アイドリング!!! 感想ページ

#1044 5期生 vs NEO期生 アイドリング!!!大相撲

初回放送日:2013/09/24
出演:バカリズム升野、森本さやか
メンバー: 遠藤舞、外岡えりか、横山ルリカ、 河村唯、長野せりな、酒井瞳、朝日奈央、菊地亜美、三宅ひとみ、 橘ゆりか、大川藍、橋本楓、 倉田瑠夏、伊藤祐奈、後藤郁、尾島知佳、 高橋胡桃、石田佳蓮、玉川来夢、清久レイア、 古橋舞悠、関谷真由、橋本瑠果、佐藤麗奈、佐藤ミケーラ倭子


 今回は数々のドラマを生んできた名企画、アイドリング!!!大相撲でした。 この企画は当初肉じゅばんを着て相撲を取るという、バラエティ番組にありがちな企画でした。 しかし内容が徐々にまじめな相撲となっていき、肉じゅばんが取れてからは完全な真剣勝負となりました。

 真剣勝負のスポーツは、脚本のないドラマを見せる場合があります。 また脚本がないゆえ、アイドルさんが見せる感情も本物となります。 アイドル番組の本質は、アイドルさんの様々な感情を視聴者に届けることにあります。 アイドルさんが見せる感情に視聴者が共感した時、テレビを通してライブのような一体感が生まれます。 アイドルさんが見せる感情が本物ならば、その一体感も本物になると思います。

 そんな大相撲で今回は五期生と六期生が対決。 六期生はまだ入ったばかりと言うこともあり、本来ならば六期生をもり立てる企画であったと思います。 ところが脚本のないドラマは意外な方向へと進んでいきました。

 土俵に立つと、なぜか泣き出す玉川さん。 玉川さんによると、五期生は仲が悪かったが六期生の加入によって一体となれた。 せっかく一体となれたのに、ここで後輩に負けてまたバラバラになりたくない!とのこと。 玉川さんは自分だけでなく、同期の心配もしていたようですね。

 と、玉川さんが泣きながら主張している時に、土俵なんか見向きもせずお弁当に集中する菊地さん。 土俵に目を向けた時は、メンバーを煽って泣かせる始末。 うーむ、菊地さんは自分の好感度を下げてでも笑いを取っていたようですね。 さすがです。

 玉川さんは空手黒帯で3人抜きをしていたミケーラさんに破れますが、人数調整による再挑戦でついに勝利。 真剣勝負なのでここで玉川さんが負けてしまい、ミケーラさんのドヤ顔で番組終了という可能性も十分ありました。 しかし、みんなの期待を背に受け、勝利した玉川さん。見事でした。

 放送時間の関係上、五期生と六期生の決着はわかりませんでした。 ただ、この勝負は玉川さんの一番だけで十分価値があったと思います。 結果よりも経過が大切なこともあるのではないでしょうか。


 最近他のアイドルさんが、よく武道館でライブを行います。 アイドリング!!!もいつか武道館でライブを行って欲しいのですが、その前に国技館なのかもしれませんね。



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