パク・ヨンハ(フィルムコンサート)  '11.03.25 Eri

パク・ヨンハ FILMS 2004〜2010 ☆We LOVE Yong Ha☆

★パク・ヨンハとは…
「冬のソナタ」で、ヨン様の恋敵役の「サンヒョク」として、
日本で一躍有名になった、韓流スターです。

私の昔からの友人が驚くほどの大ファンになったので、
私もいろいろヨンハのことは、聞かされていました(^^ゞ

歌手としても活躍されていて、
私も1度はコンサートにお付き合いしたいと思っていました。

★ヨンハの訃報
昨年の7月2日に、神戸でのヨンハのコンサートに
私も初めて行く予定にしていましたが、その2日前、
6/30の突然のヨンハの訃報に、大変驚きました。
ファンの友人の悲しみようには、かける言葉もみつかりませんでした。

あれから9ヶ月、ファンの友人に、
ヨンハのフィルムコンサートに誘っていただきました。
2004年からのLive映像などを、編集して上映されるそうです。
コンサートには1度も行けなかったけど、
フィルムコンサート行くことにしました。

★ランチ
上映前に、ヨンハファンの方たちと一緒にランチしましたが、
その会話の中で、1人の方が
「ヨンハのおかげで加齢にストップがかかっていたのに、
 あれ以来、加速度を増して加齢がすすんだわ(笑)」と、
冗談も言えるくらいになられた様子でした。

それに対して、私の友人は
「見た目はそうかもしれないけど、
 私はあれ以来、時間が止まったような気がするわ」と言っていました。
深い悲しみが伝わってくるようでした。

★開演前
会場は、大阪の森ノ宮ピロティホールという、1030席の劇場でした。
中に入ると、記念の写真と、B5サイズくらいのクリアファイルをいただきました。

ヨンハの大きなパネルが並んでいて(抽選でプレゼント)、
パネルの笑顔を見た、ファンの方が何かお話されていましたが、
最後に一言「ヨンハ、本当にバカだね…」(愛情のこもった言い方です)
愛用のギターや、ライブの衣装も展示されていました。

席は、友人が「この席でコンサートを見たかった」と言うくらいの良い席。
10列中央でした。

★開演(上映)
スクリーンの上と下で、ライトが盛んに点滅していました。
ライブの臨場感を出そうとしているのでしょうか…
目が慣れるまで大変でした。

フイルムの中でヨンハが登場し、
フイルムの中の客席からはすごい大歓声です。
ヨンハが動く、どよめく、歌う、笑顔、笑顔、笑顔…

それを見ている劇場内では、
同じように大歓声が起こると思っていましたが、静かでした。
フイルムの中のヨンハ&ファンの笑顔と、
劇場内のファンとは、あまりにも違いました。
最初から泣いている方もいらっしゃいました。

ヨンハカラーの水色のペンライトも、友人に借りていましたが、
周りも、それほど振る人もなく、そっと揺れる程度でした。
時々、「ヨンハ〜!」と叫ぶ方がいらっしゃいました。

前半はアップテンポの曲が多く、
次にライブ映像から離れて、日常が映りました。

そこでもヨンハスマイル。
でも、ライブ前だというのに、ダイエットのために、
食事がバナナ1本と、ヨーグルトのみでした。

「ツアーの翌日から、ドラマの撮影が始まるよ、
 それが終わったら映画が入ってるよ」と寂しい笑顔。
「もうすぐ35歳。結婚したいよ〜!」

次にライブ映像に戻ると、なぜか明るい曲なのに
私も泣けて来ました。
 笑顔であふれるように  いつも側にいるから♪

「ハーモニー」という曲では、スクリーンに歌詞が出て、
一緒に歌ったのですが、
 あたたかな思い出は 繰り返してる毎日にある
 大好きな人といる そんなしあわせ抱きしめて歩いてく
 あたたかな思い出は 繰り返してる毎日にある
 大好きな人といる そんなしあわせ届ける歌を歌おう♪

この曲で号泣でした(T_T)

亡くなる前の最後のステージでは、
それまでと、あきらかに顔が違っていました。
くぼんだ目、やつれた表情。
友人が「休んだらよかったのに」と、横でポツリと言いました。

エンディングでは、あちこちからすすり泣く声が聞こえました。
終わって、場内が明るくなっても席を立つ人はいませんでした。

ヨンハが亡くなって、もうすぐ1年になります。

ご冥福をお祈り致します。