アイドリング!!! 感想ページ
#1069 泣けるアイドリング!!! 〜自分で歌って自分で泣ける歌〜
初回放送日：2013/12/04
出演：バカリズム升野、森本さやか
メンバー：
河村唯、酒井瞳、朝日奈央、菊地亜美、
橘ゆりか、大川藍、橋本楓、
倉田瑠夏、伊藤祐奈、
玉川来夢、
古橋舞悠、関谷真由、橋本瑠果、佐藤麗奈
今回は「泣けるアイドリング!!!」でした。
この企画は自分で歌を歌い、自分で感動して泣いてしまうまでのタイムを競うという企画です。
歌手ならば通常自分で歌って他人を泣かせます。
そこをあえて自分で歌って自分で泣き、自己満足に浸るメンバーを見て楽しむというのが、この企画の趣旨です。
暗い照明・暗い音楽でも証明されているとおり、この企画は「神秘の世界に迫るング!!!」のような
スベリを楽しむ企画の一種と言って良いと思います。
今回のトップバッターは佐藤さん。
前回「#1056 泣ける歌アイドリング!!!〜自分で歌って自分で泣ける歌〜」ではトップバッターの河村さんが
泣くことなく最後までまじめに歌ってしまいましたが、今回はなんと7秒で涙がこぼれました。
徒競走などの競技会の場合、タイムが遅い人から走ります。
タイムの速い人がいきなり走ると、その記録を超える人が少なくなり、その後の展開がつまらないからです。
今回はトップバッターの記録が7秒でした。
これはその後の記録が期待できる・・・と思いきや、番組は意外な方向へ展開します。
佐藤さんの次からは、升野さんが古橋さんを邪魔したり、泣けなかった大川さんをいじったり、
菊地さんが嘘泣きしたりするという展開になりました。
こうなると、いじる方がメインとなり、タイムはほとんど関係がなくなります。
この展開は最初から計画されていた展開なのではないでしょうか。
最初から升野さんが邪魔したり、泣けなかった人をいじると、「泣けるアイドリング!!!」というタイトルと中身が異なる事になります。
「泣けるアイドリング!!!」というタイトルを冠するには、少なくとも一人は泣かなければならないのです。
そしてその泣く人が一番最初ならば、一番最初でノルマクリアとなります。
これにより、その後の全員を当初の計画通りいじることが出来ます。
そう考えると、今回の佐藤さんはタイムに関係なく、非常に重要な仕事をやってみせたのかもしれませんね。
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