真・魔王ゴルベリアス 攻略


対応機種:MSX2
価格:7,800円
発売年:1988年
発売元:コンパイル

概要

 真・魔王ゴルベリアスとは、クソゲーだった「魔王ゴルベリアス」をMSX2に移植し、「遊びやすいクソゲー」に進化したARPGです。 MSX2への移植により、目に見えるもの(マップや敵キャラ)は進化しましたが、根本的な問題(見下ろし面で、武器、アイテム、魔法が選択できない、横スクロール面で左を向けない、縦スクロール面がカーレースゲームになっている)がまるで改善されておらず、クソゲーという本質は一切変わっていません。 変わっていないというより、むしろ悪化しています。 遊んでもイライラするだけで面白くないので、「クリアできずにホコリをかぶっている」「もらったフロッピーディスクの中に入っていた」 「ゼルダと間違えて買った」という人だけプレイして下さい。

 このサイトには真・魔王ゴルベリアスの攻略が書かれています。 まず「連射設定」で連射機能を設定して下さい。このゲームは連射がないとキツイです。 次に前作をプレイした経験がある場合、「前作との違い」を読み、「モード解説」は読み飛ばして下さい。 また、前作をプレイした経験がない場合、「モード解説」を読み、「前作との違い」は読み飛ばして下さい。 その後「マップ」を見ながらゲームを進めて下さい。 このゲームはほぼ一本道のRPGですので、マップを上から順に進めていくだけでクリアできます。 「その他」にはクリアに無関係な追加情報が書かれており、「感想」にはプレイした感想が書かれています。

目次

  1. 1. 連射設定
  2. 2. 前作との違い
  3. 3. モード解説
  4. 4. マップ
  5. 5. その他
  6. 6. 感想

1. 連射設定

 このゲームは敵が硬く、連射が必須です。 しかしながら、OpenMSXの場合、AntiMicroのようなジョイパッドにキーをマッピングする別のソフトがないと連射できません。 というのも、このゲームはジョイパッドのAがメニュー、Bが攻撃になっており、set renshaturbo 50と設定すると、 メニューが50連射で開け閉めされるからです。 そこでOpenMSXのジョイパッド設定は諦めて、AntiMicroといった外部のジョイパッド設定ソフトを使い、Aボタンをスペースキーに割り当て、 改めてset renshaturbo 50を設定して連射します。

1. AntiMicro等のジョイパッド設定ソフトを使用し、ジョイパッドのボタン0にスペースキー、ボタン1にシフトキー、 十字キーに上下左右を割り当てる。スペースキーは攻撃で、シフトキーはメニューである。シフトキーは左右どちらのシフトキーでも構わない。

2. OpenMSX Catapult上からFS-A1STのような連射ターボ機能を持ったMSXで起動する。

3. F10でコンソールを出し、unplug joyportaと入力してジョイパッドを無効化する。

4. set renshaturbo 50と入力してスペースキーを50連射にする。

(連射機能を元に戻す場合は次のように入力する。set renshaturbo 0)

2. 前作との違い

 見下ろしに注力できていない、アイテム・武器・魔法を選択できないという本質的な問題は前作となんら変わりませんが、 頭がおかしいぐらいキテレツだった数々のダメ要素が多少マシになり、遊びやすいクソゲーになりました。

見下ろし

改善点
・8方向に移動が可能
・被ダメージ時の硬直時間減少
・敵の外見が多様になった
・マップに地方毎の個性が表現された

改善されていない点
・無駄に広いマップ
・敵が数・スピード・硬さで力押しする
・敵のアルゴリズムが使い回しばかり (例えば次の7種類の敵が全く同じ動き。横スクロールの火の玉、スケルの火の玉、リッチの鳥、鍾乳洞の青い幽霊、鍾乳洞のオレンジ色の幽霊、ドランの羽虫、ドランの見えない幽霊)
・洞窟を出す条件が似たりよったり

横スクロール

改善点
・押し出しによる死亡が減少(自機と画面左端までの距離が延長)

改善されていない点
・右に進むだけの単調な展開(依然として左を向けない)
・横スクロールジャンプアクションなのに穴がない(代わりに行き止まりがあり、落ちると自分で画面左に出て死ぬしかない)
・相撲要素(画面左に進むとなぜか死ぬ。ダメージを受けると左に弾かれ、相撲のごとく押し出しで死ぬ)

改悪された点
・左を向けないのに、左から敵が来る(左から来る敵は、左を向きながら、右方向に歩いてくる)

縦スクロール

改善点
なし

改善されていない点
・シューティング要素ゼロ(依然として敵も自機も弾を撃てない)
・コース取りをするだけのレースゲーム(初見殺しの行き止まり多数)

改悪された点
・相撲要素の追加(被ダメージ時に下に押されるようになった)
・最終面が運だけのあみだくじ

3. モード解説

 真・魔王ゴルベリアスには、見下ろし、横スクロール、縦スクロールの三つのモードが登場します。 見下ろしはゼルダの出来損ないで、無駄に広いマップ、力押しだけの敵、使い回しの退屈な謎が特徴です。 横スクロールと縦スクロールは、画面外に押し出されるとゲームオーバーとなる、謎のゲームデザインが特徴です。 横スクロールは左を向けないジャンプアクションで、穴がなく、代わりに画面左端に行くと死ぬという謎仕様です。 縦スクロールは死んでコースを覚えるレースゲームで、初見殺しの行き止まりにハマっては最初からやり直し、という行為を繰り返します。

見下ろし



 見下ろしはゼルダの出来損ないで、無駄に広いマップ、力押しだけの敵、使い回しの退屈な謎が特徴です。

 最初は面クリア型のコンパクトなマップですが、前作同様途中から力尽きたようで、中盤以降は無駄に広いマップを歩かされます。 あちこちのマップを歩き、何匹もモンスターを倒し、あちこち突っついてようやくオババが出た時は、 「待ってたぜ、ベイビー!」と叫びたくなります。

 敵の外見は多様ですが、アルゴリズムは使い回しであり、数・スピード・硬さによる力押しで水増ししています。 前作と比較して敵の外見は多彩になりました。 しかしながら、アルゴリズムを何度も何度も使いまわしており、どの敵も同じように見えます。 また、特定の武器やアイテムが必要な敵が存在せず、ゲームが進むに連れて、数・スピード・硬さが増加します。 大量に湧いてくる敵が高速で押し寄せ、しかも異常に硬いとあれば、プレイヤーも力技である連射装置を使わざるを得ません。

 見下ろしにはほぼ全画面に洞窟が隠されていますが、その出し方がどれも同じで退屈です。 洞窟を出すには謎を解く必要があります。 しかしながら、その謎は基本的に「敵の殺戮」「オブジェクトの破壊」の2種類しかありません。 謎の種類が少ない理由は、自機のアクションが「剣で刺す」しかないからです。 例えば武器に種類があったり(ハンマーで叩く、弓で射る)、アイテムを使えたりすれば(マッチで燃やす、護符で池が干上がる)、 謎の種類も増えたかもしれません。

横スクロール



 横スクロールは左を向けないジャンプアクションです。

 横スクロールモードでは、画面の左から外に出ると死ぬという、画期的に奇妙なゲームデザインが成されています。 このゲームデザインを成立させるために、横スクロールジャンプアクションでありながら、左を向けない、穴がない、 敵に当たっても死なずに跳ね返るという特徴が存在します。

 横スクロールジャンプアクションなのに左を向けないゲームは、このゲームが最初で最後でしょう。 左を向けない理由は、自機より左は画面外の死しかないからです。 仕掛けを通り過ぎた時にどうやって戻るのかと疑問に思うかもしれませんが、そもそもそういった仕掛けは一切なく、 横スクロールシューティングのようにただ単純に前進します。 なお、ムーンウォークのごとく、左を向いたまま右に歩いてくる敵もいます。

 横スクロールジャンプアクションなのに穴がないゲームは、このゲームが最初で最後でしょう。 穴に落ちて死ぬ心配はありませんが、高所はあります。 そういった高所から落ちると、その先が行き止まりになっており、自分で画面外に出て自殺するしかありません。

 敵に当たってもダメージは微々たるものですが、代わりに、大きく左へ跳ね飛ばされます。 前作では突っ張りを受けるかのごとく連続で跳ね飛ばされ、画面外に押し出されて死ぬという相撲ゲームでした。 ただ、今作は敵が少なく、相撲要素は減少しています。

 穴に落ちて死ぬのならともかく、左に行くと死ぬのは意味がわかりません。 なおかつ、行き止まりを作り、その謎仕様でゲームを成立させようとするとするデザイナーの意図は、もっとわかりません。 マリオをプレイした経験が一度もないという事なのでしょうか?

縦スクロール



 縦スクロールはシューティングではなく、死んでコースを覚えるレースゲームです。

 縦スクロールは一見すると魔城伝説っぽい印象を与えるのですが、ゲーム性は全く異なり、シューティングではなくレースゲームが近いです。 このゲームがレースゲームに近い理由は、弾が撃てない、コース取りの重要性、敵に当たっても死なない点にあります。

 シューティングなら少なくとも自機から弾ぐらいは出るものですが、このゲームの武器は射程が極めて短い剣しかなく、 shooting(射撃)の要素は皆無です。 さらに、ザコ敵も弾を一切撃たず、体当たりするのみです。

 スクロールが非常に早いゆえ、行き止まりを避けるためには、レースゲームのごとく無駄のないコース取りが重要になってきます。 コース取りをするにはコースを覚える必要があるのですが、初見殺しの行き止まりが多く、「少し進んでは全部戻る」を繰り返して 覚える事になります。

 シューティングなら敵に当たれば即死ですが、レースゲームらしく、ボヨンと弾かれるだけです。 ちなみに前作は弾かれるアクションがなく、敵をすり抜けることができました。 しかしながら、今作より下に弾かれるようになり、難度が激増しています。

 こういったレースゲームになってしまった理由は、「ゴルベリアスと言えば縦スクロール」と勘違いしたからではないでしょうか? 正確に言えば「ゴルベリアスと言えば(無駄な)縦スクロール」であり、本来切らなければならない存在でした。

4. マップ

  01 02 03  
A








A
B



スタート




B
C






穴:谷B01

C
  01 02 03  

 移動がだるい場合、加速機能(ゲーム速度を上げる機能)を使用する事。 openMSXでジョイパッドのボタン7に加速機能を付与する場合、F10でコンソールを開いてから次のように入力する。

bind "joy1 button7 up" set throttle on
bind "joy1 button7 down" set throttle off

 加速機能を元に戻す場合は次のように入力する。

unbind "joy1 button7 up"
unbind "joy1 button7 down"

 会話が勝手にスキップされる場合、連射機能を一時的に無効にする事。 OpenMSXの場合、F10でコンソールを開いてset renshaturbo 0と入力すれば連射が無効になる。

 全ての準備が整ったらB02からスタート。

B02:スタート。A01へ。

A01:左奥の建物に入った後、中央の建物に入る。C02へ。

C02:画面中央で光っているブレスレットを取る。A01へ。

A01:中央の建物に入る。C01へ。

C01:建物に入る。手紙を入手。A03へ。

A03:建物に入る。剣を入手。C01へ。

C01:建物に入る。カギを入手。C03へ。

C03:建物に入る。ウインクル・ロッドを入手。建物横の穴に入る。谷B01へ。

  01  
A


A
B
穴上:デスパC01
穴下:城C03
B
  01  

B01:A01へ。

A01:画面左上のメア(薬草)を取る。城B02へ。

B02:城に入る。バイブルを入手。谷B01へ。

B01:穴(上)に入る。横スクロール面が始まる。横スクロール面で画面左に行くとスタートまで戻されるので注意。デスパA03へ。

デスパ

  01 02 03  
A






バイブル
(500)



A
B



ポーション
(500)






B
C






ボス


グロースC01

C
  01 02 03  

 OpenMSXの場合、F10でコンソールを開いてset renshaturbo 50と入力し、連射を有効にする事。

A03:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを500で買う。B02へ。

B02:敵を1匹倒すと洞窟が開く。ポーションを500で買う。C03へ。

C03:A03のバイブルとB02のポーションを買うと洞窟が開く。縦スクロール面が始まる。 この面も画面下に押し出されると一発で死に、最初からやり直しになる。 しかも、敵に当たると下に弾かれ、画面外に押し出そうとする。 最初から行き止まりもあるので注意。行き止まりにはまらないために、左をキープする事。 ボスは下半身を連打で倒す。それなりのダメージを受けるが、ボスを倒せば全回復する。 ボスを倒すとC03に戻る。画面右の岩がなくなっている。東に進み、グロースC09へ。

グロース

  01 02 03 04 05 06 07 08 09  
A



























ボス

A
B






バイブル
(2,000)













スケルE03







B
C
デスパC03








ポーション
(3,000)




バイブル
(4,000)







ポーション
(2,000)

バイブル
(1,000)
C
  01 02 03 04 05 06 07 08 09  

C09:敵を1匹倒すと洞窟が開く。バイブルを1,000で買う。C08へ。

C08:橋を通過すると洞窟が開く。ポーションを2,000で買う。B02へ。

B02:切り株を攻撃すると洞窟が開く。バイブルを2,000で買う。C03へ。

C03:切り株を攻撃すると洞窟が開く。ポーションを3,000で買う。C05へ。

C05:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを4,000で買う。A09へ。

A09:画面左上の木(切り株ではない)を3回攻撃する。横スクロール面が始まる。高所をキープして進む。骨恐竜は連打で倒す。 恐竜骨を倒した時に出る白い玉を取るとPOWERが回復する。 ボスは真下から連打。C07へ。

C07:ボスを倒すと北への道が開く。衛兵は体当りしてすり抜ける。スケルE03へ。

スケル

  01 02 03 04 05  
A









デューサE02




A
B






A・シールド
(9,000)

エニー
(POWER回復)



B
C






ブレスレット





バイブル
(4,000)
C
D
ヴァリー・ソード





ボス


ポーション
(8,000)



D
E



バイブル
(5,000)









E







グロースC07







  01 02 03 04 05  

B04:一番左の石を攻撃すると洞窟が開く。エニーはFINDと交換でPOWERを回復してくれる。E02へ。

E02:右から二番目の墓の土台を攻撃すると洞窟が開く。バイブルを5,000で買う。D04へ。十字架本体ではなく、土台を攻撃する事。

D04:右上の木を攻撃すると洞窟が開く。ポーションを8,000で買う。B03へ。

B03:敵を3匹倒すと洞窟が開く。アルザス・シールドを9,000で買う。C05へ。

C05:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを4,000で買う。C03へ。

C03:画面中央でブレスレットを入手。D01へ。

D01:墓に供えられた花に体当たりする。ヴァリー・ソードを入手。D03へ。

D03:一番上の石を攻撃すると洞窟が開く。縦スクロール面が始まる。 ここは地獄の難度のカーレースゲームとなっている。 F1ドライバー並の精度でコース取りをする必要があるが、相撲要素によってそれすら許されない。 クリアできるかは運次第(敵の配置次第)である。 ルートの目安は、右、左、右、中ボス、右。 クリアできない場合、OpenMSXの速度調節機能を使おう。F10でコンソールを出し、速度30%の場合は次のように設定する。

set speed 30

速度を戻す場合は次のように設定する。

set speed 100

設定がうまく反映されない場合、OpenMSX CatapultのMisc ControlタブのPerformance ControlにあるEmulation speedをマウスで調節しよう。

縦スクロール面はこの先にも出てくるため、速度調整機能を別のキーに割り当てても良い。

bind PAGEUP "set speed 100"
bind PAGEDOWN "set speed 30"

速度調整機能を元に戻す場合は次のように入力する。

unbind PAGEUP
unbind PAGEDOWN

ボスはバラバラになった時に赤いコアを連打。A03へ。

A03:ボスを倒すと東への道が開く。デューサE02へ。

デューサ

  01 02 03  




池B03




A



ランダー
(POWER回復)

池C04

A
B



メア
(6,000)

バイブル
(10,000)
B
C
ポーション
(7,000)






C
D
S・ネックレス





アクア・ブーツ

D
E
スケルA03


バイブル
(6,000)



E
  01 02 03  

A02:洞窟は最初から開いている。ここのランダーはタダ同然の価格でPOWERを回復してくれる。 また、ランダーはFIND稼ぎに最適である。 連射機能で攻撃しつつエミュレータの加速機能を使用すれば、多少ダメージは受けるものの、どんどんFINDが貯まる。E02へ。

E02:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを6,000で買う。C01へ。

C01:敵を1匹倒すと洞窟が開く。ポーションを7,000で買う。B03へ。

B03:一番左の木を攻撃すると洞窟が開く。バイブルを10,000で買う。B02へ。

B02:左下の木を攻撃すると洞窟が開く。メアを6,000で買う。E03へ。

E03:一番右下の木を攻撃すると洞窟が開く。女にメアを渡す。B02へ。

B02:左下の木を攻撃すると洞窟が開く。洞窟を出たり入ったりしてメアを3個(合計18,000)買う。 メアがあれば死んだ時にPOWERを1/4回復してくれる。 後々値上げされるので買いだめしておく。D03へ。

D03:E03の女にメアを渡すと洞窟が開く。アクア・ブーツを入手。以後水の上を歩く事ができる。池A02へ。

  01 02 03 04  
A
フィンクスA04





ポーション
(12,000)




ボス

A
B









バイブル
(15,000)

シェラ

B
C









デューサA02




C
D












デューサB03

D
  01 02 03 04  

A02:右上の石を攻撃すると洞窟が開く。ポーションを12,000で買う。B03へ。

B03:敵を1匹倒すと洞窟が開く。バイブルを15,000で買う。デューサD01へ。

デューサ

D01:敵を2匹倒すと洞窟が開く。シェル・ネックレスを入手。池B04へ。

B04:一番下の石を攻撃すると洞窟が開く。シェラにシェル・ネックレスを渡す。A04へ。

A04:B04のシェラにシェル・ネックレスを渡すと洞窟が開く。横スクロール面が始まる。 相撲要素は少ないが、強引に高所をキープしないと行き止まりにハマる。 幅1ブロックの穴は駆け抜ける事ができる。 骸骨騎士は低地におびき出して連打。 ここでダメージを受けすぎると、この後のボス戦が苦しくなる。 ここのボスはこのゲームで最強のボスである。 右肘が弱点だが、右の手のひらから強力な誘導弾を撃ってくる。 連射装置を使ったゴリ押し推奨。A01へ。

A01:ボスを倒すと西への道が開く。フィンクスB04へ。

フィンクス

  01 02 03 04 05 06  
A
B・リング


エニー
(POWER回復)

ボス





池A01




A
B



バイブル
(30,000)




バイブル
(12,000)






B
C






ポーション
(22,000)







バイブル
(20,000)
C
D









バイブル
(25,000)

ポーション
(10,000)



D
E






M・ミラー


石碑
聖水






E
F









ポーション
(15,000)






F
G

















G










リッチB05







  01 02 03 04 05 06  

A02:洞窟は最初から開いている。エニーがいる。回復量が多い場合は、デューサA02のランダーまで戻った方が早くて安い。

B04:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを12,000で買う。C03へ。

C03:敵を1匹倒すと洞窟が開く。ポーションを22,000で買う。D05へ。

D05:敵を1匹倒すと洞窟が開く。ポーションを10,000で買う。C06へ。

C06:水に入ると洞窟が開く。バイブルを20,000で買う。D04へ。

D04:3秒待つと洞窟が開く。バイブルを25,000で買う。F04へ。

F04:敵を3匹倒すと洞窟が開く。ポーションを15,000で買う。B02へ。

B02:敵を3匹倒すと洞窟が開く。バイブルを30,000で買う。A01へ。

A01:五個の石のどれか(ランダム)を攻撃すると洞窟が開く。バニッシュ・リングを28,000で買う。E04へ。

E04:バニッシュ・リングで石を破壊し石碑を読む。A03へ。

A03:E04の石碑を読むと洞窟が開く。地獄の縦スクロール面が始まる。 OpenMSXの速度調整機能を使い、30%程度の速度でプレイしよう。 ちなみに、速度30%でも敵の配置によってはクリアできない。もう運しかない。 ルートの目安は、左、左、右、中ボス、左、左、左、左。 ボスは動きを止めた時に連打。E04へ。

E04:石碑を読む。聖水を入手。G04へ。

G04:聖水を持っていると南への道が開く。リッチA06へ。

E03:FIND MAX 90,000以上で洞窟が開く。マジック・ミラーを入手できるが、岩屋の後でないとFIND MAX 90,000は貯まらない。

リッチ

  01 02 03 04 05 06  
A



ドランF02








フィンクスG04


バイブル
(22,000)
A
B






ランダー
(POWER回復)







ハープ

B
C
鍾乳洞H04


バイブル
(40,000)

L・ペンダント










C
D
メア
(38,000)















D
E






ポーション
(32,000)









E
  01 02 03 04 05 06  

A06:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを22,000で買う。C02へ。 この先バイブルを6連続で買い、ポーションはラスボスまで1個も買わない。 というのも、ザコもラスボスも弱く、POWERを上げる必要がないからである(赤玉13個もあれば十分)。 プレイしていてPOWER不足を感じた場合のみ、 リッチE03、鍾乳洞C03、岩屋C01、鍾乳洞G03、ドランB01、岩屋A02、岩屋D02のオババからポーションを買う事。 また、レメディア・シールドも買わない。 なぜなら、この盾はほとんどの敵の弾を弾き返すが、そもそも弾を撃つ敵が少ないからである。 鍾乳洞E02で売っているので、欲しい人は買う事。

C02:川に入ると洞窟が開く。バイブルを40,000で買う。鍾乳洞F01へ。

D01:敵を1匹倒すと洞窟が開く。

E03:敵を2匹倒すと洞窟が開く。

鍾乳洞

  01 02 03 04  
A






L・キャンドル




A
B











B
C






ポーション
(40,000)



C
D











D
E



L・シールド
(80,000)






E
F
バイブル
(22,000)







バイブル
(50,000)
F
G



迷子


ポーション
(60,000)

ボス

G
H



バイブル
(38,000)




迷子届け先

H










リッチD01

  01 02 03 04  

F01:4秒間待つと洞窟が開く。バイブルを22,000で買う。H02へ。

H02:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを38,000で買う。F04へ。

F04:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを50,000で買う。リッチC03へ。

E02:敵を3匹倒すと洞窟が開く。レメディア・シールドは敵の弾をほとんど跳ね返すが、そもそも弾を撃つ敵が少ない。

C03:敵を1匹倒すと洞窟が開く。

G03:FIND MAX 72,000で洞窟が開く。

リッチ

C03:FIND MAX 72,000で洞窟が開く。ラムラス・ペンダントを入手。以後、防御力が向上する。ドランを素通りして岩屋B02へ。

ドラン

  01 02 03  

岩屋A04







A



エニー
(POWER回復)



A
B
ポーション
(64,000)

L・ソード




B
C
ボス







C
D



メア
(38,000)

バイブル
(72,000)
D
E
アセント・ブーツ







E
F








F




リッチB02




  01 02 03  

A02:FIND MAX 90,000で洞窟が開く。

B01:敵を3匹倒すと洞窟が開く。

D02:敵を2匹倒すと洞窟が開く。

岩屋

  01 02 03 04  
A



ポーション
(70,000)






A
B



バイブル
(80,000)




ドランA01

B
C
ポーション
(40,000)









C
D



ポーション
(100,000)






D
E











E
F
穴:
Gの谷B02









F
  01 02 03 04  

B02:敵を2匹倒すと洞窟が開く。バイブルを80,000で買う。ドランE01へ。

A02:敵を1匹倒すと洞窟が開く。

C01:敵を2匹倒すと洞窟が開く。

D02:FIND MAX 100,000で洞窟が開く。

ドラン

E01:敵を2匹倒すと洞窟が開く。アセント・ブーツを入手。以後、木の上を歩けるようになる (他にも、墓、岩、枯れ木など、外壁以外のほとんどの地上物をすり抜ける)。また、移動速度も上がる。フィンクスE03へ。

フィンクス

E03:FIND MAX 90,000で洞窟が開く。マジック・ミラーを入手。以後、透明の敵を見る事ができるようになる。ドランD03へ。

ドラン

D03:敵を1匹倒すと洞窟が開く。バイブルを72,000で買う。B02へ。

B02:敵を1匹倒すと洞窟が開く。レジェンド・ソードを入手。リッチB06へ。

リッチ

B06:FIND MAX 100,000の時に画面右下の木に体当りする。ハープを入手。ハープはゴルベリアスの谷に続く洞窟の場所を教える。鍾乳洞G02へ。

鍾乳洞

G02:迷子を助ける。H04へ

H04:洞窟は最初から開いている。迷子を届ける。A03へ。

A03:FIND MAX 80,000、かつ、迷子をH04に届けると洞窟が開く。ライト・キャンドルを入手。G04へ。

G04:ライト・キャンドルがあると洞窟が開く。横スクロール面が始まる。ここに相撲要素はほとんどないが、行き止まりだらけである。 例えば、スタート地点でちょっと下に降りると行き止まりで死ぬしかない。 右上を長押しするとロングジャンプできるので、高所を移動する事。限界ギリジャンでないとたどりつけない足場もある。 ボスはくるくる回る骸骨を連打。赤玉13個のPOWER MAXがあるなら、一歩も動かずに連打で倒せる。ドランC01へ。

ドラン

C01:レジェンド・ソードを持っていると洞窟が開く。縦スクロール面が始まる。ここまでくると、もはやあみだくじである。 運でしかクリアできないので、速度調整をしながらやり直す事。 ルートの目安は、左から3番目、左、右、左、左、中ボス、左、左、中ボス、左、左。 ボスは頭が弱点。首を伸ばした時に連打。赤玉13個のPOWER MAXがあるなら、こいつも一歩も動かずに連打で倒せる。岩屋F01へ。

岩屋

F01:全てのボスを倒し、ハープを持っていると洞窟が開く。ゴルベリアスの谷B02へ。 ゴルベリアスは赤玉13個程度のPOWER MAXがあれば余裕で倒せる。 万が一もっとPOWERが必要な場合、まずメアを3個買う事。 というのも、メアは1個でPOWERを1/4回復するからだ(POWER MAXが13ならメア1個で赤玉4個回復)。 それでも足りない場合、リッチE03、鍾乳洞C03、岩屋C01、鍾乳洞G03、ドランB01、岩屋A02、岩屋D02のオババからポーションを買う事。

ゴルベリアスの谷

  01 02  
A





A
B



穴:岩屋F01

B
  01 02  

B02:青い火の玉をすり抜けてA01へ行く。青い火の玉は、カミナリに当たった時の無敵時間を利用してすり抜ける。

A01:ボス戦オンパレードが始まるので倒す。ボスを倒すたびに神々が回復してくれるので楽勝である。 ちなみに、この攻略で無視してきた神々3人も助けてくれる。ゴルベリアスは後ろに回って頭を連打。

5. その他

 攻略とは関係のないネタを紹介する。「無視したミッション」は、ゲーム進行に影響せず、なおかつ、面倒なミッションである。 「二度と戻れない城」は、もしかすると、城をハブとした仕掛けを考慮していたのではと想像させる。 「ボスの洞窟で全回復」は、ボスの洞窟に入り直す事でPOWERとFINDを回復するという、無駄な苦行である。

無視したミッション

 無視したミッションとは、面倒なだけで、やらなくて良い不要なミッションである。 「石碑に書かれていた内容」は「ボスを倒すと聖水が出現する」という内容だが、知らなくても聖水は勝手に出現する。 「ブレイブ・リングと4人のオババ」はブレイブ・リングを4人のオババに持って行き、ヒントを聞くというミッションである。 「衛兵の情報」は「ゴルベリアスは頭が弱点」と教えてくれるが、言われなくても大抵のボスは頭が弱点である。

・石碑に書かれていた内容
・ブレイブ・リングと4人のオババ
・衛兵の情報


●石碑に書かれていた内容

 石碑に書かれていた内容を教えてもらう事ができる。 フィンクスD06で敵を2匹倒すと洞窟が開く。カロンの話を聞く。フィンクスB03へ行く。 B03で実を取り、フィンクスD06へ行く。敵を2匹倒すと洞窟が開く。 実を渡すとカロンが「ボスを倒すと聖水が出現する」と、石碑に書かれていた内容を教えてくれるが、知らなくても聖水は勝手に出現する。

●ブレイブ・リングと4人のオババ

 ブレイブ・リングを勇者の証として、4人のオババがヒントをくれる。 ヒントをくれるオババとは、リッチD04、鍾乳洞H01、岩屋B01、岩屋D01の4人である。 リッチD04と鍾乳洞H01はFIND MAX 72,000、岩屋B01と岩屋D01はFIND MAX 90,000かつ敵を1匹倒すと洞窟が開く。 しかしながら、これらのオババに話しかけてもキレ気味で追い出されるだけである。 その追い出しっぷりが、バイブルやポーション取得後の追い出しっぷりと似ている事から、 「この4人のオババはバグでは?」と考えて放置した人も多いのではないだろうか?

 これらのオババを放置しても何の問題もなくゲームは進行するが、岩屋C02のブレイブ・リングを持ってオババを訪れると、 とたんにベラベラと喋り出す。 岩屋C02はFIND MAX 90,000で洞窟が開き、FIND MAX 100,000でブレイブ・リングを入手できる。 ブレイブ・リング入手後に4人のオババに話しかけると、手のひらを返したかのごとく歓迎し、ベラベラと勝手に喋り出す。 その内容は、リッチH04がハープ、鍾乳洞H01がボス戦オンパレード、岩屋B01が衛兵、岩屋D01がゴルベリアスの塔に関する情報である。 洞窟が開いてからブレイブ・リングを入手するまでの時間が長いため、両者に関連があると気づくのは至難の業だ。

 ブレイブ・リングはゴルベリアスの谷で青い火の玉を突破する時に使用できるが、使わない方が楽に突破できる。 ブレイブ・リングがあるとゴルベリアスの谷でカミナリを吐く石像を破壊できる。 全ての石像を破壊した後にゴルベリアスの谷B02のガーゴイルを倒すと、青い火の玉が消えてゴルベリアスの塔に入る事ができる。 しかしながら、カミナリに当たった時の無敵時間を利用し、青い火の玉をすり抜けた方が早くて楽である。 まずいないと思うが、青い火の玉をどうしても突破できない人は、ブレイブ・リングを使用する事。

●衛兵の情報

 岩屋E01の衛兵は「ゴルベリアスは頭が弱点」と、散々苦労したあげく、聞かなくてもわかるような情報を教えてくれる。 レジェンド・ソード入手後、ドランE02で敵を1匹倒すと洞窟が開く。 キャンドルを与えた後、洞窟を出て再度洞窟に入ると、ストスからダイヤモンドの原石を入手できる。 リッチE05へ行く。敵を3匹倒して洞窟に入り、ストロからダイヤモンドを入手。岩屋E01の衛兵にダイヤモンドを与えると 「ゴルベリアスは頭が弱点」と、「大抵のボスはそうだろ」と、誰もが突っ込む情報を教えてくれる。 なお、この情報を知らなくてもゴルベリアスの耐久力や弱点は一切変わらない。 さらに、ストスとストロに会っていなくても、ボス戦オンパレードでグロースを倒した後に自機を回復してくれる。

二度と戻れない城

 城に戻る道があるのに、実際には通れない。 スケルB05の東の木の通路を攻撃すると洞窟が開き、「アレイド王国に行く事ができる」と妖精が言うのだが、 その道は通れず城には戻れない。 アセント・ブーツを使って東へ進もうとしても、画面端が通行不可であり、どうしても東へ行けない。 デスパC01に来た時に使用した洞窟も、すぐに閉じる。 城を拠点として簡単に以前のマップに戻れたのならば、アクア・ブーツも意味のあるアイテムになったのだが・・・。

ボスの洞窟で全回復

 ボスの洞窟に入り直し、クリアすると、自機のPOWERとFINDが全回復する。 倒したボスの洞窟は開きっぱなしであり、何度でも入る事ができる。 ボスは登場せず、クリアすればPOWERとFINDが全回復する。 しかしながら、あの腐った縦横スクロールをもう一度プレイするのは単なる地獄である。 加速機能+連射機能でFINDを稼ぎ、ランダーで回復させた方がはるかに簡単である。

6. 感想

 前作をプレイした時は、「もう少し煮詰めれば面白くなるかも」と思ったのですが、ダメでした。 前作と比較し、目に見えるもの(グラフィック、操作性)だけを向上させ、ゲームの本質(武器、アイテム、魔法の使用、縦横スクロールの排除) は置き去りにされました。 ゲームの本質を理解していないどころか、誤解し、本来ならば切らなければならない縦横スクロールを、 よりつまらなくパワーアップさせてしまいました。

 特に縦スクロールは、魔城伝説でもなく、カーレースゲームでもなく、単なるあみだくじになっており、 これを面白いと思った開発者は頭がどうかしていると言わざるを得ません。 それとも、プレイヤーに時間を浪費させる事が「面白さ」だと思ったのでしょうか? エンディングでは続編を匂わせていましたが、発売される事なくコンパイルは解散しています。 ゴルベリアスにおける才能の圧倒的な不足、ならびに、本質の読み違いを見る限り、「やっぱりな」と言わざるを得ません。



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