ナムコワンダータワー京都店とは、かつて京都に存在した大型ゲームセンターです。 1996年頃?から営業を開始し、2014年2月28日に営業を終了しました。 開店当時は河原町界隈にメーカー各社の直営店が存在していました。 ナムコワンダータワーの登場によって、セガ・タイトー・ナムコの御三家による直営店が京都に揃ったと喜んでおりました。 六階にはゲーマーズも入店しており、まさに京都におけるゲームの中心地だったと思います。
今になって振り返れば、ナムコワンダータワー京都店の開業が河原町界隈におけるゲームセンターのピークだったのかもしれません。 セガ、タイトー、その他中小のゲームセンターは、その後続々と閉店していきました。 ナムコワンダータワー京都店も、2001年における「機動戦士ガンダム連邦vsジオン」のヒットを最後に、 人もビデオゲームも少なくなりました。
ピンボールコーナーは、2009年あたりから最後までほぼ一貫して三台体制を維持していました。 スタッフの中にピンボールに理解のある方がおられ、機器が不調になってもすぐに直していただけました。 また2013年頃?には、JEL氏を含む有志の皆様が、毎週金曜日にピンボール大会を開いておられたようです。 この頃になると、私自身もゲームセンターから遠ざかっていました。
ナムコワンダータワー京都店に感謝です。 閉店の原因は店そのものになく、ヒット作品をつくり上げることができなかったアーケードゲーム業界にあると思います。 アーケードゲームにヒット作品が生まれ、河原町界隈に賑を取り戻して欲しいものです。