私たちのちょっとしたリアクションでひろみファンってばれないか、と、
「千と千尋」の千尋が、人間だとばれないように、
息を止めて橋を渡ったシーンを思い出していました（笑）

会場は、大阪の摂津市民文化ホール。収容人数は500人。
6時半の開場時間の少し前に会場に着いたのですが、本当に小さな会館。
待っている人を見ると、ほとんどが50代くらいの女性でした。
ひろみファンとは微妙に違うような…秋のコンサートのせいか、
全体的に色彩が黒っぽく、おとなしい感じの方が多いです。

でも、開演前のウキウキ感は伝わってくるものがありました。
その様子を冷静に見てる私たち(^_^;)

★開場
中に入ると、「大入袋」を頂きました。会館がめでたく満席になったそうです。

グッズ売り場があったので覗いてみましたが、
Ｔシャツが何種類もある！と思ったら、過去の35周年記念のものなどでした。
大きなバスタオルが可愛かったです。
ペンライトもありましたが、使い捨てのパキッと割って使うタイプのものでした。
環境に悪い…

ＣＤ売り場もあったので、今はどんなの歌ってるのかな？と近寄ったら
売り場の人に「いかがですか？」と言われて、なぜかすぐに退散してしまいました(^^ゞ

座席は前から4列目の端の方。
ステージと客席は近いし、会館の幅が狭いので、すぐ目の前で見られそうです。

「郷に入れば郷に従え」で、ペンライトを持参しましたが、
今年の元旦にKinKi Kidsのライブに行ったときに、友達からいただいたものです。
つまり、ジャニーズ仕様。ま、いっか(^^ゞ

★開演
セットもなくて、照明も普通のものでした。
幕もなくて、始まると、平坦なステージの奥から秀樹さんが登場。
会場からは「秀樹〜♪」の声援。ペンライトが揺れる。
「秀樹」の文字を書いて、長いリボンを付けたウチワも持ち上げられる！
（これは最初だけで、あとは低い位置で振っておられました）

1曲目は、知らない曲(^_^;)
2曲目も、知らない曲(^_^;)
秀樹さんは2曲とも、黒いサングラスをかけたままです。
衣装は黒っぽいグレーのキラキラしたスーツ。
サングラスをかけているとはいえ、「あ、秀樹さんだ」と思いました。
テレビで見るより頬がしまっているみたいでした。
そして、上から下に目線を落としていくと……お腹がふっくら（*^_^*）

3曲目に入るときに、やっとサングラスを外されました。
ここって、「キャ〜！！（待ってました！）」と騒ぐとこだと思うのですが、
会場は静か。。。なぜ？（笑）

★ＭＣ
「ここは小さい会場だね。こんな小さいとこは初めてじゃないかな？
　ライブハウスみたいな感覚だね。」
「隣は病院だから倒れても大丈夫だよ（笑）」

前の方にいた人に「地元の人じゃないでしょ？」そうだと聞くと、
「やっぱりね、垢抜けてるもの」…地元の人に失礼では？

「10代、20代の女性より、40代、50代の方が好きです。
　でも、照明はつけないでね（笑）」

「54歳です。来年は55歳。
　できればGOGOは避けたいなぁ」ひろみさんネタはこの1つだけでした。

「その次は56歳。GOROだよ。これもイヤだなぁ。
　でもいきなり57歳にはなれないもんね」五郎さんネタでした。

「デビューしてからずっと応援してくれてる人いる？」挙手を見て、
「ホントかなぁ、たまにウソつく人がいるからね」って。
もちろん、私は手を挙げませんでしたが、この言葉は何なんでしょう(-.-)

ペンライトの話は何回かありました。
「今日もペンライトがきれいだね。　ペンライトは僕のコンサートが始まりです。
　今は演歌の○○○君とこなんかもやってるけどね」

私の近くの人も、すぐ後ろの列も持っている人はいませんでした。
後ろを見ると、ポツポツと暗いところがあるので、
全員が持っているわけでもないようですが、
上手な振り方の人は、ちゃんとフリが付いててきれいでした。

「初めて来た人が隣を見ながらペンライトを振っているのが見えたよ」
ちょっとドキッとしました（笑）

「最近、乗馬を始めました。やせるらしいよ。
　知り合いの奥さんが乗馬を始めて、2週間で10キロやせたらしい」…すごい！
「馬がね！」（爆）

バンドさんの紹介で、ドラムはこの中で1番若くて、20代前半とのこと。
しかも、かなりのイケメンです。
「皆さんのお好きな年頃の男の子ですね」

お子さんは長女がまだ7歳、その下に2人の男の子がいらっしゃるそうで、
名前は全部自分で付けて、とても気に入っているそうです。

あと、野菜作りのテレビ番組の影響で、
自宅でも自分で野菜を作っているそうです。
ＮＨＫの朝の連続ドラマの収録中の話もありましたが、
見ていないので、わかりません。

★終盤
7時から始まりましたが、ステージ横にデジタルの時計が光ってました。
秀樹さんからも見える位置なので、8時前になって、
「これから後半のアップに入るけど、8時になったら始めよう！」
時計を見ながらのコンサートは初めてです。

今回の選曲は、初めてオリジナルのシングル曲ばかりだそうで、
スタートの3曲は知らない曲でしたが、
それ以外は、よく知っている曲ばかりでした。

前髪は長く、かきあげるしぐさは昔のようでしたが、
動きには、やはり病気をされたせいか、昔のようなワイルドさはありませんでした。
歌うときは中央に立ったままで、ＭＣのみゆっくりと歩いて左右に移動されていました。

後半は、秀樹さんが自分でもよくこの選曲をしたと思うほどハードだそうです。
ダンスがないとはいえ、後半は8時24分まで歌いっぱなしでしたが、
終わっても息も切れてなくてびっくり。
呼吸を整えることなく、ＭＣに入られました(＠_＠;)
水もペットボトルに3本用意してありましたが、ほんの少し飲まれただけでした。

★アンコール
ここで初めて衣装を変えられました。
パッチワークのような柄のラフな柔らか素材のスーツ。

前列にいた小さな女の子を抱き上げてステージに乗せて、
2人で手をつないで、ステージを1周しました。
女の子がニコニコと可愛くて、最初から決まってた演出かと思うくらいでした。

アンコール2曲目が終わると、
客席から花束を持った人が前に行き、渡して握手をしました。
それを皮切りに、プレゼントを持った数人が前に行き、渡して握手。
警備の人は1人もいないのに、混乱もなく、すごいと思いました。

「歌うことが楽しくなって来た。
　これからも歌っていきたいと思っています」と最後に言われました。
最後の歌をみんなで合唱してから、ステージから去って行かれました。

★終わって
再認識するまでもなく、郷ひろみさんが好きです（*^_^*）