FrukaPass
Fruka Pass 2431m
氷河が作ったと思える丸い谷の奥に滝が落ちている。氷河が滝の上まで迫り解けた
水が滝となっているのだ。峠道は右斜面を登り右に分岐した谷の方に進む。
この谷もそこが丸みを帯びている。
ここで道は正面、滝の右横斜面に取り付き雲の中に消える。
氷河が見えるところまで登った後右に進み峠にたどり着く。

昨日からハードだ。Interlaken(567m)から雨の中をGrimselPass(2165m)を越えた。
分岐のGletsch(1757m)まで下りさらにホテルのあるGluringen(1332m)まで下った。
今日は分岐のGletsch(1757m)まで戻らなければならない。列車で無駄を省こう。
列車は峠の麓までは行けず途中でトンネルを通る。
ここGluringen(1332m)からOberwald(1360m)までは電車で行き
ここから走り始めることにする。
Oberwald(1360m)からGletsch(1757m)を経由してFurkapass(2431m)を攻める。
いややられる。
時間がなく先に準備のできた私は切符を買うためGluringen駅にあわてて向かった。
駅には何もない。誰もいない。
しばらくすると乗客が一人現れたので聞くと列車で買うそうだ。
まるで貨物列車だが、割りと中はきれい。プラットホームに下りた車掌に
「I have no ticket」、ここで乗ったぞとアピール
前に切符がなくて喧嘩をしていたやつを思い出したからだ。
天気もよくなく、膝も心配なので厚着だ。
 
Oberwaldで食購。よかった、この店がなければ飢え死にだ。8:00
 
GrimselPassの下り道が見える。昨日は雨でなにもわからなかった。


ここから鉄路はトンネルに入る。
最近、古い線路が観光用に復活し更に上まで伸びている。

三叉路。ホテルがある。ここに泊まりたかった。9:00

川の水は暗い白色。氷河の解けた水だ。

登って行く斜面の反対側がGrimselPassからの下りだ。上は雲の中にある。

川の流れからすると大きな滝と想像したが、大したことない。
このとき気にしなかったが、それよりも、ここはガードレールがない。
石柱が目印になっているだけだ。

Gletschの町、町と言えるかどうか、ホテルが見える。
鉄道は観光用で午後からしかなかった。

谷底。V字ではなく、氷河の跡のU字だ。小学校で習ったことを思い出す。

どんどん標高を上げ、Furkapassに向かう。少し先を行く先輩は快調だ。

正面の斜面のジグザグ道。

汽車が来た。復刻版、本当の氷河急行だ。

グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)Glacier Express は氷河は見れないそうだ。
昔はそうでもなかったらしい。
 
広角24mmでも入らないので3枚綴りにした。ここで拡大



どこに行っても現れる飲料水メーカー。

氷河が見える展望台で昼食。久しぶりの魚、サーモンがうまい。10:30 2280m

中央の3点、肉眼では見えず自宅で写真を拡大してみようと思ったが、
やはり何かわからず。

訓練中。クレバスの渡り方か?


再び厚着。この格好では登っていませんよ。


Furkapass 11:50 1名脱落。
直前から濃い霧となった。昨日よりは良いが何も見えない。感動もない。

先輩が昨日の雨の峠越えで腰を痛めた。
確かにGrimselPassとFurkapassの連ちゃんはキツイ。
電車でAndermattまで行き、待ってもらっている。我々2名もAndermattで合流
して今日の予定のOveralpは断念し鉄路にする。

峠の下り初めで前輪スポークが折れた。これは痛い。
霧で前が殆ど見えない。道路右側にガードレールがない。
下はどうなっているのだろう。
幸い、スイスの運転手はマナーがよく、センターを越えて来る車はゼロだ。
日本なら訳のわからんやつに正面衝突されてお陀仏だ。

スイスはいい、Andermatt駅で「My bicyle is broken」ドイツ語で「〜」。
何故か通じる。どうも右手にあるようだ。すぐに修理してくれた。
46CHFは少し高いような気もするが、来週ですなんて言われたら終わりだ。
木製フレームが飾ってあった。
ちなみに全員、スポーク予備もニップル回しも持っていない。

夕食の食購。例のコンベア方式のレジだ。一人分だが食べきれない。

●ルッコラ プレート準備
ルッコラのサラダ 今まで知らなかったが日本でも普通にあるそうだ。
●ミネラルウォーター
●ドールーワイン
大きな店なら安いものもある。
●水50cl
よく冷えたガス入りはぬるいビールよりうまい
●サラダソースフレンチ
ソースと言うんだ?フレンチドレッシング
●ペンネサラダ
全部は食べられない。
●カナッペ
これはちょっと喉が詰まる。赤いのはサーモン。
パンとサーモンのコラボは好きではない。
私の胃袋で1.5人分かな。