こんにちはゆーさん。 飼育しながら水作りをする場合は、アンモニア濃度、亜硝酸塩濃度に 注意しながら水換えをしなければなりません。
@金魚を飼育開始して約1週間でアンモニア濃度がピークになります。 餌は3日1回1匹あたり2〜3粒程度与える。
Aアンモニアが検出されるとアンモニアを亜硝酸塩という物質に変える バクテリアが繁殖し始め1日回分裂して増えてアンモニア濃度をゼロに するまで約2週間掛かります。
B亜硝酸塩が検出されると亜硝酸塩を硝酸塩に分解するバクテリアが増殖 し始め2日に1回分裂し増えて亜硝酸塩濃度をゼロにするまで2〜3週間掛かります。
※アンモニア、亜硝酸塩濃度がどちらもゼロになればろ過サイクルのできあがりです。
小赤金魚の場合は、ある程度アンモニア、亜硝酸塩濃度に強い魚ですが、水換えは 金魚を飼育開始したら2〜3日1度1/3づつ1ヶ月間行って下さい。 また、餌は水替えする日は与えないで下さい。水替えした翌日に1回だけ1分以内で 食べきれる量だけ与えて下さい。水が出来上がれば5分以内で食べきれる量に増やす。
金魚の様子がおかしい時は、餌を与えないですぐ1/3水替えを行って下さい。 場合によっては亜硝酸塩濃度が上がりすぎて毎日水替えが必要な時が有るかもしれませんので注意して観察してください。水替え事態金魚にストレスを与えますので出来るだけ そっとやさしく水替えして下さい。
一番良いのはアンモニア濃度、亜硝酸塩濃度を検査出来る試験薬が販売されていますので これを購入して、毎日飼育水を検査すれば水換えのタイミングが一目で解ります。
フュシュレスで水作りをすれば金魚のことを考えないで水交換ができます。 1〜2日水交換が遅れても問題ありません。金魚がいる場合この1〜2日が命取り なります。金魚がいる場合は死亡することがあることを前提に水作りをしてください。
どちらが良いかはゆーさんが決めて下さい。 金魚飼育はろ過サイクルが完了するまでの1〜2ヶ月が勝負です。 金魚を飼育して1ヶ月以内に死亡させてしまうケースがほとんどです。 アンモニア濃度、亜硝酸塩濃度には十分注意してください。
最後に 亜硝酸塩が分解され硝酸塩が増え始まると、水槽に茶色や緑色の苔が増えて来ます。 苔は硝酸塩を餌に増えますので、苔が増えたらろ過サイクルが完成に近いと思って ください。苔が生えるまでが勝負です。
硝酸塩は水草が多少吸収してくれますが、基本的には水替えで硝酸塩濃度を下げます。 硝酸塩自体無毒ですが蓄積しすぎると、金魚にも良くないし苔が大量に増える恐れが ありますので1〜2週間に1度1/2〜1/3程度水交換して硝酸塩濃度を下げて下さい。 これで水作りの完成です。頑張ってください。 |