おはスタ感想ページ

2012/04/17(火)

出演:山寺宏一、小春、たいし、デュエルヒーローユウ、デュエルヒーローアツト、おはサンド推進委員 城戸さん、オリエンタルラジオ 藤森慎吾
おはガール:ゆうな
スポンサー:任天堂、タカラトミー、KONAMI、KINECT、バンダイナムコゲームス、ヤマザキパン
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 藤森慎吾登場。 チャラ森慎吾先生の声を吹き替え、どちらが本人なのか当てる視聴者参加型ゲームを実施。 このゲームの投票は「おはスタ」ホームページ上で行われるそうです。

 余談ですがデジタルテレビには投票機能がついているはずなのですが、一度も使ったことがありません。 他にも字幕機能やら多チャンネル機能やら番組表やらあるはずなのですが、ほとんど使っていません。 デジタルテレビになって画質が向上したり機能が増えましたが、それと番組の面白さとは全く関係が無いという事が よくわかりました。

 デジタルテレビになっても番組の面白さはまるで向上していないのですが、著作権管理機能だけは劇的に向上しています。 これは実に不思議な現象です。 テレビ局は見る価値のない低品質番組を大量生産し、それを必死に守っているように見えます。

 テレビ局は何にコストをかけるべきか真剣に考えた方が良いでしょう。 高画質・多機能で装飾し、著作権管理という金庫に入っている中身は、単なる生ゴミです。 どんなに綺麗で多機能であっても、生ゴミである以上道に落ちていても拾う人なんて誰もいません。 テレビ局はそれがわかっていないようですね。 今後もテレビの視聴率は下がり続ける事でしょう。

 ちなみに「おはスタ」は生ゴミの上を行く「有毒生ゴミ」です。 時速7.3Km/hで走るチョロQを「これは音速(1225Km/h)を越えて走っている!」(2011/07/25)と主張したり、 実際には23人に1人しか見ていないポケモン映画を「5人に1人は見た!」(2011/07/29)と、明らかに事実と異なる情報で視聴者を騙しています。 視聴者の立場から考えると、このような嘘の情報でオモチャや映画のチケットを買わせる番組は有毒以外の何者でもありません。

 他にも番組で飼っていたペットのオウムを、子供達に何の連絡も無く番組から消してしまった事(2012/04/02)も大問題です。 「ペットを飼うなら最期までめんどうをみてやること」という教えは、どこの家庭でも行っている最低限の生命倫理に関する教えです。 「おはスタ」のようにテレビ番組で飼っていたペットを勝手に消してしまうと、親達は大変困ることになります。 なぜなら「テレビで飼っていたペットも捨てられたよー?うちのペットもいらないよー。」と、子供達が命を粗末にするからです。 これは子供達を騙してオモチャを売りつける以上に、罪深い問題だと思います。

 まあそんな「おはスタ」を楽しめるのは大人の「おはスタ」視聴者ぐらいでしょう。 大人の「おはスタ」視聴者は毒素をもネタとして楽しめるのです。


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