アイドリング!!! 感想ページ
#1046 ディスのカード（2）
初回放送日：2013/09/30
出演：バカリズム升野、斉藤舞子
メンバー：
遠藤舞、外岡えりか、横山ルリカ、
河村唯、長野せりな、酒井瞳、朝日奈央、菊地亜美、三宅ひとみ、
橘ゆりか、大川藍、橋本楓、
倉田瑠夏、伊藤祐奈、後藤郁、尾島知佳、
高橋胡桃、石田佳蓮、玉川来夢、清久レイア、
古橋舞悠、関谷真由、橋本瑠果、佐藤麗奈、佐藤ミケーラ倭子
今回の企画は「ディスのカード」でした。
「ディスのカード」は仲間の中にいるたった一人の裏切り者を探るゲームです。
当然無実の人が何度も疑われることになり、ギスギスした空気が生まれます。
この空気感こそこの企画の醍醐味です。
今回の名無しさんは長野さんでした。
メンバーは視聴者よりも圧倒的に長い時間を長野さんと過ごしています。
そのため、河村さんや外岡さんは長野さんの口調や悪口のロジックを理解していました。
楓さんも長野さんが怪しいと最初から疑っていましたが、楓さんの場合論理的思考の結果長野さんを疑ったというよりも、
直感で長野さんを疑っていたようでした。
ゲーム中、おもしろい思考をしていたのが尾島さんでした。
それは、麗奈さんは名無しさんではないと考えられた時、頭が良い人なら麗奈さんにカードを置くという思考です。
カードが置かれた人は名無しさん探しから振り落とされます。
つまり明らかに名無しさんではないと考えられる人にカードを置くことによって、名無しさんは自分が差される可能性を下げる事が出来るのです。
たとえばABCDという四人がいるとします。
この中で名無しさんはAで、明らかに名無しさんではないという人はDです。
AがBにカードを置くと、Bは名無しさん探しから振り落とされ、名無しさんはACDに絞られます。
そのうちDは明らかに名無しさんではないので、名無しさんの対象はACとなります。
つまり、
A（名無しさん）がD（明らかに名無しさんではないという人）以外にカードを置いた場合、A（名無しさん）が差される可能性は50%となります。
一方、AがDにカードを置いた場合、Dは名無しさん探しから振り落とされ、名無しさんはABCに絞られます。
ABCの中に、明らかに名無しさんでない人は存在しません。
つまりA（名無しさん）がD（明らかに名無しさんではないという人）にカードを置いた場合、A（名無しさん）が差される可能性は33%となるのです。
名無しさんにとっては、自分が差される可能性はなるべく低い方が好都合です。
このような可能性を考慮できるのは外岡さんぐらいであり、そうしなかった外岡さんは名無しさんではない、
という尾島さんの推理は実に理にかなっていました。
外岡さん本人はいまひとつ理解していなかったようですが、この推理をした尾島さんはディスのカードで書かれた「バカナルシスト女」とは
異なるかもしれませんね。
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