郷ひろみさんの“アルバム曲感想集”〜30代〜
(ベスト盤・ライブ盤・サントラ盤を除きます)

24.LABYRINTH       1985年(昭和60年)10月発売 〜30才〜

1

Cool このスケールの大きさ…リリース時期がちょうど歌謡界も新旧入れ替わりの
時期で、あまり注目されなかったのが残念。シングルとしては、受け入れられにく
かったのかも…?ステージで歌うひろみさんは、まさにエンターテイメントだった。
夜ヒット、そしてリアルタイムでのコンサート、そして98年のコンサートでもいい
ところで歌ってくれた。インテリジェンスな歌謡曲を歌えるのは、本当にひろみさん
だけだと思う。このイントロは、何か思い起こさせてくれる響きがある。

2

I Love You の香り コンサートで歌うと、頭の上で手をパンってたたくタイミングがありましたね。
曲調で言うと、最近では”おなじ道おなじ場所”が同じ括りになるかもしれないけれ
ど、ひろみさんには激しくて妖しい曲が似合うのと同時に、男性の優しさを歌詞に
出して歌うと他の人にはない魅力があると思う。

3

サファイア・ブルー 井上陽水さんは、これを自分で歌ったことがあるのだろうか。確かご自身の
アルバムには入っていたような気がするが、本人が歌っているのを是非聴いて
みたい。NHKでひろみさんが陽水さんの”リバーサイドホテル”が好きだといって
歌っていたことがあるけれど曲を書いて欲しいとお願いしたのだろうか…。
一度いきさつを聴いてみたいな。

4

LABYRINTH 郷ひろみを極めてる歌だと夢中になりました。自分で作曲となればツボを心得てる
というか、魅力爆発って感じで、とにかく好きです。

かっこいい曲ですよね〜このときのひろみさんの魅力があますところなく出て
いる曲だと思う。当時、本当にいい曲を歌い始めた頃なのに音楽の多角化が
進み始めた時期で歌謡曲が注目されなくなっていた。それが残念。

5

サーティーズ・スコッチ 30代になったひろみさんが、妙に大人っぽく見えたっけ。今から思えば、
まだまだ若くて、自分自身もその才を超えてしまうと大人っぽく見せようとした
子供だったことに気づく。ひろみさんは永遠の少年でいてほしいし、少年が大人と
共存しているからこそ、こういう曲を歌う価値があるのでしょうね。
ラビリンスの同名ビデオテープも良い出来でした。

6

The Heart Beats 山本達彦さんのリズムをどう歌うんだろうって、ワクワクしてた。想像どおりって
いうか、ザッツ山本達彦って感じのサウンドが、ひろみさんにも合うんだなぁって
思えた。こういう意外な組合わせ、またやってほしいな。

7

イージー・ハンター 海に漕ぎ出して、風に吹かれながら聴きたい曲。ココナツシェイドの光のあやと
り…って、どんなものだろうって当時から考えてました(笑)

8

ぎりぎり燃えて 郷ひろみが一番とんがってたつうか、彼が思う自分の姿と世間のそれに、一番ギャップのあった頃の作品が、これら22・23・24のアルバムだと思うんだけど…。
(ファンの皆様、僕達も耐えてきましたよね)でもこれがあったからこそ今のひろみ
があるんだよね。名作ですよ、だれがなんと言おうと。そうです。ぎりぎりで生きて
夢も、愛も。流される水じゃ、やわな僕さ です。

この頃の原田真二さんには実にいい曲を書いてもらってましたね〜。
サーティーズスコッチもそうだし。彼の曲は旋律がとてもきれい。

9

Deep 『「LABYRINTH』に劣らない、これもひろみさんの作曲。なんてすばらしい。
かっこよすぎる歌詞がひろみさんにはぴったりなのよね〜。
かっこいい男の悲哀を感じる。

ひろみさんの作曲!なんて、かっこいい曲を作るんでしょ。LABYLINTHといい、
この曲といい、ひろみさんの曲作りの才能も楽しめたアルバムで、二度おいしい♪
ビデオにあった女性とのボクシングシーンが頭をよぎります。

10

バラードで泣かせて こういう題名は困ります…・当時はまだぴんとこなかったけど今、この題名で
歌われたら、それだけで涙物かもしれません…・。もちろんそれは、色々な経験の
中で彼の歌唱力が確かなものになってものすごい説得力をもつ人だから、
言えることなんですけどね。アルバムの最後のバラードは本当にいい曲が多い。
 

25.LOVE of FINERY    1987年(昭和62年)6月発売 〜31才〜

1

FORBIDDEN FRUIT 全曲英語のアルバム、当時すっごく期待した。色々言う人もいるけれど、
私はひろみさんの歌う英語の曲が好き。せっかくNYにいたんだから、復帰したら
また英語だけのオリジナルアルバムを出して欲しいと思ってしまう。
この曲をシングルにしたのはどうしてかな?と考えた時、郷ひろみでいることが
どんなに孤独なのか、それはきっと年々増している気持ちだろうけれど、30代の
ひろみさんがこの時点で気持ちの整理をつけて歌った曲のような気がする。

2

YOUR LOVE GOT A HOLD ON ME このアルバムはひろみさんの作曲でかためられているけれど、本当に色んな
リズムを知ってる人だと思った。NYにいると日本とはリズムの種類も違うだろうか
ら吸収することは山のようにあったんでしょうね。
イントロから飛ばしてくれるこの曲は、思わず足でリズムを取ってしまう。

3

YOU’LL BE BACK すごくきれいなメロディ。デッキチェアにもたれて聴きたい曲(笑)こういう旋律には、
ひろみさんの声質が意外と合うんですよね〜。あーー、早く今のひろみさんの
新たな歌の世界に出会いたい!このアルバムの中の私のベスト1

4

PRETTY LIES 女性の嘘を歌った明るい曲。ケアレスウィスパーも嘘がテーマだけど、
こんなにも雰囲気が変わるものか。サビの
pretty lies!の発音が
はっきりしていて、言い捨てているような歌い方が好き。

5

ALL DRESSED UP ドラマチックでシンプルなアレンジが好きです。これからの季節にピッタリのナンバ
ーですよね。ひろみさんが一番、自分自身を摸索していた頃のアルバムです。
「自分が何者か識ろうとすること。」「理想の自分に一歩でも近づけるよう努力する
こと」今では僕の生きるテーマでもあります。間奏のサックスが沁みます。

タキシードにブラックサテンのタイ…まさに、当時のひろみさんのイメージかもし
れない。ドレスアップしてシンデレラになってみたい、とありもしない空想をしてしま
う曲(私だけ?)単調なリズムがまたいい。日本だけで活動していたら、こういう曲
を歌う幅は出てこなかったかも。50代のひろみさんに歌って欲しい。

6

I’M A BELIEVER 歌いだしからたまらない。かっこいい明るさがある。落ち込んだ時に聴きたい
曲(笑)英語の歌詞とメロディー運びが実に良く出来ていて、つい口ずさんでしまう
軽快な曲。歌っているひろみさんの表情が想像できる。

7

DOCTOR L-O-V-E 夜ヒットでよく歌っていたなぁ。最高に好きだった。よく構想が練られていたし
ビデオを繰り返しみたものです。『アメリカかぶれ』の中の『どうする』と同じ位置付
けをしている私です。題名も決まってますね。訳詞の中の”LOVE博士に
(恋の悩みを)頼むのが一番”には、笑ってしまいましたが。

8

TONIGHT IS THE RIGHT NIGHT この曲もかなりいい。曲もいいし、ひろみさんのボーカルも冴えわたっていて
すごく解放された彼を想像できます。最後の終わり方が絶妙。
好きだなぁ、こういうメロディーのかぶり方。やっぱりひろみさんが歌う軽快なメロ
ディーは自分を元気にしてくれる。

9

YOU ARE EVERYTHING これも名曲。夜ヒットのイメージが強くて、今となってはちょっと哀しい曲でもある
けど、やっぱりスケールのある曲…。
もうちょっと時間がたって心から吹っ切れたら、いつか歌って欲しい。
 

26.DRIVING FORCE    1989年(平成元年)6月発売 〜33才〜

1

都会はBABY BLUE 前作から2年ぶりのアルバム、胸をときめかせて聴きました。
こんなにハイセンスな曲を歌えるようになったんだぁって、すごく嬉しかったのを
覚えています。すごくリラックスした生活で歌にも余裕が出てきたのかなぁって…
OLだった私はビル街を歩きながら、このアルバムがいつのまにかテーマ曲になっ
ていました。アルバムの最初にふさわしい広がりのある曲。

2

あの夏の日 力を抜いた歌い方、心にゆとりがありそうなイメージで、聴いていて心地よかった。
この頃のひろみさんは一番幸せな時期だったと想う。郷ひろみでなければ
ずっと幸せな家庭を築けたのかもしれない…と、今聴くと、彼の置かれた運命を
感じずにはいられないけど、いつも私達の郷ひろみでいてくれることに感謝します。

3

最終便にまにあえば この時期に不倫の歌が妙に新鮮だった。ひろみさんが歌うとなぜか、
不倫もかっこいい!?翌年の『Wブッキング』でパワー全開、そして極めつけの
『君以外に好きな人がいる』へと続く不倫3部作…?

飛行機にしょっちゅう乗ってるひろみさんなのに、思えばこれくらいしか飛行機の
イメージの曲ってないんですよね。空港、ロビー…ひろみさんのイメージにぴった
りです。躍動的なリズムが飛行機が飛び立つ感じで大好き。
またこういう曲も歌ってほしいな。

4

GIRL! ひろみさんの作詞は、自身が作曲もされるほうがしっくりしてるみたい。
アップテンポで日本語と英語の言葉の遊びを入れるのが得意みたい。
コンサートでどう歌うか見てみたい曲です。

5

I WANNA DANCE TONIGHT 脱ぎ捨てたシューズ、投げつけた時計〜♪こういう具体的な詞の内容は
ひろみさんの体験してきた状況かなぁ…なんて、一人でふと考えたりして。
題名がすごく好き。今この題名で歌うとしたら、どんな曲になるんだろう。
出来れば、恋の終わりではなく、遊びの部分で楽しく踊るイメージにしてほしいかな。

6

YOU ARE SUCH A… まどわさないで、からかわないで…♪と訴えるひろみさんは、男っぽいのか
少年なのか…一つの歌詞から色々なシチュエーションを想像してしまいます。
このアルバムからは、生活のにおいが感じられてちょっとひろみさんを身近に
感じてしまった私です。

7

MY HOME TOWN 歌いだしの伸びやかさが好き。あぁ、NYに住んでいるんだな、と思わせてくれ
る曲ですね。大好きなNYに毎日居る喜びが感じられて…ちょっと寂しいような
微笑ましいような印象を受けました。

8

さいはてBLUE WAVE BAY 学生時代が終わって、ほんのちょっぴり人生の悲哀も知った頃にリリースされた
アルバムです。乾いた哀愁を感じました。僕のこのアルバムBEST SONGです。
グレイハウンドをイメージしてしまいます。人生の一時期誰もがこんな乾いた思いを
抱いて日々を過ごすってこと、身にしみました。それにしても、こんなにまぶしそうな
表情がさまになる日本人て、郷ひろみがNo.1でしょ。

名曲です。港の倉庫街を思わせるます。二番の歌詞がすごくいい。
むなしさをグラスであおる男の乾いた背中、後悔があふれてる♪
若い頃、突っ走ってきたひろみさんが、いつからこういう詞が書けるようになったん
だろうって…倉庫街の青いネオンを見て、書いた詞なのかな。

9

変わらない朝 このアルバムの中では最もわかりやすい歌です。
ちょっと女々しい?歌詞に、笑えたりして…

シチュエーションが、『比呂魅卿の犯罪』の『独身貴族』に似ているけれど
こういう内容がまた、ひろみさんに合う(笑)女性よりも男性にわかってもらえそうな
詞の世界。でも明るく歌ってるのが、またいいんだよね。

10

NEVER TO SAY GOOD-BYE アルバムの最後の名曲の中でも聴いた当初から、その度合いが変わらない曲。
何かしながら聴いていてもこの曲になると、なぜか手を止めひざをかかえて聴きた
くなる。ひろみさんの内面がそのまま歌詞になり、メロディーに乗っている。
コンサートの最後に歌って欲しい。
 

27.アメリカかぶれ      1990年(平成2年)6月発売 〜34才〜

1

アメリカかぶれ 「郷ひろみ復活!」って僕達ファンの中では一度だって過去の人になったことな
んてなかったけど。これはひろみが世間に向け「さあこれからどんどんいくよー。
色々、迷い苦しみ模索してきたけど、そのすべてを糧にし勉強してここまできた。
これからは自信を持って僕の『歌』を歌っていくよ。」って宣言しているように、当時
聞いてました。同じ男として、僕の人生の先輩として非常にうれしかったことを
覚えています。

郷ひろみの為に作られ、郷ひろみにしか歌えない曲。このアルバムは秋元康
さんの作詞なわけだけど、この時期に彼に詞を書いて貰えて、いいタイミングだった
と思う。実に名曲ばかり。アメリカの国旗を背に国歌を斉唱し、この曲で始まった
ツアーは未だに目に焼き付いてます。帰ってきた〜!そんな気持ち、今度はあの
時より一層の喜びで迎えることになると思う。早く帰って来ぉ〜い♪

2

Wブッキング
 〜LA CHICA DE CUBA〜
私の中ではあまり好きなシングルではないのだけど、曲としてはすごくいい曲
だと思う。過激な衣装に毎回ドキドキしながらテレビの前に正座してみてました(笑)
過激な振り付けの中でも、最初に頭をかかえる仕草が一番私にはセクシーに見えました。

3

もう誰も愛さない 刑事貴族のエンディングテーマでした。あの時は、地味かなと思ったけれど
あとから味が出てくる楽曲で、今はしみじみいい曲だなぁって思う。
歌謡曲を思い切り歌っていこうという彼の姿勢が、ファンにも伝わったのでしょうね。
私にとっても歌謡曲の良さがわかってきた時期でした。

4

ナルシシスト このCDをLPと考えると1〜5までがA面でしょ。このA面の構成は「街かどの神話」
のA面に勝るとも劣らないモノだと思います。ところでこの曲、シャッフルがかった
8ビートで、ひろみさんのボーカルもノリノリなんですよね。
僕的にはTOSHIちゃんで、カバーバージョンをぜひ聞いてみたいです。

5

芝浦ゴシップ この曲は前の奥さんとの数々のシーンを思い出してしまいます。
が、ひろみさんらしい歌謡曲って感じで、初々しくて幸せそうなひろみさんを
イメージするので好きです。

1曲目の「アメリカかぶれ」から聴いてきて、それこそ往年のファンには涙ものの
世界(これ分かりますよね、70年代を彷彿とさせるってことですよ。)が続いてきた
わけじゃないですか。その極めつけがこれでしょ。イントロからしてまさに郷ひろみ
(Hiromi GOなんかじゃないですよ)のアノ世界ですよ。
でも、本人はテレも気負いも何にもないの。ったくやってくれるね、ひろみさん。

6

君以外に好きな人がいる せつなく歌うひろみさんがたまらないです。すごく魅力的でいとおしく感じます。

初めて聴いたとき、マジに感情入って聞こえて、「ひろみさん、だいじょうぶ?」
って心配したものです。なんかいたたまれない気持ちで聴きました。

生で歌って欲しくない歌のベスト1に入るかもしれない曲です。
ひろみさんが
ごめんよ…♪なんて、聞いてるのがつらくて…

上のコメント良いですね。「生で歌って欲しくない!」たぶん女性の方だと思うん
ですけど。女の子のこういう気持ち、素敵です。好きです。でも、男ってね…、
ホント困った生き物なんすよ。曲調としては『強く儚い魔法で』に通じるものが
ありますけど、こっちのが分かりやすい内容ですよね。こういう人がファンにいる
なんて、ひろみさん、あんた幸せすぎですよ。

7

どうする? この曲のかっこよさはどう表現したらいいんだろう。リアルタイムのツアーでは、
女性ダンサーをたくさん従えて、それはそれは素敵だった。近年のコンサートでも
歌ったけれど、さらにエンターテイメントされたステージで魅せてくれた。
私の中では、”女してる?””Doctor L・O・V・E”とこの曲で、独特なリズムの
かっこよさ3曲としてインプットされてます。

8

81〜eighty one〜 これも実にいい曲だなぁ…。このアルバムは音作りが揃えてあってすごく整って
る気がする。それはすべてにいえることだけど、特にこのアルバムにはNYの風を
感じられる。そんな想いで聞きながらも
君だけが大陸♪という歌詞を耳で聴いた
だけでずっと”君だけがタイプ”だと思い込んでいた私って……(汗)

9

いつか愛した女たち このアルバムの中で一番好きなのは、実はこの曲。秋元さん、実に郷ひろみを
よく見ている。純粋な郷ひろみという人を知りながらも、歌手郷ひろみはこうだろう
みたいなイメージを見事に詞に乗せている。サビの
墓石を立ててくれ〜♪
感情がいっぱい込められて、一気にラストまで歌ってるのがいい。
確かコンサートで胸に十字を切る仕草があって、そこがすごく好きです。

10

ALL MY LIFE 郷ひろみファンの全女性のみなさん『ごめんなさい』この曲が出る頃まで、
僕は君達のことを理解できませんでした。(今も全部は分からないけど…)
郷ひろみっていうのは、その芯の魅力は男にしか分からないものだと(分からない
男は男じゃないと)思っていました。なんで、男達は正直になれへんねやろ?って。自分と彼の外見を比べてどうすんねん!?って。そしてファンの女性に対しては
「どうして、一分の隙もない外見に色気を感じられるの?どっか、クスッて笑える部分を持ってる方がセクシーなんじゃないの?」って…。
でも、君達も彼の生き様も含めて、彼をセクシーだと思ってたんだよね。
コンサートで、この曲を流れる涙をぬぐをうともせず見つめていた、隣のシートの見ず知らずの年上の女性の姿が今も目に焼きついています。

もしこの曲がなかったら、コンサートのラストに何を歌ったんだろう。
休業する寸前のあの感極まった後のこの曲は絶品だった。
書かれてからもう何年も立つのに、まったく古びることなくどんどんその曲のもつ
威力が発揮されつづけている大切な1曲。郷ひろみの人生そのものだと感じる。

11

空を飛べる子供達 コンサートの時この歌が始まると、自然と隣の人と手をつないで会場内が大合唱に
なりました。
まるで幼稚園生のようでしたが、ほのぼのとして楽しかった思い出があります。
 

28.準備万端          1991年(平成3年)4月発売 〜35才〜

1

迷イズム かっちょいい?外人ダンサー2人を従えて、かなりハードなダンスをしながらの
歌でしたね。振り付けの先生に歌ってることを考えないで振り付けしてください、
と無謀なお願いをしたのだとか。そこまでしなくていいじゃないって思ったけど、
きっとひろみさんの中でやりたい気持ちがあったのでしょうね。
個人的にすごく好きなアルバムです。

2

トーキョージゴロ 都会っぽくて、ひろみさんにすごく似合ってる。ちょっと悪ぶってるひろみさんて、
本当は夜遊びできないのにってファンには思えるからどこか微笑ましくて、
どこか真面目にかっこよくて…本当の姿が見えたり見えなかったりするから
いいのでしょうね。夢を売りつづけるのは大変なことだけど、ひろみさんはそれを
自分の使命だと本気で思ってるからどんな曲も歌いこなしてる。

3

裸のビーナス シングルバージョンも、もちろん良いけれどこの曲はバージョンを新しくするたび
に、どんどん斬新に生まれ変わっていく。ライブで歌った去年のアレンジも良かった
なぁ。歌詞の美しさが、さらに際立ってます。
お陽さまがみてるだけだよ〜♪
なんて…48才になって歌ってもなんの違和感もありません。

4

マイレディー これもバージョンがたくさんあるけれど、結構シングルバージョンが好きかも。
歌いだしのインパクトがあるのでしょうね。ライブではこの曲の最後にひろみさん
独特の雄たけびがあって、シャウトしつつしっかりファルセットで聞かせてくれる。
歌だけでも大変なのに、こんなおまけをつけてくれるサービス精神が好きです。

5

ナイーブな男達 この曲、詞の意味が???です。もしかして、ひろみさんならありそうで
他にない○○の詞かしら?怪しげなムードが漂ってる…

美しい男には必ずファッションとしてのホモセクシャルな雰囲気(魅力)があると
思うのですが…(たとえば、ジュリーにせよモックンにせよ)。ただ、僕はひろみ
さんにはそれを感じないんですよね。それが悪いことだとは決して思わないので
すが…。だからこの作品は失敗だったと思うのよネ。ゴメンね。

6

よろしく哀愁 こちらもシングルバージョンも、もちろん良いけれど…新しいバージョンはひろみ
さんの歌唱力がものすごく光っていて、別の魅力がある。若いときの表現と今の
表現と、力量はもちろん違っていても基本にあるひろみさんの心構えは変わらない。
色んな経験をした後のよろしく哀愁は、さらに優しい。

7

ハリウッド・スキャンダル この曲の雰囲気に一番合ってるのはシングルという気もするけど、その後何度
も生まれ変わって、年齢を重ねるたびにその時のハリウッドスキャンダルを聞いて
みたいと思う。本当に歌詞が素晴らしいと思うし、歌が古びるどころかだんだん
新しくなってきているように感じる。ゴスペラーズの方達がひろみさんの曲の中で
これが一番好き、と言ってました。

8

サディスティック 嘘を甘い吐息を鞭にして…快楽の果てまで…♪と歌う怪しげな歌ですが、
この世界を表現できるのはひろみさんだけ。
キスを薔薇を最後にボクの人生を〜♪
というくだりはやっぱり美しく生まれてしまった運命を背負っているひろみさんに
ふさわしい。編曲がいいのでしょうね、曲としてすごく完成されてます。

9

僕が独身主義者になった夜 これもかっこいい〜曲だな。このアルバムに入ったオリジナル曲はどれも秀逸。
サビの部分の女性コーラスとの、追いかけっこのような部分が他にはない独特な
世界。
♪もう一度抱いておきたい〜の部分がセクシー。

10

セクシーユー 数ある、セクシーユーのなかで、これが一番好き。武道館のラストのセクシーユー
…かっこよかったなぁ…。今でも思い出すと胸キュンです。昔より断然いい。
今が一番かっこいいってすごいことだと思う。颯爽としたリズム感がたまらない。
やがて海は淡いたそがれ〜♪の部分の歌い方が特に好き。(病気)

11

ケアレスウィスパー 当時、ひろみさんの訳詞を理解できない、と評した音楽評論家がいたけれど
私はこういう歌詞を自分でつけて、自分で歌うことが出来るのは彼しかいないと思
う。当時は似合わなくても、今なら説得力あるし、長い目で見てこの曲を本当に
何才で歌っていたいのか考えた時、通り一遍の訳詞では伝わらない。
指先が覚えてる、白い肌のぬくもり…♪のあたりは何度聞いてもセクシー。

12

GOODBYE DAY この曲をコンサートで歌い始めた当初は、だいぶ無理してるなぁって思って
聞いていた。まだ、歌い方がこの曲においついていなかったのかもしれない。
気持ちは伝わってくるんだけど…たぶん、ひろみさんも歌っていても反省点が
多かった曲だったかもしれない。でも、このアルバムではすごく力を抜いて
上手に歌ってる。一日の終わりに聴きたい曲。
 

29.CATALONIAN BLOOD   1992年(平成4年)5月発売 〜36才〜

1

Summer Samba 私事で恐縮ですが、この頃生まれて初めて、大人として本気で人を好きになりま
して…。相手には長く付き合っている男がいたのですが、こちらもブレーキが効かな
い年頃でしたので、追っかけまわしました、一年間にわたって。苦しくて苦しくて。
寒い夏だったな。飲み屋で知りあった人でした。この曲のフレーズのように出会い
はうまくいったのにね。今、このアルバムを聴くとてれくさいのと恥ずかしいのとで、
なんとも言えない気分になります。苦しい恋の歌が収録されてるわけでもないの
にね。

2

ヴィーナスたちのシエスタ やっぱりヒットしなくったってイイんですよ。この曲がリリースされた時、嬉しかった
なぁ。だってゴージャスで、おしゃれでひろみさんにぴったしなんだもん。
なんだか水に乗って(?)いるような感じにさせられる。逆に、この世界が分かるの
はひろみ教信者だけ!一般PEOPLEには分からせたくないなんて思っちゃいまし
た。ばちがあたりましたね。

3

No More Lovers このコンサートツアーは夏全開でとっても良かった。(どのツアーもいいんです
けどね)コンセプトが熱い夏に集約されていてまとまりのあるアルバムです。
この曲も夏らしい、間奏のピアノがしゃれてて、粋な曲だと思います。

4

Lover’s Poker コンサートのとき、アルバムのこの曲のスペルPokerがPorkerになっていて、
「それじゃ豚になっちゃうんだよ」って、ひろみさんが言ってましたよね(笑)
ピアノありサックスありジャズ風でありそうな、ないようなこの曲はとても大人っぽ
く、素敵な曲です。あまり注目されてない曲だけど、たまに聴くとすごく味があります。

5

Clapping in the Rain ☆1999年ディナーショウ オープニングナンバー
ウォウォ〜ではじまるあの声が たまらなくセクシー☆ 
いまでも大スキで 時々聞いてます。

ひろみさんの声質を充分に引き出した名曲。ブラザートムさんが作ってくれて
ひろみさんに歌わせたら、最初からすごく上手なんで驚いた、と言わせた曲。
ツアーでこの曲を歌うシーン、コートを着て雨を降らせていた記憶があります。
最高にかっこいいシーンでした。

6

大人たちのFour Seasons ボサノバのリズムを歌うひろみさん、素敵です。
「究極の僕の趣味」って、ひろみさんが言うだけのことはあって、コンサートでも
ディナーショーでも欠かせない1曲です。

ひろみさんもこんな曲が作れるようになったんだなぁって、正直嬉しくてCD買っ
てからこの曲ばかり聴いていたっけ。ひろみさん自身もお気に入りなのか、
その後コンサート、ディナーショーと幅広く歌われますね。その時々の年齢で
色んな歌詞にこめる気持ちの移り変わりがあって、真剣に聞き入ってしまう曲です。

7

そして夏が始まる アロハシャツ着て、歌って欲しい(笑)こういう雰囲気の曲、珍しいから貴重かも
しれない。夏が始まる、というよりは、終わりかけた夏の雰囲気の気もするけど、
恋するという意味の夏が始まるってことなんでしょうね。

8

真夏のGo-Go’s なんだか、おもしろい曲です。1番は春に恋が終わった男性の気持ちを、
2番では梅雨の恋の疲れを癒しにハワイに来た女性の気持ちを歌ってます。
ハワイは疲れた大人のオアシスなのでしょうか(笑)それにしても、ひろみさんの
女言葉は、セクシーでドキドキします。

9

Good-day,Good-night ルナジェナに入っている”ビタードリーム”に通じるような、このゆったりとした
大人の雰囲気、大好きです。こういう曲の間の取り方って歌う人のセンスが
すごく左右すると思う。ひろみさんはこのテのリズムが究極に好きなのだろうな。
 

30.LUNA LLENA      1993年(平成5年)5月発売 〜37才〜

1

たとえきみがどこにいこうと このアルバムはまだ酒井さんが創ってる頃のモノかな?とにかくひろみさんは、
またまた過渡期です。「次への模索をする時にはカバーアルバムを出す」ってのが
酒井さんプロデユースの鍵ですね。それにしてもホントに「マネすることがカバー曲
に対する信念」なんでしょうか?原曲と全然違う!それでも、ひろみさんのモノにな
ってるよね。天性です。

ひろみさんのカバー曲への取り組みって、本当に本家が食われるほどの
感情移入があると思う。海外のポップスもいいけれど、意外な日本のアーチストの
隠れた名曲を甦らせる能力がありますね。鈴木さんのボーカルもすごく素敵なこの
曲、ひろみさんのサビのせつなさ全開の歌声が私の毎日の通勤MDの友です。
大好きな曲。

2

月に濡れたふたり このアルバムって、雫を感じる。なんていうか、艶っぽさが水気になって現れてる
感じ。この曲は玉置浩二さんの曲だけど、あの情感たっぷりの歌声を、見事に
ひろみ節にしています。静かな夜に聴きたい曲。

3

蜜月の窓辺 このアルバムは、曲の流れがよく練られていて、本当に2曲目から気持ちよく
この3曲目に繋いでくれます。歌詞が素晴らしく艶っぽくて、ひろみさんの解釈が
加わって、すごく色っぽい曲に仕上がってます。

4

見つめてCarry On 原田シンジのオリジナルと比べてみるとよく分かるんですけど、ひろみの声って
前にでていく声なんですよ。本人が言うようにポップスを歌わせたら日本1です。
この「NON TITLE」ってコンサートは見逃したんです。一生の不覚!

このテのリズムを歌わせたら、ひろみさんの右に出るものはいないのでは?
すごい、リズム感してますよね。

5

水の女 ひろみさん自身がこのアルバムの中で当時一番気に入っていたんじゃないかな。
コンサートでもよく歌っていました。ファルセットがセクシー。
この曲の音階って、とっても難しい。シャープがたくさんついてる譜面なんだろうな。

6

ほかの誰かに愛されるより ドラマの題名にもなりそうな曲名であり、本当にドラマ主題歌になったら、
どんなドラマになるんだろうって、想像させてくれる曲。ひろみさんの感情って
語尾に集中してることがよくわかる。
君に会いたい〜♪の、「い」にしびれます。

7

夢見る頃を過ぎても ひろみさんと来生さんの作品の中で私はこれが一番好き。ものすごい名曲だ
と思う。それにしても、ひろみさんには雨の歌が似合う。したたる雫も絵になりそう
な世界。

8

プライド未満 題名が素晴らしい。よろしく哀愁と、並ぶほど言葉の組み合わせが絶妙。
イントロが美しくて、いきなりサビから入るのが、とても新鮮。シングルにしても良か
ったのではないだろうか。突き刺さるように、ひろみさんのせつなさが伝わってくる。

9

Fake ひろみさんの作詞、作曲。なんて難しい曲を作るんだろう。きっとどこかで
気に入ったメロディを覚えていて、それをヒントにしたんだろうとは思うけど。
この曲、英語の歌詞がついたら、めちゃくちゃかっこよさそう!
こういう曲を品良く歌えるのは日本人ではひろみさんだけかも。

10

僕がどんなに君を好きか、
君は知らない〜Remix Version〜
シングルの中で、私のベスト1かもしれない。最初に聞いたときは、どうして
こんな曲を歌うのか疑問だったけど、或る日から急にこの曲の素晴らしさに気が
ついた気がする。去年のライブでのこの曲の熱唱は忘れられない。全面的に愛す
る相手を強く押し出して歌うのは、ひろみさんの特権かもしれない。しびれます。

11

ビター・ドリーム R&Bがひろみさんにはよく似合う。それはやっぱりリズム感が独特だから。
この曲は楠瀬さんのカバーだけど、誰かひろみにこんな曲作ってよ!って思ってたらゴスペラーズが『この世界のどこかに』をプレゼントしてくれました。

この曲を聴き終わったあとは、必ずうなってしまう。う〜ん…うまい!
誠実な心を持ってないと歌えない曲。相手に対する思いやりが伝わってくる。
ひろみさんの人としての愛情が手にとるようにわかる曲。

 

31.GOrgeous         1994年(平成6年)6月発売 〜38才〜

1

鏡のラビリンス ひろみ版『ロンリーチャップリン』ってことになると思うんですけど。
やっぱ、基本的に誰かとコラボレイトするとかって不向きな人なんすよね。
協調性がないってんじゃなくて、孤高の人なんだと思います。
このアルバム自体、確かにジョイントアルバムであってデュエットアルバムとは
記されていないもんね。そういう意味じゃかなりデュエットしていてつらい部分ありです。でも、かの聖子嬢とのヤツよりゃいいか?

車の音から始まる粋な作り…鈴木聖美さんとのデュエットらしい大人っぽい
仕上がりで、かっこよくて嬉しかった。このアルバムの趣旨はすごくいいと思うし、
やっぱり時代の先端を行っていたと思う。今でこそ、コラボは流行りだけど当時は
誰もやってなかったもんね。聖美さんはこのオファーが来た時、即OKした自分に
驚いたとおっしゃってましたね。

2

愛情の条件 この曲を歌うステージも、よく練られていてエンターテイメントしてくれてましたね。
間奏で両手をピストルに見立てて撃つ振り付けがあり、その部分がリズムと
とても合っていて、大好きでした。大阪の番組で井上大輔さんが彼のために
今度はバラードを書きたい、とおっしゃっていたのが実現しなくて残念でした。
ひろみさんの声を外人の声だ、と大変気に入ってくれてましたね。

3

魅惑の同窓会(パーティ) ステージでは、ブラインドカーテン?のようなものを使って、うまく女性とのデュエッ
トのイメージを沸かせながら、一人で歌ってましたね。
ブラインドカーテンを指でいじるだけで、めちゃくちゃかっこいいひろみさんでした。
劇的チャンス 経験確かめる時〜♪なんて忙しいメロディーにまぎれてスゴイ
歌詞って思ったけど、そこがいいんですよね。

4

言えないよ〜Album Version〜 いきなりサビから始まるアレンジがとてもいいです。
Hi-Fi Setのコーラスでますます深みが出て、素敵なアルバムバージョンです。

ハイファイセットとの、このバージョンはすごくいいですね。
この曲に関しては、あまりいじらないでオリジナルに近い感じで
歌って欲しい。この曲が流行っていた時、カラオケランキングで上位に
入っていて中継で出てきた中華料理屋さんの従業員にとっても人気でした。

5

Suddenly サックスの音色に、ひろみさんのボーカルが冴え渡って…
こんなに声が艶っぽく、しっとりとしてるなんて…と当時驚いたことを思い出します。
雨に濡れた男女がたたずむシーンを一人で勝手に想像を膨らませて聴いてます。
アルバムベスト5に入れました。アハ。

6

Summer Again 杉山清貴さんとのデュエットって、とっても興味ありました。二人の声がハモる
とき、ひろみさんが主旋律を歌ってるとしっくり来るんだけど反対になると違和感が
あるのは、ひろみさんの声に存在感がありすぎるからなのかもしれませんね。
でも、主旋律を歌わないひろみさんの歌声がすごく新鮮で、それもまた違った
魅力です。夏らしくて、杉山清貴さんらしい曲作りで、好きな曲です。

7

WET THROUGH THE NIGHT 確かニュージックフェアでコンちゃんと一緒に歌いましたね。こういうリズムを
日本人でうまく歌えるのは、ひろみさんだけ!
身体で歌う、と言っていた言葉とおり、全身がリズム感で溢れてるのかもしれない。
歌ってるシーンを見たい曲の一つです。

8

Thousand Kiss 大人の危険な関係…現実のモラルはこの場所にはない♪という歌詞が
危険度を盛り上げていて、ドラマのような世界に引き込まれます。
歌謡曲の良さが際立って、メロディーラインも私の好み。

9

盗みたい こういうドラマチック歌謡曲、大好きです。夜のドライブ、助手席の彼女に何を
思うのか…外は雨だったりして、二人のアンニュイな雰囲気がドラマのように頭を
めぐります(笑)ひろみさんの表現力が際立ってます。素晴らしい感情移入。
ドラマ以上に、ドラマしてます。

10

LAST SCENE 怒ってばっかじゃだめなんすけど、同じタイトルの名曲が「MAGIC」のラストチュー
ンとして存在しますよね。(もう!ひろみさん。)
でも、この曲を作った山根さんは「いい奴」ですよね。'94のコンサートパンフレッ
トの彼のコメントには人柄の良さと男っぽさがにじみ出てると思います。
彼にはぜひ、ひろみさんに「友情」をテーマに曲を書いてもらいたいな。

最初に聴いた時、こういう曲は山根さん自身に歌って欲しい、と思ったくらい
ひろみさんには合わない気がした。でも、その後のひろみさんの人生にこの曲は
あまりにもリアリティがありすぎて…曲の深さみたいなものをつくづく感じ…
さらにボーカルの素晴らしさも手伝って、記憶に鮮明に残る曲になってしまいました…。

 

32.I MISS YOU逢いたくてしかたない   1995年(平成7年)7月発売 〜39才〜

1

ANOTHER FACE 確かこのアルバムがリリースされるまで、アルバムの最高売り上げは
『ファーストアルバム』がNo.1だったんすよね。23年ぶりに自己記録更新ってすごいね。90年代半ばの油の乗り切ったひろみさんですが、この曲はお得意の8ビートノリノリのナンバーでフックの聴いたイントロがいいね。

このCDが発売された日、新星堂がガンガンにこのアルバムを店内でかけて
くれていた。その時点で、サウンドがイカしてる!って思って、本当に嬉しかったし、
世間でも注目されてるのがすごく伝わってきた。この曲はコンサートツアーのオー
プニングにぴったりでした。アナログ的デザインのマイクで歌ってくれましたよね。

2

FROM THE DISTANCE この曲の振り付け、すごく可愛らしくて好きでした。あの足の上げ方がとっても
キュートで♪片思いの詞なのに、メロディーが軽快で、鼻歌にしてしまえそうな
雰囲気です。ちょっと切なくてお茶目な曲、大好きです。

3

SEVENTH HEAVEN デュエットしてる人には悪いけど、ひろみってホント、リズム感がいいなって感心せ
ずにはいられなくなる曲です。他人と一緒に歌うとよくわかるのですけど、どっちが
上か下かじゃなくて、グルーブが独特なんです。日本人っぽくない、独特の乾いた
感じ。日本人とデュエットするとひろみさんが何人かわからなくなっちゃいます。

最初の雄たけびがなんとも言えません!HEY GIRL〜♪のひろみさんの
声のなんて色気のあること!!米倉クンの歌声にも艶があります。 この二人の
デュエットが実現して嬉しかった〜!ホント、リズム感ないと歌えない曲です。

4

逢いたくてしかたない この曲が発売された春は特番にたくさん出ていて、ベストテンや夜ヒットで
ムードたっぷりに歌ってくれた。決して過去の思い出ではなく、今こうして歌ってる、
こんな曲も歌えるようになったということを、より世間にわかってもらえた曲なの
かもしれない。この曲の良さはなんといってもメロディー。単調にならずに間奏が
とてもムードを盛り上げて、おしゃれな曲に仕上がってますよね。展開がいくつも
ある曲って最後まで引き込まれます。このメロディーのサビを艶やかに歌える
郷ひろみはやっぱりスゴイ。

5

泣けばいい イントロに哀愁が漂っていていい感じです。プロモーションビデオのヘッドライトが
雨に濡れた歩道を照らしているシーンも素敵だった。この曲は昼ドラの主題歌
だったけどテレビで一度も歌わず、ちょっとアピールが足りなかった。コンサートで
はこの曲がその日の調子のバロメーターだった、と本人談がありましたよね。

6

TIGHTROPE この激しさ、スピード感、ファンのツボをすごく押さえてる曲ですよね。
詞がいい!
君を渡せない、奪ってみせる〜この腕で君を守ってみせる〜♪
こりゃ、たまりません(笑)松井五郎さんの詞は、男心の情けなさも愛の強さも
見事にひろみさんの世界にしてくれる。コンサートではこの曲の間奏で、衣装の
早替もありましたね。

7

太陽がそうさせた〜Misty Lady〜 ミッシェル・カミロ氏のピアノがすばらしいです。そしてひろみさんのこんな迫力
ある歌声は初めてではないでしょうか。またいつか一緒に曲作りをして欲しいです。

イントロの静けさから一転、ハードなラテンで一気に押し捲る。まさにひろみさん
のために書かれた曲。ミッシェルカミロ氏のピアノが素晴らしく鍵盤をたたいている
手元が見えるかのような、リアル感がある。
YOUR MISTY LADY〜♪の発音が超セクシーで、夏の化粧品のCMあたりに
起用されたら、ピッタリだったと思うのだけど。ひろみさんとの熱い夏、早く来てほしい。

これほどまでカッコ良くて、インパクトがあって、情熱的な曲は他にはないと思います。
うまく言葉では表せませんが自分の中では一番の神曲です!!

8

あどけなくCRAZY なんてメロディーをつかみにくい曲なんだろう…すごく難しい。
でもシンプルなサウンドをバックにひろみさんのボーカルがすごく光ってます。
このときのコンサートツアーは、アルバムの中で地味な存在のこの曲も歌って
くれて、おいしい内容でした。

9

TOKYO NIGHT ひろみさんの作曲、都会の夜をシャープに歌ってます。
サビのファルセットが利いていて、かっこよく仕上がっているけれど私の中では、
何かがいまひとつ足りてない気がして…曲の終わり方をもうちょっとスッキリさせた
方が良かったのではないかしら…。

10

忘れられないひと この曲はCDよりも絶対にコンサートですね。ひろみさんのバラードは生で聞くと
説得力が倍増します。ライティングによって夕焼けのイメージに背を向けて歌う
シーンの演出は素晴らしかった。
星にまぎれこみ きみを抱き寄せた僕は…♪
の歌詞が特に好きです。サックスの演奏が光ります。

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