アイ・オブ・ザ・ビホルダー感想
はっきり言ってこのゲームはクソゲーです。(笑)
もしこの手のリアルタイムダンジョンゲームをプレイしたいのならば、ダンジョンマスターを
先にプレイすることをおすすめします。
「AD&Dの世界でダンジョンマスターを作ればおもしろくね?」
みたいなノリのゲームなのですが、肝心のダンジョンマスター部分の製作が
中途半端で洗練されていません。
例えば呪文を使うと画面が一時停止したり、落とし穴の上に物を置いても落下せず、
空中浮遊したりします。
食料の概念もありますが、「クリエイトフード」という呪文があれば、二度と落ちている食料を食べることは
ありません。
ただ二度と食べないのに食料そのものがある箇所でクリア必須アイテムとして登場するため、
無視してきた食料を拾いに戻るという手間は必要です。(笑)
AD&Dの要素もリアルタイムゲームには不向きです。
回復呪文をクリックしている間にトドメを刺されるので、回復呪文はキャンプでしか
使えません。
しかもAD&Dはマジックポイント制を拒否しているので、使った呪文はキャンプで覚え直さない限り、
再使用できません。
これはキャンプでヒットポイントを回復する為に呪文を使っても、
ヒットポイントが回復する前に呪文のストックがなくなり、今度は呪文を覚え直すために
キャンプを行うということを意味します。
要するにキャンプでヒットポイントを回復させるためにいちいち長い時間が必要になります。
時短のため、回復要員は二人連れて行きましょう。(笑)
謎が難しすぎることもマイナス要因の一つです。
この攻略を読めば全ての謎をクリア出来ると思うのですが、やたら小さい隠しボタン等は
わかっていても探すのに苦労します。
ダンジョンの作りも複雑で、階段が複数あったり、同じフロアを移動するのに上下のフロアを
通らなければならなかったり、ポータルが役立たずだったりで、歩くだけで苦労します。(笑)
そしてLevel4に出てくる蜘蛛の凶悪さも外せません。
この蜘蛛は毒を使うのですが、Level4クリア近辺までその解毒手段がなく、
毒を受けたら死ぬのを待つしかありません。
後々解毒の呪文を覚えるのですが、その頃には毒を使う敵は皆無という。(笑)
要約するとこのゲームはダンジョンマスターのシステムを中途半端にパクリ、
やたら難しい謎と面倒でイライラする手間をたっぷり詰め込んだストレス満載のゲームと言えます。
このゲームをプレイしようと希望する人は、まず先にダンジョンマスターや
ウィザードリィをプレイしてください。
その上でどうしてもプレイしたい人だけ、この攻略を読んでプレイしてください。
訳者からのアドバイス:
パーティは戦士-僧侶二人、魔法使い二人がラクチン。計4人で十分。
骨を拾ってNPCをパーティに加えることが出来る(最大6人パーティ)が、
蘇生させることが出来るドワーフの僧侶まで行くのがめんどうなので、
4人で冒険を続けた方がラク。NPCのアイテムだけ拾っておこう。
石とかナイフとかゴミ同然で落ちているアイテムがクリアに必須な
アイテムだったりする。
最初から落ちている物で不要な物は、触らずに置いておこう。
触らなければ最悪後からマップとイベント番号を元に拾うことが出来る。
アイテムを全部拾って階段やポータル付近に積んで置いても良いが、
階段が複数ある上ポータルも不便なため、どこに置いたのか結局わからなくなることが
多い。(笑)大事なアイテムは持ち歩こう。
ポーションは解毒以外使わない。
一度覚えた呪文書は拾わなくても良い。
戻る