おはスタ感想ページ
2012/04/27(金)
出演:山寺宏一、よしのすけ、テイラー、DJマサ、ビーダーRYU
おはガール:なつみ
スポンサー:SEGA-SAMMY GROUP、レゴ シティ、タカラトミー、BANDAI、任天堂
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ビーダマンのコーナー。
今日もバックスピンがかかるビーダマンの紹介。
ビーダーRYUがことさらバックスピンを強調した後、よしのすけと山寺が対戦することに。
3・2・1・・・でいつものように事前録画したインチキ映像に切り替えです。
ところが今日はいつもと少し様子が違うではありませんか。
ビーダーRYUがあれだけバックスピンを強調したにもかかわらず、撃っても撃ってもバックスピンがかかっている様子はありません。
10発近く撃ってようやく一回バックスピンがかかった程度です。「全然だめじゃないか」と、思ったその瞬間です。
突然ターゲットのアップに切り替わる画面。
その直後からなぜか連続でバックスピンを連発させるよしのすけ。
5連続バックスピンを成功させたところで再び引きの映像にチェンジ。
引きの映像に切り替わってからは、再び10回に1回の割合でバックスピンがかかっていました。
その後、勝負は予想通り新商品を使ったよしのすけが勝ちました。
ここでの重要なポイントは、インチキVTR中にもう一つのインチキVTRを、仕方が無く挟んだことです。
そのインチキVTRでは5連続でバックスピンをかけた様子が写されていました。
どうせインチキVTRなのだから、最初から最後まで連続でバックスピンがかかった様子を放送すれば良いのではないかと
思った視聴者もいたかもしれません。
恐らく「おはスタ」もそうしたかったのでしょう。
しかしできなかったのです。
10回に1回の割合でしか成功しないアクションを5回連続で成功させる確率は1/10^4です。
すなわち1/10,000しかありません。
1/10,000しかない成功確率の映像を撮影するため、「おはスタ」は相当がんばった事でしょう。
あの5連続バックスピン映像は、「おはスタ」の努力の結晶なのです。
ちなみに全発バックスピンがかかった映像を撮影する事は、まず不可能です。
仮に30発発射するとした場合に成功する確率は、1/10^29です。
すなわち1/100,000,000,000,000,000,000,000,000,000(0が29個)となります。
「おはスタ」は全発バックスピン映像を撮影したかったのですが、とても無理でした。
それゆえあの5連続バックスピン映像を、仕方が無く放送したのだと思われます。
5連続バックスピン映像でも「おはスタ」の努力は十分に理解できました。
ただこの努力の動機は「子供を騙して金儲けすること」です。
子供がこのドリフトジャッカーで5連続でバックスピンを決めることは非常に難しい事でしょう。
それにもかかわらず、「生放送」で「連続バックスピンが決まる」事を主張した
「おはスタ」からは、子供を騙そうとする強い悪意が感じられます。
まあ「おはスタ」の子供に対する悪意はいつもの事です。
ただこれの前にテイラーが基礎練習や努力の大切さを説いていたんですよねぇ・・・。
テイラーは生放送でスーパープレイを決めていただけに、説得力がありました。
にも関わらず、その直後に基礎練習なんていらないインチキVTRを放送ですか。
おまけにテイラーが説いた努力とはまるで意味の異なる努力をしているという・・・。
今日の「おはスタ」は、金と虚実にまみれた実に「おはスタ」らしい一本でした。
「おはスタ」は本当におもしろい番組だと思います。
来週の月曜日がアニメスペシャルなのが残念です。
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