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#937 憧れの先輩の似顔絵を描こうング!!!

初回放送日:2012/11/22
出演:バカリズム升野、森本さやか
メンバー: 遠藤舞、外岡えりか、 河村唯、長野せりな、酒井瞳、朝日奈央、菊地亜美、三宅ひとみ、 橘ゆりか、大川藍、 倉田瑠夏、伊藤祐奈、野本愛、後藤郁、尾島知佳、 石田佳蓮、玉川来夢、清久レイア


 今回の企画は「憧れの先輩の似顔絵を描こう」という企画でした。 ただこれはアイドリング!!!なので、もちろん普通に描くだけでは済みません。 今回の企画は「ほめ殺しアイウエオゲーム!」のように、褒めた上で落とすという企画となっていました。

 後輩から「憧れの先輩」と言われれば嬉しいものです。しかも似顔絵まで描いてもらえれば、なおさらです。 しかしその絵と、横に書かれたコメントは「憧れの先輩」の真実を冷徹に捉えていました。 真実を告げることは時に残酷でありますが、まさにそれだったと思います。 この冷徹さは「真実」と言うより「毒」という表現がふさわしかったです。 それでも建前は「憧れの先輩」なので、怒るに怒れない先輩メンバーのもどかしさが見ていて楽しかったです。

 このもどかしさは、特に朝日さんで顕著でした。 朝日さんは嘘がつけない、裏表の無い真っ直ぐな人です。 この企画になんらかのウラがあるということに、恐らく当初気付いていなかったと思います。 そのため褒められて有頂天になり、毒を吐かれて落ち込むという、この企画が期待する通りのリアクションを取って、 視聴者を楽しませてくれました。

 今回は一期生の出番が少々少なかったかもしれません。 一期生にはこの企画のウラを感づかれたため、新鮮なリアクションを期待できる二期生を中心にした・・・のでしょうか。 ただ企画のウラに気付きつつも「おいっ!」と後輩の毒に反応する遠藤さんはさすがでした。 あまり気持ちよくなくても感じたフリをするという、遠藤さんの愛を見て取れたと思います。

 また遠藤さんは別の場面でも活躍したと思います。 それは、画用紙に描かれた絵が男性器に似ていると升野さんが指摘した時です。 他のメンバーはアイドルらしく微妙な反応を取ったのですが、遠藤さんは大人の女性らしい冷静な反応でした。 女子中高生だけで結成されたアイドルグループでは、この冷静な反応は難しいと思います。 メンバーの年齢層が比較的広い、アイドリングならではの魅力が出ていました。


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