実行]をクリックします。 | |
3. | ユーザアカウント制御が表示されると[続行]をクリックします。 | |
* 以下,Windows Xpと同様になります。 | ||
○ ゴシック体対応外字ファイルの設定 | ||
1. | 準備作業①――フォルダの表示設定を変更します | |
1) | [スタート]→[ドキュメント]を開きます。 | |
2) | [Alt]キーを押してメニューバーを表示させ,[ツール]→[フォルダオプション]→[表示]タブをクリックし,[詳細設定]の中の[すべてのファイルとフォルダを表示する]にチェックを入れ,[OK]をクリックします。 | |
2. | 準備作業②――“EUDC”フォルダの作成 | |
1) | [スタート]→[ドキュメント]を開きます。 | |
2) | ナビゲーションペインを表示させます。(表示されていないときは,次の手順で操作して下さい) ツールバーの[整理]→[レイアウト]→[ナビゲーションペイン]をクリック |
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3) | 下の[フォルダ]をクリック。エクスプローラ風の,フォルダの階層構造が表示されます。 | |
4) | [Documents]の少し上にある[AppData]を見つけ,次のように階層をたどって下さい。 [AppData]→[Local]→[Microsoft]→[Windows] |
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5) | [Windows]フォルダを開き,その中で右クリックし,[新規作成]→[フォルダ]をクリック。作成されたフォルダに“EUDC”(半角英字)と名前を付けます。 | |
3. | ファイルのコピー――このフォルダにファイルをコピーします。 | |
1) | [スタート]→[コンピュータ]→[DVD/CD-RW]ドライブ(“敬宇攷”と表示されています)を右クリック,[開く]をクリックします。CD-Rの中の“DOCUMENTS”→“materials”→“eudc”フォルダを開きます。 | |
2) | 上記の4つのファイルを選択し,開いている“EUDC”フォルダのウィンドウにドラッグします。 | |
4. | 外字エディタの起動 | |
1) | [スタート]をクリックし,[検索の開始]に“eudcedit”と入力します。 | |
2) | しばらくすると,上部の検索結果欄に“eudcedit.exe”が表示されますから,右クリックし,[管理者として実行]をクリックします。 | |
3) | ユーザアカウント制御が表示されると[続行]をクリックします。 | |
5. | リンクの設定 | |
1) | 外字エディタが起動し,コードの選択画面が表示されたら,[キャンセル]をクリックします。 | |
2) | メニューバーの[ファイル]→[フォントのリンク]をクリックします。 | |
3) | 「フォントのリンク」ダイアログボックスが表示されますから,[外字ファイルの種類]で「指定したフォントにリンクする」を選択します。 | |
4) | フォント名のリストがアクティブになると,一覧から「MSゴシック」を選択し,「名前を付けて保存」をクリックします。 | |
5) | 「外字ファイル名の変更」ダイアログボックスが表示されると,「保存する場所」に次のようにフォルダをたどっていきます。(WindowsがCドライブにインストールされているとします) Cドライブ→[ユーザー]→(ユーザアカウント*)→[AppData]→[Local]→[Microsoft]→[Windows]→“EUDC“ *(ユーザーアカウント)はWindowsにログインしているアカウント名です。 |
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6) | その中にある“eudcG.tte”をクリックし,[保存]をクリックします。 | |
6. | パソコンを再起動します。 | |
* | この手順では,ゴシック体対応外字ファイルを上記のフォルダにコピーしましたが,任意のフォルダでも同様です。 | |
○ 外字ファイルをもとにもどす手順 | ||
外字ファイルをもとにもどす手順は,Xpの場合と同様です。 | ||